古い釣り竿やリールなど釣道具をまとめて買取|世田谷区新町の都営住宅にて不用品処分
梅雨時期とは思えないほど、
夏本番さながらの晴天が続いた6月前半。
しかしながら関東・甲信越地方は例年より1週間遅く梅雨入りに突入しました。
その影響もあり、買取現場では高温多湿の状態で、行く先々で玉のような汗を額に浮かべながら、老体にムチ打って頑張ってます(笑)
世田谷区の都営住宅にて不用品処分のご依頼
そんな本日は、世田谷区新町で不用品処分のご依頼。
久々に訪れる新町はなんとなく昔の雰囲気漂う個人的に好きな町。お隣の桜新町がサザエさん発祥の地というのも懐かしさを促します。
一方通行を思わせる細い道を走りつつ、やや古くなったカーナビが示すのは新町にある築60年と思われる都営住宅でした。
当然ながらエレベーターなどはなく、お部屋のある4階まで若干バテ気味に昇り、やっとのことでお部屋前へ到着。
昔ながらのインターホンをプッシュすれば、「木村さん?」と元気なお声。
これまた年季の入った玄関ドアを開けると、にこやかな笑みをうかべた、わたしよりも明らかに先輩のご夫婦にお出迎え頂きました。
リビングへご案内頂くと、奥様がご用意して下さった氷が入った麦茶、そのお供に芋羊羹。暑さで移動だけで疲れた精神を解きほぐしてくれる演出に徐々に元気が戻ってきます。
なんでも昭和39年の東京オリンピックの時入居されたとの事。60年近く、今のお住いに住まわれているそうです。
「おたくのチラシを見てから、携帯電話でホームぺージを見て連絡したんよ」
今回のご縁は筆不精な私のブログを呼んで下さったそうで、今回はお部屋のスペースを取ってしまっている不用品の処分のご依頼です。
着物や食器類が敷き詰められたお部屋
なんだかんだ30分近く世間話をしてから、リビングとは別の和室のお部屋へ連れていかれました。
そこには無造作に段ボールなどが置かれていて、足の踏み場に若干困る程でした。でも、こういう雰囲気は結構好きなんです、私。
しかしながら、じっくりと部屋の中にあるアイテム達を品定めしましたが、なかなか良い出会いがありません。
着物や古い食器もあるにはありましたが、ちょっとお値段を出すには難しい物ばかり。
古い釣り道具との出会い
すると旦那様が
「釣竿は買ってもらえるの?」
と、別の部屋から古そうな釣り道具を出してくださいました。
なんでも旦那様の若い頃は釣りに没頭されていたんだそうです。
古い釣り竿、小物等は、人の血が通った、とても大切な物のひとつの様な気がします。物に出会い、作られた姿を見る度、それを完成させた多くの人たちの、気概、誇りを感じます。
拝見させて頂くと、釣り竿は大きな傷や割れも無く、
使用が困難なものはありません。
Pennのリールも故障しておらず、修復の形跡も無し。
その当時、普段から釣具の手入れをしっかりとしてきれいな状態を保たれていた事もあり、併せて保存状態もそれなりに良い感じでした。
今回は釣り道具に関してだけまとめての査定となりましたが、着物や食器に関しては残念ながら処分品として引き取ることに。
その影響で、私の車両は買取対象外のアイテム達で埋め尽くされましたが、ご夫婦お二人は
「思い出深い物があったりして、なかなか片付ける踏ん切りがつかなかったけど、これで胸のつかえがとれたよ、木村さん。ありがとね!」
と旦那様。
奥様も「私たちも大分年をとっちゃったし、少しづつ整理していきたかったの。それとね‥」
「私たちが東京オリンピック開催の年に入居して、1年遅れちゃったけど2度目の東京オリンピックでしょ。なんとなく家も心もスッキリさせたかったの」
とおっしゃって頂きました。
東京オリンピックに不思議と節目を迎える世田谷区新町のT夫婦、また何かしらあったらお気軽に連絡くださいね。
今回は呼んでくれてありがとうございました!
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