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事務所の片付け・整理に伴う胸像などの買取|中央区日本橋の某事務所にて不用品の片付け・整理

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背の高いビルディングの下、
スタイリッシュなビジネスマンが足早に行き交ってます。

いつぶりでしょうか、
日本橋を訪れたのは…。

私自身、あまり縁のない土地なので、
なんとなくソワソワしちゃいます(笑)

目を疑ってしまうような金額が掲示してあるコインパーキングを探しながら、街並みを眺めれば眺めるほど輝いてる感じです、この日本橋という街は。

やっとこ見つけたコインパーキング。

車の顔ぶれはベンツやレンジローバーなど、殆どが輸入車と思われます。駐車の際、高級車に触れないよういつもよりも慎重に車を停めて、いざご依頼者様の元へ。

事務所閉鎖前の片付け・買取のご依頼

そんな町のいかにも輝いている一画にぽつんと佇んでいる古いビルが本日の仕事場です。

事務所のドアを開けた瞬間、そこは外のキラキラした感じとは違う、なんとなく昭和の趣のある室内。

年の候、私と同じくらいの方でしょうか「連絡させて頂いた〇〇です」とお名刺を頂戴しました。

お話をお伺いすると年内いっぱいで事務所を閉鎖されるとの事。

「事務所の片付けと整理をしていて、何かしら買い取って頂けそうな物があったらお願いしたい」

との事でお声がけ頂いております。

事務所内はある程度片付けられているようで、思っていたより雑然としておらず、ご自身で売れる見込みがありそうなアイテムを一カ所にまとめてある状態でした。

そこには絵画や掛け軸、その他、海外の贈答品などがありましたが、どれも骨董品と呼べるような古時代のものでなく、正直なところ査定が難しいものばかり…。

そんな中、ひときわ大きくて目立つ胸像と目が合いました。

今まで出会った中では最大級のサイズで銅像で、裏側を見てみると昭和30年の書き込みがありました。

しかしながら、この手の作品の買取の場合、
お値段の提示に非常に苦労します。

高名な作者の作品以外は買取が難しいのが現実で、資源としての再利用となってしまうことは免れません。

社長に差し入れして頂いたペットボトルのお茶を飲んでも、中々、喉の渇きがとれません。

写真のほかにもあと何点か有りましたが、なかなか評価が高いアイテムとの出会いがありませんでしたが、お値段の方、何とか折り合いを付けて頂きました。

ほかにも輝く物達、沢山拝見いたしましたが、
今回はこれだけにして頂きました。

申し訳ありませんでした、社長。

途中からコインパーキングの金額が気になり、足早にコインパーキングへ向かって清算をしたところ、目ん玉が飛び出そうな金額に。致し方ありません。

車内に乗り込み、ルームミラーを覗き込むと私をじっと見つめる銅像の視線が気になります。

「君、私をどこに連れていくのかね?」と言わんばかりの、無言のオーラを背に浴びながら、中央区日本橋を後にすることに致しました。

お声がけ頂きました社長、
この度はありがとうございました。

最後に拝見したアンティークのロレックスやタグホイヤー、また再会できたら何よりです。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、有名作家の版画から、錦絵、木版画、リトグラフ等の買取りを行っております。

間違ってお捨てにならないで下さい。

買取が可能なものは積極的に、一生懸命に買わせて頂きます。

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電話番号は、0120-5394-55です。

日本橋人形町で帯留の買取

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日本橋人形町で帯留の買取

日本橋人形町。

私の好きな街の一つです。

甘酒横丁から直ぐの処に、20年位お付き合いの方がおります。

そのO様から、久々にお声がかかりました。
素敵なお姉さまです。

古い物が出て来たんだけど見に来て!

ということで、久々に秋の深まった、
静かな街並みを訪れました。

静かなお部屋でじっくりと拝見させて頂いたのが、写真の帯留とか、象牙の根付、鼈甲、珊瑚の小物達でした。

珊瑚と翡翠の帯留

珊瑚と翡翠の帯留

帯留は、金は勿論、珊瑚、翡翠の使われた私の好きな物達でした。

一生懸命拝見した後、
お値段をお告げしました。

『貴方を信じてます。』

の一言で、どれほど私がうれしかったやら。

もう一つ嬉しかったのが、そばでじっと眺めていた息子さんの口から、私の姿が、以前お邪魔した時よりも元気そうに見えるということでした。

最近、体のあちこちに、古さを覚える身にはとてもうれしい言葉でした。

来るたびに感じます。
路地の奥に見える、昔からの古さが、静かに変わりゆく人形町。

人形町のO様、本日は有難うございました。

帯留・珊瑚・鼈甲などの買取はお任せ下さい

買入れ本舗では、古い帯留は勿論、珊瑚、鼈甲製品など、昔からの装飾品や小物の買取に力を入れております。

お電話お待ちいたします。0120-5394-55まで。

ブロンズ(青銅)で作られた個人の胸像を引き取り|中央区日本橋にて銅像の買取

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内堀通りから大手門の交差点を右折、混雑する永代通りをゆっくり進み、八重洲一丁目を左折したなんとなく昭和の趣のある場所。

 

今日は日本橋に来てます。

 

この東京の真ん中に来るといつも悩むのが、車両をどこに駐車できるかという事。

最初の関門なんです。

コインパーキングを探しながら、町全体を眺めれば眺めるほど、
なんとなく街が輝いてる感じです。

私どもが拠点にしてる、豊島区より1.5倍は高いだろうと思われるパーキングに泣く泣く車を置いて、徒歩で歩くこと3分くらいでしょうか。

立派なガレージから覗く、車の顔は殆どが外国製と思われ、人の手がコンスタントに行き届いてるであろう、和風庭園風のお庭を潜り抜け、一軒のお宅にお邪魔いたしました。

これは日本橋だからなんでしょうか、
玄関のドアが開いた瞬間から、全てが輝いてる感じを受けました。

丁度この時間帯は西日が非常に眩しい時間帯というのも影響したんでしょうか。

昔マルコポーロが

 

「黄金の国ジパング」

 

と形容した表現がぴったりな、そんなお住いにご案内頂いたのは、
これまた輝きのある奥様です。


無名作家の彫刻品の数々

そんな奥様に案内して頂いたのが、彫刻品の山。
また、玄関には無造作に置かれた大小の作品達。

亡くなったお父様が、その当時無名の現代作家の作品を収集するのが趣味だったそうです。

しかし、大成した作家の物があれば言う事無しなんですけど、この手の作品の買取査定の場合、お値段の提示に非常に苦労するんです。

査定中に気を利かせた奥様に出して頂いた温かい緑茶を飲んでも中々、
喉の渇きがとれません。

わたしも申し上げずらかったんですが、今回のものはちょっと査定が難しい旨をお伝えしたんですが、このわたしに何とかしてほしいとの一点張り。


ブロンズで作られた個人の胸像との出会い

ブロンズ(青銅)で作られた個人の胸像

そんな中、奥様に2階へご案内頂き

「これはどうなんでしょうか」

と出して頂いたのが写真の胸像です。

恐らく個人の方の銅像でしょうか。

よくよく話を聞いてみると、お父様は某企業の創業者だったんだそうです。たくさんの方に見ていただく機会のある大切な胸像という事でメンテナンスもしっかりされてる模様です。


私なりに奮発した査定

先ほどの作者不明の彫刻品と違って、制作に大変な技術とコストのかかるブロンズ像は、無名作家であってもある程度の査定が出来る美術品なんです。

日本人の誰もが知る東大寺の

「奈良の大仏」や、

エジプトカイロ博物館に収蔵されている

「第6王朝ペピ1世の像」

も、ブロンズ像の一種ですよね。

日本のみならず世界の歴史とも大きく影響する美術品カテゴリに入るので、先ほどの作品達とは評価が雲泥の差。

この銅像のほかにも、数点の銅製品が何点か有ります。

お値段の方も、前述した査定対象にならない品々と合わせて何とか折り合いを付けさせて頂きました。

ほかにも持って行ってもらいたいという物達、時間の許す限り沢山拝見いたしました。が、今回はこれだけにして頂きました。

申し訳ありませんでした。


ブロンズ像など美術品の買取りは強化中

今日は、この凛々しい顔の銅像に睨まれながら、日本橋を後にすることに致しました。

日本橋の、とても素敵な奥様、
本日は有難う御座いました。

買入本舗では、今回のようなブロンズ像などの買取実績も豊富です。
お気軽にお電話くださればと思います。

倉庫整理中に出会った「小松均」の作品|中央区日本橋で木版画の買取

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日々のこなさなければいけない業務の数々。

なんとなく忙しかった私は、ちょっと気分の転換が必要だと感じてました。

ある脳科学者が

「場所と雰囲気を変えることにより、新しい発想が芽生え、すべての仕事にプラスの作用をもたらす」

そんなことを小耳にはさんだとことがあります。

 

中央区日本橋に倉庫の整理・片付け

中央区日本橋

気分を転換するには、いつもと違う街並みに身を置くのもしかり。今日のお客様からの出張依頼の場所は東京のど真ん中。

わたしの気分を盛り上げてくれるには、うってつけの場所です。

この町はすれ違う人も、そして車も気品を感じるというか。私が住んでる町とは、一味ちあう風情を感じるこの場所は、好きな街のひとつです。

お伺いしたのは、中央区日本橋。

自宅を売却されるにあたり、敷地内にある倉庫を整理して欲しいという依頼です。

 

倉庫内で小松均の作品との出会い

そして私は薄暗い倉庫の中で、まだ初秋の暑さの残る中、額に汗をつたわせつつ、一人、品物整理です。

そこで今日はこんな”大和撫子”との出会いがありました。

暗い倉庫内の、ずいぶん昔に組まれたと思われる木製の棚の上に額がひとつ。

小松均の版画です。

私の記憶が確かなら3年前の丁度今頃、小松均作の別の版画を新宿の神楽坂で出会った記憶が蘇りました。

あれから3年、久々の出会いでのちょっとした興奮により、さらに額からの汗が滴り、いったん倉庫から出て、少し大きめの深呼吸。

人が滅多に入らない暗い倉庫の奥のでじっと待ってたんですね。

初秋の澄んだ陽の目に出会うのを。

 

小松均の版画

この子も、この世に生まれ、かなりの年月が経ってると思います。

小松均と言えば、別名「仙境の画人」と言われるほどの人物。

京都近郊の大原に住み、大原の風景を題材にした作品を多数残してますが、最終的には「文部大臣賞」を受賞するなど数々の功績を残してます。

「写実を尽くして写実を捨てろ、しぜんを追求して自然を離れろ」

この思いを胸に、墨線による表現を模索し力強い独自の作風を確立していったのが特徴なんです。

小松により、命を吹き込まれたこの版画の女性は、久しぶりにこの世を見てどんな気持ちでしょう。

 

思い切った査定

倉庫の整理も終わり、依頼を頂いた奥様とお茶を飲みながら小休憩。それとなく、私が一番気になっていた版画の話をすると

「持って行って下さい。早めに色々な整理をなくちゃならないの」

売却が決まり、その後の解体などの予定が、間もなく迫ってるとのことでした。

私も大分奮発させて頂き、引き取らせて頂きましたが、後から「ちょっと頑張りすぎたかな」と少しだけ後悔。

しかし奥様は満面の笑み。

仕事を多くこなしてればこんなことは良くある、と自分を慰めて(笑)

 

良く晴れた夕空に、風で流れる大きな雲がひとつ。

そいうえば、8月の雲は遠目に積乱雲とわかる渦を巻いたような雲が多かったんですが。

もう終わるんですね、夏が。

四季の移り変わりが年々早く感じる今日このごろ。

日々の業務ですこしだけ刺激が欲しかった私は、この日本橋の1コマで普段の私に戻れた気がします。

 

木版画などの引き取りはお任せください

今回のような小松均などの作品はコレクターの中でも今も根強い人気を保っております。

買入れ本舗では、東京都内近郊での、著名な作者の作品の買取に力を入れております。