94歳のお母様からの、着物と古銭の買取。

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失礼ですけど、お年、幾つか聞いてもいいですか?
私?94歳よ。
えーっ、ウソでしょう!!!
もう着ないのよ、よ言われて出された着物に目を通しましたが、思うような金額を提示できません。
これは幾らかになるの?と出されたのが、造幣局発行の、プルーフ貨幣セット。
10点くらいありました。後は聖徳太子の一万円が1枚、伊藤博文の1000円札2枚、岩倉具視の500円札が何枚か。
私もお年を聞いた以上、出来る限りの金額で、買い取らせて頂きました。
入れて下さった、日本茶が又おいしいんです。お茶菓子までつけて頂いて。
お茶を頂く間に、私もつい自分の母の年とか、今の母の健康状態が口から出てしまいました。
それを聞いた94歳のお母様、これ、持って行ってと、チョコレートと、ご自分がしたためた、書き物を一枚。
私も今まで、買取に出向いて、94歳の女性から、お土産を頂くのは初めてです。
夜さっそく、母に届けました。母を看ている妹は、中身の分からぬ、書かれた文字のうまさに、感激をしてました。
階段の2階の奥にあるお部屋にお一人でお住まいでした。
私はこの年齢にして、ここでお一人で生活されてる現実に驚きます。
普段から、和服だそうです、お部屋は整然、感動、感心、感激のお母様でした。
大変有難う御座いました。

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お願いしてカメラの前に立って頂きました。