豊島区千早での不用品処分と[着物の買取]、[如源 金陵の帯]

不用品の処分

古い戸建ての不用品の整理処分

写真に見えるような、店の極近くの、築50年以上の建物内の不用品の処分整理を頼まれてます。

家人の方の仕分けも殆ど終わり、後は、室内の残置物の整理が残っております。

地理的に近いのと、余裕の日数を頂いてますので、結構、気楽に引き受けさせて頂きました。

「活かせるものは、何も無いと思うので、全て捨てて下さい。お宝は無いと思うよ。」

ご依頼の豊島区千早のA様のお言葉ですが、ここから幾ら助け出せるかが私の仕事です。

一通り拝見しました。

道路から玄関まで10メートル以上の植木に囲まれた狭い石畳の通路。

木造の3階建て。狭い階段。かなりの物量。

かなり苦労しそうです。

今日は準備をさせて頂きながら、古い桐のタンスから、何枚かの着物に出会いました。

全て古くて汚れも見えます。

ホントに何も無さそうです。

古い帯が何本か、

やっと見つけたのが古い帯何本か。

中にこんな帯が見つかりました。

如源 金陵の文字が見えます。

古い

如源 金陵の帯

かなり古い帯だそうです。

平安模様のこんな刺繍帯も見つかりました。

古い帯

平安模様の古い帯

古い割には、未だ、誰かに締めてもらっても良さそうな感じです。

タンスの脇には古いアルバムもたくさん見えます。

アルバムの中からどなたかが覗いてるような雰囲気です。

時折、古いカーテンが、風もなく揺れたりします。

電気もつかず、何の音もない、古い部屋。

今にも鳴りそうな、埃をかぶった柱時計。

こいう環境での一人での作業。

私は嫌いではありません。

こいう雰囲気で思いの物と出会った事が何度かあります。

しかしこちらの現場、A様が仰った通り思いの物に出会うのはしんどそうです。

お宝とは程遠い雰囲気です。

何かとの出会いを胸に明日から三日間、頑張らせて頂きます。