豊島区、雑司ヶ谷の遺品整理でシャネルのバッグ

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押入れの上の天袋に、長い間置かれたままの、埃だらけの毛布、シーツ類の箱の山。
開けられたあとは無く、箱の上には埃だらけの宅配便のシールが貼られたまま。
何年くらい経った物かはっきり見えませんが、昭和の物は確実、30年は過ぎた物達ばかり。
ご両親が亡くなられ、家を売却することになり、そこに残る、遺品の整理の御依頼で、今日は豊島区の雑司ヶ谷にやって参りました。
都電の荒川線の線路を過ぎた静かな住宅街の中の一軒です。
庭に咲く桜の大木が見事でした。
築60年くらいとの事で、壊すには惜しいガラス戸や建具が目に入りますがそれらは依頼品では無いので、横目で見ながら、ひたすら、荷物のの整理。
残念なことに、骨董品類、掛軸等はすでに整理をなさってしまったとの事。
売却で受け取った金額を聴いて、なぜかその業者がうらやましくなりました。
私たちは今日6人で2トン車2台分以上の殆ど不用品の処分作業でした。
その中で先程の箱達の中から見つけた一つが此のシャネルのバッグです。

箱の古さも気に入りましたが、中身の以外にしっかりした顔つきも気に入りました。いまでも立派に活躍のシリーズの一点でした。

お母様が50年程前、よく、フランスに行かれたそうです。
他の品々と同じくほぼ無償で頂きました。
豊島区雑司ヶ谷のM様、今日は有難う御座いました。

シャネルも昔は控えめだったんだなと思いました。
シャネルのロゴがバッグの表で無く、内側に有りました。
こんな風に….