明治期に作られた無名異焼の煎茶道具などを買取|東京都文京区千駄木にて不用品の買取
東京都内を覆う分厚い雲。
およそ2年半ぶりに「大雪警報」が気象庁より発表されました。
交通網をマヒさせてしまう程の大雪の可能性がある中、私は文京区に車を走らせます。
もちろんタイヤはノーマル。
殆どの通行人がダウンジャケットを羽織り、
この冬一番の寒さを物語ります。
運転しながら「まだ降るなよ」と呪文のように何度もつぶやきながら、大塚から千石を抜けてお客様が住まう千駄木へ無事に到着。
千駄木小学校の裏のひっそりと佇む、木造のお住まいがお声がけ頂いたM様邸です。
お住いの売却に伴う不用品買取のご依頼
お住まいの売却に伴い、3月中に家財全ての整理をなさるとの事。
去年の秋頃、知人の紹介でご縁が繋がったM様、
歳は私より幾分若い女性の方です。
お部屋の中を一通り拝見すると、かなり古い木造のお住まい。
天井からぶら下がるガラスの照明に、幾つか気をひかれる物が有りました。
庭には頭の無い石灯籠とか、
焼き物の割れた水瓶とか。
更に敷地内には小さなプレハブの物置が有りました。
やっとのこと開けてみたら棚の一番下から、なんとなく雰囲気のある煎茶道具を発見。
取り出してみると、著名な佐渡の窯元で作られた無名異焼の煎茶道具でした。
明治期の物でしたが、傷や変色、破損も殆ど見受けられず、保存状態も良好。
お稽古用ではなく観賞用として保有されていたと思われます。
M様にお尋ねすると、
御本人も御不用とのこと。
最近この手の物を欲しがる方が少なくなりました。他に有った物は何年か前に全て売却処分をなさったそうです。
この時代に残しておくよりは、その当時に手放したのは賢明な判断だったと思います。
今回は一つだけでしたが頂くことになりました。
お部屋に戻って頂いた、温かいコーヒー。
窓からは細かい雪がちらつき始めました。
室内に目線を戻すと、立派な食器棚に古い洋食器が有りました。
マイセンとかコペンハーゲンとか、バカラのグラスとか、これらが高く評価出来れば、お互いにもっと良い条件になりそうな、そんな文京区千駄木の出会いでした。
あらかたの買取作業が完了し、車に戻るころには雪が容赦なく降ってました。
あっと言う間に
一面銀世界になったのは何時ぶりでしょうか?
時刻は午後16時。
帰宅ラッシュと大雪の影響は気が遠くなるほどの渋滞を引き起こしていました。これで予定していた銭湯もお預けです(笑)
文京区千駄木のM様、本日はお呼びいただきまして誠に有難うございました。
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