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港区南青山で買取の版画との出会い。竹久夢二の版画でした。

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新しい発想に出会うに

場所と雰囲気を変えることにより、新しい発想に出会えるようになり、すべての仕事にプラスの結果をもたらすそうです。
ご立派な知事様の貴重なお言葉です。

週末には必ず、知事様が訪れると言う神奈川湯河原。
新しい発想との出会いを求める多くの忠実な都民の方々で、
緑の湯河原は今頃、廃ガスの湯河原になっているんではと心配です。
それ位今日の私の街は静かです。閑散としてます。
曇り空に黒いカラスが一羽飛んでます。
一生懸命動くのは、何時もの宅配のお兄様。
横の酒屋さん、向かいの居酒屋さん、隣のスナック。
どちらの軒先にも白い連休のお知らせ。
羨ましい限りです。
ゴールデンウィークにはとうの昔に見切りをつけられた私は、お店の奥で一人、品物整理です。
そこで今日はこんな美人と出会えました。

夢二の版画に出会いました

夢二の版画が出てきました。
確か二年前の夏頃、港区南青山で出会った記憶があります。
可哀想にそれから二年間、お店の奥のくらい倉庫でじっと待ってたんですね。陽の目に出会うのを。
8枚組の内、3枚が足らず、そのまま忘れられて居たようです。
その中の二枚です。
柳湯と、逃げた小鳥

夢二の版画

夢二の版画 柳湯

夢二の版画

夢二の版画 逃げた小鳥

二人ともこの世に生まれ、100年位は経ってると思います。
愁いに包まれたモダンでロマンチックな女性たち。
愁と苦悩に囲まれて孤独な一生を送ったという夢二。
そんな夢二と自分の人生なんかを重ねて、一瞬、ロマンの世界のドアを開けようかという時、テレビの画面からは、神戸の方からの悲惨な叫び。
時も場所も関係なく伝えられる最近の悲劇。
ロマンに浸るいとまも有りません。
久しぶりにこの世を見た100年前の美女たち、どんな気持ちでしょう。
曇り空の静かな私の街に眼を向けると、どこからか聴こえるカラスの啼声。
行楽地にお出かけの多くの方々、素晴らしい発想に出会い、休み明けの生活に、是非、多くのプラスのあらん事をお祈り致します。

 

こんな近くに夢二の版画

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お店の近く、千川2丁目のG様からお電話がありました。
昨年の夏頃不用品の処分でお世話になりました。
今回お邪魔してみると遺品の整理でした。
恐らくいずれか、解体される定めの2階の一室に一塊の整理品の山。

その中の処分に回される山の中に夢二の版画集が一冊。ほかの不要の額達と一緒に、いつか整理される運命でした。
私に見つけられた、悠悠堂出版製の夢二の版画集。8枚セットのうち3枚が欠品であったのが心残りでしたが、私には気分の良い出会いでした。

買入れ本舗では、有名作家の版画から、錦絵、木版画、リトグラフ等の買取りを行っております。

間違ってお捨てにならないで下さい。版画等の整理処分売却の時はぜひ、買入れ本舗まで。

 

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