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表情豊かなブロンズの置物を買取|新宿区西新宿にて遺品の買取。

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久々に西新宿に呼ばれました。

コロナの影響もあり、新宿でさえ遠く感じるようになった今日この頃。

いつ来てもこの街特有の、背の高いビルディングの雰囲気には圧倒されます。

マスクを付けながら携帯を片手に足早に歩くビジネスマン。「タイムイズマネーこそが大都会の中心で生きる術」と言わんばかりのオーラを放ってます。

そんな野心あふれる若者を横目に私が向かったのが、山手通り沿いのマンション。

この14階がホームページをご覧になってお声がけくださったF様宅です。

お医者様だった父上の遺品整理

厳かな雰囲気の玄関のピンポンを鳴らします。

迎えて下さったのは、
ごく普通の物静かな奥様。

恐らく60代半ばと思われる方とお見受けしました。
背筋がピンとしているのが印象的。

「こないだの大きな地震があったでしょ?それで手付かずだった父の遺品を整理したいと思ったの」

事の成り行きを伺うと、父上はお医者様をされていたそうで、書斎とされていたお部屋には大量の古本、そして生前大事にされていたコレクション品がそのままの状態になっているとの事。

その書斎にご案内頂くと、実にお医者さんらしい整ったお部屋で、物の置き方すべてに意味がありそうな、そんな厳粛なイメージさえありました。

まずは、本棚にギッシリと入っている古本をみさせて頂きましたが、残念ながら評価を付けるのが難しいものばかり。

その他のコレクションと思われる民芸品や骨董品、押し入れに入っていた贈答品等はめぼしいものがいくつか。

ブロンズの置物を査定

そんな中、私の目を引いたのが写真のブロンズ彫刻たち。

古くもなく、
骨董でもない。

でもなんとなく惹きつけられるブロンズ作品。

箱もなく埃にまみれてましたが、欠損や錆もあまりみられずコンディションは上々。他のものと併せて買わせていただきました。

一通りの仕事が終わると、「お茶でも如何ですか?」とのお誘い。嬉しかったんですが、このような時期です。やんわりとお断りさせていただき、西新宿を後にしました。

Fさま、この度はお声がけ頂き、
ありがとうございました。

大切に遺品の整理をいたします

買入れ本舗では、あらゆる遺品、大切に買い取らせて頂きます。

量の多少にかかわらず、お電話お待ち申し上げます。

電話番号は、0120-5394-55です。

観音菩薩の仏像や彫刻を買取|豊島区南長崎のアパートにて置物の出張買取

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日差しが目に眩しい初夏の候。

緊急事態宣言が明けてから、少しずつ出張買取で外に出る頻度も多くなってきました。

しかし今日は暑い‥。

朝から30℃近くなっており、殆ども風もなく、
まるで真夏のような錯覚に陥ってしまいそう。

額から止めどなく流れる汗を、持参したお気に入りのタオルで拭きながら、今日のお客様、豊島区南長崎のM様のお宅へ。

スマホを片手にGoogleマップで指定された住所を眺めながら辿り着いたのが木造の古いアパート。

「ごめんね重たいものだから来てもらっちゃって」

非常に腰の低い、私よりもちょっと年上かと思われる奥様が出迎えて下さいました。

仏像や彫刻品の買取

今回は、亡くなった旦那様の遺品である置物を買取って欲しいとのご依頼。

早速、その対象物があるお部屋へご案内頂くと入った瞬間、何かに見られている視線を感じました。

その正体は様々な種類の仏像や彫刻たちの目線でした(笑)

高さ1メートルはくだらないだろう観音菩薩の姿も。
しかし、どれも優しそうなお顔です。

その他にも東南アジア風の彫刻がちらほら見受けられました。

東南アジア風の彫刻

お伺いすると生前の旦那様が彫刻をご趣味にされていたそうで、展覧会に出品したりお寺に奉納したりされていたそうでかなり本格的と推測できました。

心苦しくも捨てるしか無いとお考えだったそうですが、私なりにそれなりの査定をさせて頂き、私を見つめる仏像を連れて帰ることにしました。

本来なら連れて帰れない彫刻もありましたが、奥様の状況を踏まえて、クルマの後部座席に座ってもらいました。

捨てらる前にお伺い出来て良かったです、思わぬ出会いを作って下さったM様、有難う御座いました。

遺品整理・生前整理に伴う不用品の出張買取ならお任せ下さい

買入れ本舗では、遺品整理や生前整理などお部屋の片付けに伴う出張買取の実績が豊富です。

買取が可能なものは積極的に、
一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。

どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

信楽焼の狸(たぬき)との出会い|新宿区百人町にて置物の買取

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職安通りと大久保通りの間の、
風情が残る細い路地。

先の買取案件で、飯田橋から大久保通を経由して新宿区百人町へやって参りました。

今回のご依頼主であるM様からお電話を頂いたのが、今週の月曜日のこと。

「ねえ、不用品とかって買ってくれんの?」

言葉の節々に感じられる下町の名残のある話し方。

お話を伺うと三代続いた建具屋さんで、後継者問題など様々な問題が解決せず、お店を閉めることになったんだとか。

周りは多数の外国人

その理由のひとつを、実際にお店にお伺いしたときにやっと理解できました。

周辺には中国系のオーナーが営んでいると思われる店舗が多数。まるで我々日本人の方が少ないような感覚すら感じます。

「こんなんじゃ商売あがったりだよ、住んでらんないよ!」

長年の不満が募っているのでしょう、

お出迎え頂いた私よりもちょっと先輩と思われる奥様が、まくしたてるようにこの町の現状を語ってくれました。

奥様の知っている店舗さんも、撤退を余儀なくされているんだそうです。

店舗兼自宅での買取品捜索

奥様のお話を伺っておよそ30分は経過したでしょうか。

腕時計に目を配り、そろそろスタートしたいという合図を送り、作業を開始。

築40年は優に超えるであろう店舗兼自宅の中はやや雑然としてましたが、そこには何かを期待させる雰囲気がありました。

しかし‥。
世の中、うまくきませんねぇ(笑)

洋服、着物、古本も人形全てダメ‥。

時間をかけてじっくりと確認させてもらいましたが、買取れそうなものが殆どありません。

玄関に並んでいた設楽焼の狸(たぬき)

そんな中、玄関で何やら視線を感じます。

振り向くと、複数の狸(たぬき)たちが、
大きな目で私を見てます。

設楽焼の狸(たぬき)

「お願い、おいら達も連れてって」

そんな声が聞こえたような錯覚を覚えるほど、何か訴えてくるものがありました、この狸たちには。

どうしても助けたいという気持ちにかられてしまい、買取させて頂くことに。

「この狸は設楽焼でね。玄関にずっと置いてたから、連れてってくれて助かるよ」

そんなお言葉をM様から頂戴しました。

ちなみにM様、
戦後生まれだそうです。

まだまだお元気そうなお姿を見ると、なんとかお店を続けて欲しいものですが、進撃を続ける外国人の店が台頭して、難しい状況なのは私も理解できます。

時代の流れは、時に残酷なものですね‥。

百人町のM様、この度は呼んで頂きありがとうございました。

古い置物や人形の買取ならお任せください

買入れ本舗では、店舗閉鎖に伴い不要になった物など積極的に買取させて頂きます。

古い物や、新しい物、置物など、場合によっては思わぬ高額で買取できる品物があったことも多々ございます。

お電話お待ち申し上げます。

電話番号は、0120-539-455です。