世田谷区新町での【万年筆の買取】、【モンブランの買取】。

, , ,

「今日は夜阿波踊りで表に出れないのよ!」
「えーっ!!、もうそんな時期なんですか?」
「そうなのっ!」
大塚方面から一週間に一度ほど、重そうな自転車に乗って、店に寄って下さるS様が、近所の生鮮市場で買い込んだ、大量の食品を抱えて、例によって、紙パックのトマトジュースを一本持って、店にいらっしゃいました。
私も以前、大塚の阿波踊りに顔を出した事が有ります。
コメントするとすれば、大変大がかりで、立派な物でした。
私は一回で十分でした。
お近くの方々はご苦労様です。

「これ、飲んでね」
いつものようにトマトジュースを頂きながら、しばしの世間談義。
私は此の時間が結構好きなんです。
S様は、昭和5年生まれでお一人で住んでます。
大塚からうちの店まで、自転車でこられるだけで私は感激です。
私は、お母さんと呼んでます。
「人生なんてね、思い通りになるのは一つも無いの。私は今一人だからいいけど、生きていくのに、大変な世の中になっちゃったわねー。」
戦争を体験されて、現在お一人で生活の女性の言葉、大変重みが有り、いつも勉強させて頂いてます。

世間話に花が咲き始めたころ、「今日中に見て欲しい物が有るんだけど。」
世田谷区の新町からの買取依頼が入りました。
何と無くけだるい暑さの残る環七を一路世田谷へ。
電話のお声が何故か耳に残ります。
とても御高齢の男性の方でした。
かなり古めのガラスの引き戸の玄関から一回のお部屋に通されました。

よくある話でした。
私に買取できる物は何もありませんでした。
電話で、古い時計と、古いオーディオが有ると聞いて出かけてきた私が
哀れです。

感激した事が一つ。
今月中に、ご近所に引っ越されるそうなんです。
部屋の中には引っ越し用の段ボールが多数。
「こっちへ来て見て」と細くて音の鳴る木造の階段を後から2階へ。
偶に前の足が滑って落ちそうになります。
毎日ここでの生活を思うだけで、私の足は竦みそうです。
やっと上がったお2階で、汗だくになって見つけ出したのが、昭和のころの欅の机の引き出しに残った此の万年筆達。
息子さんの物だったらしいんですが何故そこに残ってたのかは教えて下さいませんでした。
荷物を抱えながら、落ちないように下に降りると、白いエプロンの小柄な奥様がいらっしゃいました。手には少し古めの当店のチラシ。
有りがたい事です。
万年筆のお代をお支払いしながら、「お年聞いてもいいですか?」と聞いてみました。
「86だよ。」、、、
横の奥様にも訪ねてみました。
「私は、80なの。」
もうすぐ壊すといわれた築50年は過ぎたと思われる、所々壊れた緑の垣根に囲まれたお住まいを後にしながら、店に残したS様のお元気なお顔が目に浮かびました。
店に戻るとS様の姿は有りませんでした。
お元気に帰られたと思います。
万年筆の中に何本かのモンブランを見つけました。

モンブランの買取

モンブランの買取

それほど古い物でも無く高価な物では有りませんでしたが私には嬉しい出会いでした。
相変わらず暑い日の出会いでした。
大塚のS様、世田谷区新町のN様、有難う御座いました。

 

, ,

猛暑とか熱中症とか、つい今しがたまで、世の中がそんな言葉にうずもれていたかと思うと、暦を見れば早8月の20日の表示。
遠い昔で有れば、夏休みの宿題に追われ右往左往していたころの自分の姿がが懐かしく思える自分に出会え、何か安心します。
遥か遠くに目を遣れば何かきな臭く、近くに焦点を合わせると何やら気が重く、甲子園のグラウンドに青春を賭けて来た若者達には何と無く気の毒な雰囲気の今年の日本の夏です。
何と無くスカッとしません、。早く爽やかな秋の訪れが待ち遠しくてたまりません。
今月中に引っ越されるすそうです。
今日訪ねた、新宿区西早稲田のW様。暑い中ご苦労様です。
この場所にこんなに歴史の有る都営の集合住宅が有るのを知りませんでした。
新目白通りに接し、すぐ横には有名なシティホテル、南に向かえばすぐ、早稲田の門。
毎日の通過地点です。
矢張り、築40年から50年の物件、そちらにお住まいの方の家具とか家電製品は殆どが買取が不可能なケースが少なく有りません。
何とか安く処分できる方法を考えて下さるようにお願いしました。
9階でした。かなりしんどいと思います。

今日呼んで下さったW様、お年は、50代の中間くらい、彫の深い何と無くエキゾチックな香りのする日焼けした顔のとてもスタイルの良い奥様でした。
始めてこの建物に呼んで頂いたお礼を申し上げながら、私の眼は勝手にお部屋のリサーチです。
そんな私の目に留まったのが、先程お断りした桐の和ダンスの上に見えた小さな桐箱です。
明けて出てきたのが、写真の香炉でした。

古い香炉の買取

古い香炉

間口が広く奥の浅い私には、この香炉の出自が定かでありません。
W様もさっぱりわかりません。この建物には旦那様のお父様が住んでらしたとの事。
近々引っ越しで、不用になる可能性が高いとの事。
横に有った銀杯一つと一緒に目いっぱい買わせて頂きました。

開けて見ました。
きな臭さは一つも感じません。
とても古さを感じさせてくれる可愛い香炉でした。
この一物の過去の足取りを確かめるのが私の楽しみなんです。
素敵な香炉を頂いた西早稲田のとても素敵なW様本日は有難う御座いました。

文京区目白台で、【人形の買取】、【ジョゼッペ アルマーニ】の買取でした。

, ,

「おじさん、この子達、何とかなりませんか?」
一瞬ムッとしながらも、一生懸命、私が買えそうな物を探してくれてる、ピンクのTシャツの、私よりは遥かに若い、今日のご依頼者の、文京区目白台の、とてもかわいらしい奥様、M様のお言葉にいとも簡単に応じた結果、お連れしましたのがこちらの人形達。
古さと名前では、欲しがる人がいるアイテムですが、残念ながら、よほどのマニアで無い限り、今では余り人気の無い、綺麗で可愛い人形たちでした。
「タンスを見て欲しいんですけど、、」
昨日夕方、可愛いお声の此の御依頼で、文京区の目白台の瀟洒な少し古めの一軒家に、今日の昼過ぎお邪魔した私。
依頼されたタンスという物は残念ながら、買取は不可能でした。
約30年ほど前の、婚礼3点セット、府中家具のタグが見えます。
当時はかなり高価な物でした。
然し今、私達は殆ど、手を出しません。
手間の割に行き場を探すのに一苦労です。
お互いに、タンスはあきらめた所に、横のガラスケースに居た此の人形達にお声がかかった次第です。
ジョゼッペ アルマーニのフィギュア3体が一緒に居りました。

ジョゼッペ アルマーニのフィギュア

ジョゼッペ アルマーニのフィギュア

多分、アルマーニが居なければ、私とは会えなかったかも知れません。
買えば高価な物ですが、現在私達が買えるお値段を申し上げました。
あくまでも可愛らしい、M様の可愛らしい御返事で、一緒に連れて帰る事になりました。
建物の売却とかでとてもお忙しそうだった、文京区目白台の、とても可愛らしいM様、お忙しい中、暑い中、胸にしみる、冷たくて、とても甘い、アイスコーヒー有難う御座いました。

東京の豊島区南池袋で、【中国花瓶】の買取でした。

, , ,

何と無く近づきにくくなりました。東京豊島区の池袋。
たまたま呼ばれたのが、池袋の東口。
ナビの通りにハンドルを握ります。
目の前に何と無く無機質な巨大な建物、見上げると最上階は殆ど雲の中。豊島区の新庁舎でした。
呼ばれた所はたまたま区役所から道一本離れた10階建てのマンションの9階部分。
御蔭さまで、新庁舎の駐車場を使わせて頂きました。
ついでに出来て間もない綺麗なトイレも使わせて頂きました。
古い庁舎を知る私には、隔世の感です。
トイレを済ませ、庁舎を見ながら、目的のM様のお宅へ。
長い間この仕事をしてますと、何でこの物と、今日ここで出会うんだろうという事がしばしば有ります。

「着物と、桐のタンスを見てくれますか?」
という御依頼でお邪魔いたしました。
目ぼしいというか、私の欲しい着物は殆ど有りません。
最近よく有るパターンです。
桐のタンスは多分高価なものだと思います。
9階からタンス一棹を下ろすのにかかる手間を考えると、最近、、私達の手では殆どお手伝いが難しくなってます。
その辺はM様に納得して頂きました。
何と無く困惑と、淋しげなM様の横顔。
連れて帰る着物をまとめてるときに目に着いたのが、北欧風の古いサイドボードの上に一人佇む此の花瓶。

おじい様の持ち物でした。
私が欲しいなら売って下さるとのこと。
一生懸命買わせて頂きました。
かすかな夢の有る花瓶です。

中国宣徳花瓶の買取

中国宣徳花瓶

朝の涼しさが又いつもの暑さに戻ってました。
夢の有る花瓶と出会えた東京池袋の夏の一日でした。
最後の一言、豊島区の新庁舎、今日始めて行ってみました。
駐車場とトイレしか見てません。親切さが足りない気がしましたなんとなく。
頑張って下さい、池袋!

文京区千駄木での洋酒の買取、サントリー インペリアルの買取

,

外は夏、街は盆休、店は閑散、在庫品の整理中、文京区から一本の電話。
千駄木の2丁目、不忍通りから少し折れた所の、ブロック塀に囲まれた二階建ての静かなお宅の玄関に、お電話主のF様が、うちわを煽ぎながら待っていらっしゃいました。
「こっちへ来てよ」と、呼ばれたのは、玄関を入ってすぐの地下への階段。
かなり狭い、コンクリートのたたきの階段です。照明は有りません。
何度か足元を取られました。
「これ持って行ってよ」
地下室に置かれた本棚の、ガラス越しに見える、洋酒のラベル。
殆どが当時のお中元、お歳暮、頂き物の類。
昭和60年前後の品物です。
F様は見た所、60歳前後、御本人の30歳のころの品物達です。
御父上のお取引の上で頂いたものの、今日まで、30年前後の間、こちらでひそかに年月を重ねた物だそうです。
当時の日本の景気の長閑さが垣間見えます。
長年の間、ひっそりと、日本の消費に貢献して呉れました。
世の中にはこの手の物が少なく有りません。
建物の整理の都合上、また、お近くに必要とされる方がいらっしゃらないという事で、私に、役目が回ってまいりました。
有りがたい事です。
全部で写真の5倍くらいは有りました。
ただ、これはと、評価出来る物が少ないのです。
やっと探し当てたのが此の一本です。
サントリーインペリアルです。
かなり古い物ですが中身もほぼ十分です。
これに出会えて一安心です。好きな人がいるんです。

サントリー インペリアルの買取

サントリー インペリアルの買取

狭い階段を何回往復したのかわかりません。
例のごとく、私の体は汗まみれ。
F様は2時間近く、うちわを煽ぎながら、待ってて下さいました。
帰り際、支払いを終わった後、気難しそうなF様が眼鏡の奥で笑って下さり、ほっとしました。有難う御座いました。

新宿区の買取、【錫の茶托】の買取

, ,

豊島区から新宿区に入った辺りの山手通り沿い、長年、走るたびに目にする、交差点際の高台の住宅が有ります。
今日はそちらに呼ばれました。
此の角は何回通り過ぎてるかわかりません。
呼ばれたのは今日が初めてです。
まず階段を15段ほど上がって玄関です。そこからまた2階建ての住宅が始まります。
お願いされた桐のタンス、欅の古い水屋等は、無くなくお断りさせて頂きました。
近いうちに引っ越されるそうです。暑い中ご苦労様です。
お話を伺ううちに、例の通り私の額からは汗の塊、背中から腰までは、もうすぐずぶぬれです。
苦労して上がってきた階段です。
何としても手ぶらでは帰れません。
ちょっと硬めの押入れの襖を必死で開けました。
お稽古用の抹茶茶碗が七つ、評価の出来ない古い掛軸が5本。
必要無いと仰るので、頂くことになりました。
茶碗を動かすとその奥に出てきたのがこの茶托です。
矢張り御不用とのこと。
旦那様に、階段下まで、荷物の下しの手伝いをお願いしました。
快いお返事を頂き私も快い買取金額を提示して、快く頂戴する事が出来ました。
とても優しそうな旦那さま、とても仲のよさそうな御夫婦様でした。
羨ましくなるような。
此の茶托が、ここに有る由来は不明だとの事です。
こういう品物は、いつも出会いたいと思っている品物の一つです。
出会えると幸せを感じます。
会いたい人とか、会いたい物には、簡単に会う事は出来ません。
会えた時の喜びはひとしおです。
私はこの程度の出会いで、喜びと、感激です。

古い錫の茶托の買取

古い錫の茶托の買取

古い錫製の茶托でした。
かなり使われてます。
いつの頃、どのような方が、此の茶托でお茶を嗜んだのか、素敵な物は夢を見させてくれます。
古さの有る、重さの有る、冷たさの有る、古い灰色の錫の茶托を眺め、ひと時の涼しさを味わいました。
殆どお盆休みに入った、チョッと静かな、東京、新宿区の買取でした。
遠くに鳴く、ツクツクボウシの鳴声が何故か耳に心地よい夏の一日でした。

板橋区赤塚での、【中国茶器】の買取

,

いつもこの時期には同じような音と、言葉に出会います。
蝉の声、花火の音に盆踊り、甲子園の歓声、鐘の音、終戦。
蝉の声もやがてアブラゼミからツクツクボウシに、蜩へ。
そしてやがて、街の角に流れる祭りの囃子。
昨日と今日、青い空を遮る灰色の雲が、自然の理を教えるようで、感服納得安心致しました。
また秋が来るという安心。
ほっとしました何か。昨日今日。
暦の立秋を自然が、忘れないでいてくれた事が。
残暑から晩夏へ。
厳しい暑さの残る今日、私は、押し入れの襖の前で、いつものように独りで奮闘。
見つけ出しました。
河井誓徳、安東五、池順鐸。
箱に出会った瞬間の一瞬の喜び。
残念なことに全て花瓶です。
以前はこの手の物に出会うと、少しは感動が有りました。
この辺りの人気が昔のように戻って欲しい物です。

その中で見つけたのが一つの中国茶器。

中国茶器の買取

中国茶器の買取

最近はこのような一品が、ささやかな夢を与えてくれます。
前回お邪魔しました板橋区赤塚のS様のお宅です。
気持ち良く譲って頂きました。
荷物を積み込む私の背中に、アブラゼミの合唱。
垣根に咲く淡いピンクの花は芙蓉の花でしょうか。
ほほを過ぎる風に何と無く涼しさが。
そんな板橋区赤塚の一場面でした。

港区南青山の【掛軸の買取】。【川端龍子の掛軸】。

, ,

「この山はどちらの山ですか?」
玄関に掛けられた大きさ8号くらいの額に収まった西日に輝く雄大な山の写真に思わず足が止まりました。
「鳥海山なの。」
「へーっ、どうしてなんですか?」
「主人の田舎、秋田なんです。写真が好きで。」

昨日伺えなかった、南青山のO様のお宅にお邪魔いたしました。
垣根も塀も無く、道路からすぐ玄関、私の好きなロケーションです。
車を止めると足元にアブラゼミが一匹空を向いたまま黙ってます。
そういえば、暑さの割には蝉の声が少ない様な気がします、今年の夏は。

スリッパに替えると、テーブルの上には一杯の麦茶が待っててくれました。
有りがたい事です。
桐のタンスは丁重にお断り致しました。
着物はタンス一棹から、大島、単衣など、10着ほど、頂きました。
床の間に箱に入った掛軸が2本。
旦那さまが大切にしてた物だそうです。
最近ではそんなに売れる物では無いと思ってたそうです。
その通りなんです。
骨董品の中でも掛軸ほど、見向きもされなくなったアイテムは有りません。特に最近。
然し、よく見ると一本は川端龍子の作品でした。
一時かなり高価で取引されました。誰でも欲しがりました。
今では時たま、悲惨な光景も目にします。

値段によっては、手放しても良いというお話です。

私も若いころ、鳥海山の麓の海辺を歩いた記憶が有ります。
確か、象潟という街でした。
西日に輝く、日本海の美しい海の姿が記憶に残ってます。

何故か今日、ここで出会った川端龍子。

川端龍子の買取

川端龍子の買取

日本海の青い海を思いながら、私も目いっぱい、奮発してみました。
帰り際のO様の優しい笑顔、私の心に一抹の不安。
そんな夏の買取日記でした。

板橋区赤塚で、骨董品の買取。

, ,

肩を痛めてからは、整形外科に通い、リハビリを受けるのが店の休日、火曜日の日課になりました。
日課になって結構過ぎました。
「今日で5回目になります。」
ヒアルロンサンの注射です。
「もう5回ですかー?。。。」 肩に打たれてます。
実を言いますと、内心、その注射の効果に疑心が生じてました。
「所で、木村さんって、カルテの年齢に間違い無いんですかー?」
黒縁の眼鏡のオカッパの丸顔の担当の女性が、足を一歩引きながら、私に尋ねます。
「?」「どういう事ですか?」
「いや、チョッと、」
私が年相応に見えないらしいんです。
正直、見渡したところ、私は若い方の患者かも知れません。
「もっと年上か?それとも?」
「カルテの年齢よりはるかにお若く見えるもんですから。。。」
そういう言葉はも少し早めに聞きたいものです。
この間の治療の効果に疑心の私は、内心、通院も暫く様子を見ようと思ってました。

簡単です。
終わってみると、盆休みの次の火曜日の予約が、済んでました。
病気とか怪我には実はこんな簡単な言葉が、薬とか治療よりもはるかに効果が有るのかも知れません。
黒い眼鏡の、名前は分かりませんが、担当様の言葉に、痛い肩が喜んでます。

今日はもう一つうれしい話。
板橋区赤塚でお会いしたS様、有難う御座いました。
年齢も私と同じくらいの男性の方です。
手の中の当店のチラシは5年前の物でした。
それで私を呼んで下さり、多分、父上が大事にされたものだと思います。
私の好みにぴったりの、箱の入った骨董品類を、私の提示の金額でお譲り頂きました。
私の好きな物が何点か有りました。
七宝で彩られた、銀製のこの酒器は古さが有りとても気に入ってます。

七宝仕上げの銀の酒器

七宝仕上げの銀の酒器

暑い中、何時間もお付き合い頂き、冷たいお茶まで頂き、安普請のしもた屋見たいな、当店のホームページにお褒めの言葉まで頂き、大変感謝いたしております。
今まで、女性の方から、励まされた事は何度か有りましたが、S様の様な、男性の方からのお褒めのお言葉、大変感激しております。
今日も暑さは半端じゃありませんでした。
水風呂から上がった後の冷たいビール、しばし、暑さを忘れさせてくれました。
整形外科の黒い眼鏡の方、板橋区赤塚のS様、有難う御座いました。

豊島区長崎と渋谷区広尾での買取でした。

, ,

今日の答え、それは此の生ビールのジョッキ二つです。
こんな日も良く有ります。
一軒目の御誘いは、店の前のお酒安売り店にしょっちゅう寄ってらっしゃる、御近所、長崎4丁目の、40年以上営業中のラーメン屋の親父さんです。
「釣竿が有るけど見てくんない?」
親父さんの顔につられて、営業時間前のラーメン屋さんの前で見せてもらった、船釣り用の竿が5本。
はっきりと申し上げました。「御免なさい」と。
小さなお店でもこの手のお願いは切れる事が有りません。
いいことばかりは有りません。感謝です。
2件目は期待してました。
向かう所は渋谷区広尾の2丁目。
「着物、ブランド食器、絵画、古い家具を査定して買って欲しい。」
場所柄と、品物の内容、うちの店にはA級の御誘いです。
迎えて下さいましたのは、素敵なおばさまお二人と、多分、それぞれの娘さまお二人。
私の経験上、2名様以上の女性を前にした時は、話がうまく収まった事は有りません。
今回もその通り。
まず、私に出会いたい品物に巡り合えません。
期待しすぎた自分を責めます。
時折、これはという物に出会ったとしてもお値段が合いません。
品物達は、4階建ての、エレベーターの無い建物の、屋上のプレハブの物置の中に有りました。5階部分です、階段の。
仕事に忠実たれという欲望よりは、出来るだけ早く、自分の肉体を解放してあげたい欲求。
4階の屋上、太陽に近い分、仕事の慾よりは肉体の欲求が優先します。
うまく切り抜ける事が出来ました。
店に戻り、水風呂を浴び、同行した、うちの山ちゃんと飛び込んだ近所の居酒屋で出会った、生ビールのジョッキが二つ。

今日出会った生ビール

今日出会った生ビール

今日はこれに出会うための一日でした。
明日に乾杯です。