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月は十六夜、【豊島区雑司ヶ谷】の、【御簾の買取】

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秋の夜長のこんな夜の、所謂、トレンドワードは、一六夜かなと思って探ってみた物のとんでもない、雅治君と一恵君とのめでた話でした。
まん丸お月さまには罪なお二方。
思いがかなう人と、そうではない方と。

手持ちのカメラで写した今宵の満月。
はっきり見えぬ所がまたいいかもと自分に、言い聞かせたりして。

今日の昼の日射しは、矢張り此の地球の秋の素晴らしさを再認識させてくれるような、素晴らしい、太陽からの贈り物でした。
御蔭さまで、久しぶりの暑さです。

そんな暑さの中、今日の午後、豊島区の雑司ヶ谷にお邪魔いたしました。
雑司ヶ谷墓地の緑と歴史が目と鼻の先のとても静かな住宅地。
表札のかかった門構えを見ながら、私達は、たまには身がすくんだり、心が躍る時が有ります。
まさしく今日のお宅、重くて、大きく、古そうな木戸の門を開けて頂き、一歩中に足を踏み入れ、石畳に足をおろしたた瞬間、身と心が一瞬、呼吸を止めました。
昭和の前から引き継がれたと思われる鬱蒼とした太い幹の木立、家の外壁は茅の様な感じで、ケミカルな、デジタルな雰囲気は一つも目に入りません。
外は太陽が元気ですが、こちらはすっかり夕闇の世界。
今日、私を呼んで頂いた、D様は、こちらに、昭和の頃から住んで来られたそうです。羨ましい限りです。
住まいの中の不用な物の整理で呼ばれました。
私が気に入ったのが此の御簾です。ぎょれんとも呼ばれてます。

御簾

御簾

御簾

御簾

桐の箱に四点納められてました。
この御簾の過去、ここで私が出会ったいきさつはわかりませんが、こんな御簾を通して、どんな方がどんな月を眺めたろうかと、思いが行く、今日の豊島区雑司ヶ谷の買取でした。
とても知的なD様御夫婦、本日は有難うございました。
月はすっかり雲に隠れました。
おやすみなさい。