【文京区本駒込】六義園近くのマンションにて空き家整理・不用品処分と買取|5年ぶりに開いた思い出の部屋
目次
「中を見るのもつらくて…」空き家になっていたご実家の片付け相談
「両親が亡くなってから、もう何年もそのままで……」
少し寂しげなお声でそう話されたのは、文京区本駒込にあるマンションにお住まいだったご両親の息子さん。
ご実家の売却を控え、残された家財を整理したいとのご相談です。
「中を見るのもつらくてね、気づいたら5年も経ってしまいました。」
そんなお言葉に、「ゆっくりで大丈夫ですよ。大切なものは一緒に見極めましょう」とお答えして、伺う日を決めました。
現地の様子と作業の流れ
そのマンションは六義園の木々を見下ろせる、
静かな住宅地の一角に佇んでました。
玄関を開けた瞬間、長く閉ざされていた空気がゆっくりと動き出すような感覚がありました。長年やっていると、このような”気配”を感じることがあるんです。
お部屋には、衣類・布団・小物・古い家電製品などがそのままの状態で残されており、スタッフ3名で一点ずつ仕分け作業を開始。

再利用できるものと廃棄物を丁寧に分けながら、搬出時も床や壁を傷つけないよう慎重に運び出していきます。
ちなみに電化製品はすべて年式が古く、
再販が難しいため残念ながら買取対象外。
しかしながら、「これまでの生活の名残をひとつひとつ片づける」ことに重きを置き、気持ちの整理も含めて丁寧に進めさせていただきました。

最終的には2トントラック2台で約5時間。
空になった部屋を見つめながら、
M様は少し肩の力が抜けたように微笑まれ、
「こんなに早く終わると思いませんでした。しかも、思いのほか安くて助かりました。」
「ありがとうございます。ちょっとでもご負担を減らせたならうれしいです。きっとご両親もお部屋が片付いてホッとされていると思いますよ。」
ゆっくりと、そしてじっくりと静かに部屋を見渡しながら「やっと気持ちの整理がつきました」とおっしゃいました。
再利用や買取が可能なものがあれば「きちんと査定」
今回のご依頼は不用品処分と片付けが中心でしたが、当店では、整理の途中で見つかったお品の中に再利用や買取が可能なものがあれば、その場で丁寧に査定いたします。
贈答品や日用品、雑貨類など、種類を問わず確認を行い、まだ使えるもの・価値のあるものはできる限り活かす方針です。
「これは捨てるしかないかな」と思われるお品でも、一度拝見させていただくことで、新たな価値が見つかることもあります。
片付けと査定を同時に進めることで、お客様のご負担を減らしながら、無駄のない整理を心がけております。
査定を終えて|「大切にしてくれる方へ渡るなら安心」と笑顔で
今回のご依頼では買取こそありませんでしたが、M様が片付けの最後に「両親の荷物を見てもらえてホッとしました」と微笑まれたのが印象的でした。
作業を終えてお部屋を確認いただいたあと、
玄関先で少し立ち話をしました。
「部屋の中が明るくなりましたね。やっとこの家と向き合えた気がします。」
「長い間そのままだった分、いろいろな思いが詰まっていたと思います。今日で一区切りですね。」
「いやぁ、本当に…。父と母もきっと喜んでいると思います。」
その言葉に込められた穏やかな気持ちが印象的で、
こちらまで胸が温かくなりました。
物の価値だけでなく、“気持ちの整理”の一助になれたことが、何よりの励みです。
品物を通じてご家族の記憶に触れるたび、
私もまた学ばせていただいてます。
このような不用品処分のご相談も承ります
- ご実家や空き家に残された家具・家電・日用品
- 長年しまったままの衣類や贈答品
- 引っ越しや建て替えに伴う大量の不用品
今回のご依頼では処分が中心でしたが、当店ではこのような生活用品・家財道具の片付けや撤去も幅広く承っております。
「自分では手をつけられない量になってしまった」
「どこから片付けていいかわからない」
そんなお悩みの現場でも、スタッフが一点ずつ丁寧に仕分けを行い、再利用できるものはリユースへ、処分が必要なものは適切に搬出・廃棄いたします。
不用品の量や状態にかかわらず、お客様のご要望に合わせて最適な方法をご提案いたします。
どうぞ安心してご相談ください。
鑑定士のひとこと
長年住まわれた部屋を片付けることは、単なる“作業”ではなく、“人生の整理”でもあります。
今回の本駒込の現場では、M様のご両親の暮らしぶりや思い出が随所に感じられ、その一つひとつを大切に扱わせていただきました。
このたびはご依頼、誠にありがとうございました。
またどこかで、思い出のお手伝いができれば幸いです。








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