引っ越しに伴う古い人形など買取|東京都渋谷区広尾にて不用品の片付け・整理

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容赦なく照りつける太陽光線を浴びつつ、軽い渋滞を起こしていた明治通りを右折。

日本赤十字大学方面に向かう道すがら、
目線の先に蜃気楼のようなモヤッとした感じが本日の暑さを物語ります。

車内の外気温度計は38度をマーク。

ここまで暑くなることが分かっていれば、今日の不用品片付けの依頼は別の日にリスケジュールしたことでしょう。

渋谷区広尾にて引っ越しに伴う不用品の整理と買取

本日の仕事場は渋谷区広尾の閑静な住宅街。

「今月末に引っ越し予定なの。出来れば早めに来てほしいのだけど」

とのお電話を先週頂戴し、出来る限り前倒しの予定をご提案し、M様との日時の折り合いが付き作業を承ることになりました。

お伺いしたのは、恐らく築年数が40年近く経っていると思われる中背のマンション。付近に高層マンションが囲まれていることも影響して、なんとなく小さく見えるのは目の錯覚でしょう。

さて、お出迎え頂いたのは70代くらいと思われるご夫婦です。

室内は引っ越し間近を思わせるように大きいサイズの段ボールなどが準備されていて、ご夫婦が忙しく室内を移動している状態でした。

「あっちに持っていかれないけど、捨てるのが忍びないものをお譲りしたいと思いまして」

額に汗を浮かべながら旦那様が私にペットボトルのお茶をご用意下さり、しばしの談笑。

「元々は群馬県の出身でね。縁あって親戚が所有していた空き家をリフォームして住むことにしたんです」

とのこと。

30年以上住まわれていたお住まいという事で、先月から片付けを進めているものの、なかなか進まない事もあって私に声をかけて下さったそうです。

それ以上は詳しいことは聞かずに必要の無い物の中で、お値段の付きそうな物達を頂くことになりました。

家具や食器を中心に民芸品や雑貨など。

割と状態は良かったのですが、そこまで歴史が古いアイテムではなく査定が渋めになってしまうのは致し方ありません。

リカちゃん人形やバービー人形との出会い

そんな中で私の興味がそそられたのが、奥様が趣味で集められていたという昔の人形たちです。

バービー人形やリカちゃん人形などが数多く揃ってました。

しかも上々のコンディション。

とても綺麗な状態だったので、
恐らく早い段階で欲しい人が現れそうな気がします。

他にも贈答品など頂きましたが、殆どこの人形のお値段の割合を占める買取となりました。

「あっちは全国でも有数の酷暑地域だけど、それでもこっち(東京)よりも全然涼しいからね。あとは緑が綺麗!」

不用品の整理に目星がつき、お代をお渡ししながら引っ越し後のライフスタイルをお話されるご夫婦がとても幸せそうに見え、この暑さで上昇していた体温が少し和らいだ感じがしました。

無事に買取が終わり、荷台に品物を積み込んでから運転席に入るや否や、そこはもはやサウナ状態に。

その瞬間今日の予定が決まりました。

行きつけの銭湯で汗を流し、うまいビールを飲むと心に決めて渋谷区広尾のM様邸を後にしました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の不用品処分・遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

古い時代の外国紙幣などをまとめて買取|渋谷区恵比寿にて古銭などの不用品買取

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渋谷区恵比寿にて、亡くなったご両親の遺品整理、および買取のお手伝いをいたしました。

閑静な住宅地のお宅での査定に、私自身少し場違いな感じがするほどの場所。

「生前、旅行が趣味だった両親だったので思い出の品がこんなに沢山。なかなか捨てるに忍びなくて木村さんに来てもらったんです」

ご案内頂いたお部屋は本棚というか書斎というか、とにかく本だらけのお部屋。

お父様、生前は某小学校の校長先生だったとの事です。

おびただしい本の数。更には海外で購入されたと思われる民芸品がいたるところに置いてありました。

しかしながら査定するには厳しいアイテムが殆ど。

それでも呼んでいただいたご恩に報いるため、いくつかの工芸品、そして写真の外国紙幣を買いました。

「こんなもので買ってもらえるんだ」

現行紙幣でないので評価はむずかしいものの、額面にして数万円で交換させて頂きました。

まだこれ以外にも、有るかも知れないという事です。

私もそう思います。

また是非呼んでほしいものです。

渋谷区恵比寿のA様、有難う御座いました。

大切に遺品の整理をいたします

買入れ本舗では、あらゆる遺品、大切に買い取らせて頂きます。

量の多少にかかわらず、お電話お待ち申し上げます。

電話番号は、0120-5394-55です。

リカちゃん人形・バービー人形の買取|渋谷区広尾にて不用品整理に伴う人形の引き取り

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「木村さん、それは年のせいだよ」

そう言われるのは百も承知ですが、体の至るところから様々な叫び声が聞こえます(笑)

特に ここ最近は右膝と腰に重たい違和感が現れる始末…。

行きつけの整形外科の先生は、
年のせいでおさめようとしてます。

そんな”満身創痍”の中、当店のホームページをご覧になった方から1本の電話。

「あのさ、こんな時期でアレなんだけど、色々と不用品の整理をしたくて」

ちょっと急ぎ気味のようで、
なるべく早めにとの緊急オファーです。

渋谷区広尾にてコレクション品の整理・処分

”軋む肉体”になんとか鞭を打って、まん延防止重点措置の影響でいつもより閑散としている山手通りを経由して渋谷区広尾へ。

ご指定の住所に伺うと、恐らく築年数は50年を超えていると思われる古い木造アパート。

古いタイプのインターフォンを押すと玄関ドアが開き、マスクを2重に付けたご夫婦が私を迎えてくれました。

「ごめんね、こんな時代だから玄関先で良いかしら?」

こちらは問題ないことを告げ、事前に準備されたと思われる段ボールに入った不用品を見させて頂きました。

奥様の趣味として収集されていたものが多く、その中にはリカちゃん人形やバービー人形も。

リカちゃん人形

すると私の目の前でお二人が何やら言い争いがスタート。

奥様「これねぇ、どうしようか迷ってるの」
旦那様「いらねぇよ、早く捨てちまいな!」
奥様「いや、そんなこと言ったってねぇ」
旦那様「持ってくだけ荷物になるんだから、引き取って貰えって!」

私の目の前で軽い押し問答が展開されてましたが、最終的には置いておいてもスペースをとってしまうだけ、という結論になり、ほかの不用品と併せてまとめて買取させて頂きました。

すると旦那様が、

「これでスッキリ。いやあね、今月末に夫婦揃って介護施設に入居することになっててさ。簡単に捨てられねぇ物をうまく処分できないか悩んでたの」

そんなお話を皮切りに30分ほどの雑談に花が咲きました。

おふたり、神奈川県の温泉の出る施設へ行かれるそうです。

全てに、愛と、夢と、時間とがたっぷりと感じられるアイテムばかり。

しかしながら、今回の不用品に関してはあまり評価が出来ず、足りないところはご勘弁下さい。

私は、お金にもお宝にも変えられない、素晴らしい出会いに巡り合えたと思っております。

渋谷区広尾のR様、この度はお声がけ頂きまして
ありがとうございました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

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古い百科事典など古書を買取|渋谷区猿楽町にて古本の引き取り

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「名古屋から行くんだけどさ、何とかならない?」

電話口では聞きなれない名古屋弁がこだましてます。

昨年、お亡くなりになった叔母様の荷物を片付けてほしいとの事で、先週あたまにお問い合わせ頂いたこちらの案件。

今回のお客様、当店のリピーターのお客様の遠い親戚にあたるそうで、その方からのご紹介でした。

亡くなった叔母様が住まれていたお部屋の片づけ作業

そして、本日、名古屋から新幹線で東京に来られて、叔母様のお住まいがある渋谷区猿楽町の、旧山手通りから程なく喫茶店で待ち合わせ。

余談ですが、最近、50歳前後のお客様に良く呼ばれます。殆どが 遺品の整理です。

今日のS様もやはり50歳前後だとお見受けしました。

「ここも大分変わっちゃったわよねぇ~」

そんな昔の思い出話を皮切りに、亡くなった叔母様との思い出話を聞かせて頂きました。

「あっ、こんな雑談している場合じゃないんだ(笑)それでね、明日帰るんだけど、電話で話した通りそれまでに片づけて欲しいのよ」

そんなわけで、この喫茶店から歩いてほどなくのマンションへ。

築50年は超えているであろう古いマンション。

こちらの1室が叔母様のお住まいとの事。

古い百科事典や食器の買取査定

室内に入ると思っていた以上に煩雑な状況ではありません。生前の叔母様は綺麗好きだったとのお話も頷けます。

そのような状況も手伝って、片付け作業は割と早めに進みました。

片付け中はノリタケの古い食器、そして写真のような古い本が目につきました。

その中のひとつがこちらの百科事典。

比較的コンディションが良かったものの、現在のリユース市場のニーズにマッチせず、残念ながら買取は出来ません…。

しかしながら、長い間、日の目を見る事無く、押入れの奥に押し込まれて埃にまみれた様々な物達をこのまま放っておけません。

S様と、叔母様の生前の御趣味等をうかがいながら、他に残された食器を何点か、美術関係の書籍を段ボールに2箱程頂きながら、納得の金額で査定させて頂き、最終的な片付け費用に充てさせて頂きました。

2日にわたって行った叔母様のお部屋の片付け。

思ってもいないような思い出の品々もあり、ご依頼いただいたS様も大変喜んで頂きました。

「やっぱり木村さんに頼んで良かった。思い残すことなく名古屋に帰れるわ」

と一言。

最後に昨日 待ち合わせした喫茶店でS様の好きなコーヒーフロートにお付き合いしてから、渋谷駅までお見送りさせて頂きました。

「新幹線、コロナで凄く空いてるのよ。ある意味、快適かも(笑)」

という無邪気な笑顔を残して、
お別れました。

S様、そしてご紹介頂きご縁を作ってくださった中野区のT様、
この度はありがとうございました。

大切に遺品の整理をいたします

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アンソニア・ユンハンスなどアンティーク調の掛時計を買取|渋谷区富ヶ谷にて遺品整理に伴う古時計の買取

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渋谷区、に有りました。古い掛け時計。

今日は新年早々、
渋谷区の富ヶ谷に来てます。

古い付き合いの不動産屋さんの、懇意にしている営業マンのT君から、

「木村さん、いい物があるか分からないけど、良かったら行ってみる?」

と勧められたのが、今日のお客様。

感染予防・ソーシャルディスタンスを徹底した出張買取

代々木公園からほどなく、ほどよく手入れされた和庭が印象的な平屋の古いお宅でした。

ご依頼頂きました奥様はおよそ80歳くらいの、小柄な方。

足があまり良くないとの事で、座敷の座イスに座ったままでお話がスタート。

本来であれば新型コロナの変異株「オミクロン」の流行を受けて、玄関先でスピーディーに買取査定をさせて頂こうと思ってましたが、「ちょっと話もしたいから…」という奥様たってご要望で、茶の間になりました。

当然、ソーシャルディスタンスをキープしながら。

お話をお伺いすると、いずれお住まいを先ほどのT君に頼んで、整理する予定だそうです。

ただし、亡くなった旦那様の思い入れのあるご遺品だけは簡単に処分できないとの事で、私を呼んで下さったとの事。

亡くなったご主人が愛してやまなかった柱時計の買取査定

その亡くなったご主人様は、昔から読書するのが楽しみだったそうで、

「あの人の、生前の書斎の中はこだわりのコレクション品が溢れかえっていたのよ」

と奥様。

しかしながら、5年前に亡くなった際に、ある程度のアイテムは売ってしまったとの事でしたが、この古時計に関しては形見としてあえて残されていたそうです。

早速、見させて頂くと、アンソニア、そしてユンハンスの柱時計でした。

海外を代表する時計メーカー。

明治から大正にかけて、これらの海外メーカーが今のセイコーなど日本の時計メーカーが模倣すべきお手本となりました。

私好みのアイテムであることは言うまでもありません。

コンディション的には、非常に大切に扱われていたようで、当時オリジナルの状態が保たれており、それなりの評価に。

お代を差し上げると、「いいの?こんなにもらって」と、ほほに両手をあて、大げさなくらい、喜んでくれました。

奥様の喜びもさることながら、私の喜びもひとしおです。

「ちょっとまって、玄関まで行くから」

という計らいを制止し、茶の間で本日の御礼を伝え、木枯らしの吹きすさぶ渋谷区富ヶ谷を後にしました。

ご縁を運んでくださった不動産屋のT君、

そして旦那様の想いでのコレクション品を気持ちよく譲ってくださった奥様、本日は有難う御座いました。

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昭和レトロな古いオーディオ機器の買取|東京都渋谷区富ヶ谷にて遺品整理に伴う贈答品買取

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お見積りであれ買取であれ、見知らぬお宅へ呼ばれるのが好きで今の仕事をやっているといっても過言ではありません。

渋谷区富ヶ谷、築60年は経過している思われる鉄骨のアパートに本日お呼ばれしました。

角度のある共用階段を上がり、初めてのお宅の玄関口で靴を脱がさせて頂き、スリッパをお借りしてから、私の仕事のスタートです。

しかしながら コロナ禍である以上、どちらにお邪魔しても申し訳なくなります。

立ち退きにより解体が予定されるアパートにて遺品整理

こちらのアパート、立ち退きに伴い間もなく解体予定との事。

解体工事までの期限がある故にお問い合わせ頂いた50代の息子様から「父の遺品を整理したいが、大量にあるため困っている」と、忙しいそうな雰囲気でお問い合わせ頂きました。

部屋へ入ると、連絡頂いた50代の息子様、そしてそのお母様がいらっしいました。

予めご用意頂いた熱い緑茶と、芋羊羹を食べながら亡くなった旦那様のお話に。

お仕事の関係で贈答品を頂くケースが多く、その殆どがご遺品として旦那様の部屋に保管してあるとの事で、専門家である私に見てほしいとの事でした。

何が有るのか詳しくは聞きません。

スリッパのまま、畳の部屋に呼ばれました。ちょっと今日は寒かったのでエアコンを事前に効かせてくれていたようです。

亡くなったお父様の贈答品の買取査定

その部屋には無造作に、昭和時代のものと思われる贈答品、食器の類が畳の上に山と積まれてました。

幾つかのアイテムを見てるうちに私の額から滴る汗。

畳の上、物の上に遠慮なく垂れてしまっていたので、エアコンを切りました。

仕方なく目の前の古いタオルを一本頂きながら、捜索を続ける中でいくつかの古い、昭和レトロなオーディオ機器が数点。

サンスイの「AU-α707XR」など、昔懐かしいモノたちです。

「前にはもっとあったんだけど、この手の物が好きな知り合いにみんなあげちゃって」

仕方有りません、これは全て縁ですから。

しかしながらこのオーディオ以外でお値段等で頑張り切れないアイテムが多いなか、なんとか息子様とお母様に納得頂く金額をご提示させて頂きました。

しかし、そこからが大変です。

ボリュームのある遺品たちを階段の上り下りを繰り返しながらだった為、さすがに疲れちゃいました。

そんな季節外れの大汗をかいた私をみて二人が気を遣って下さり、ペットボトルのお茶、更には大量の栄養ドリンクの差し入れ。

有難く頂戴させて頂きました。

流行り病が気になる状況の中、お声を掛けて下さいました、渋谷区富ヶ谷のM様、有難う御座いました。

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渋谷区西原で古銭の買取。【鳳凰の百円硬貨】、【オリンピック千円硬貨】

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「私って幾つに見えます?」

沸騰したポットのお湯で、萩のお茶碗にお茶を注ぎながら、今日のお客様、Y様が、突然私に尋ねました。
茶ダンスの中の銀色の急須に見とれていた私は、一瞬、びっくりして、Y様の御顔を見返し、目と目が合いました。
今年一番寒そうな11月2日の雨の中、渋谷区西原のとても静かな、かなり古い建物にお住まいの、Y様に呼ばれました。
この界隈、とても好きな所です。静かさが好きです。
新しい建物の中に、古さをこめた家々がまばらに点在してます。
今日の冷たい雨、西原の静かさを再認識いたしました。

要件を伺いました。
建物を売却処分なさるそうです。
近いうち。
建物は叔母さまの物だったそうです。
それ以上詳しい事は私達は関知致しません。

古い家に住んでる自分がどう見えるのか私に確認したいそうなんです。
Y様。褐色の肌と黒い髪、十分お若い女性です。

これは私の業務外ですが、Y様の目元の可愛さに、私もついガードが甘くなり、「35,6才ですか?」

「私、45なのっ!」
こんな感じの楽しいやり取りが有りました。
本日の渋谷区西原のY様のお宅。
御茶をお替わりさせていただきました。

然し私が買える物は殆ど有りませんでした。

家具は古すぎて痛みがひどすぎます。

古くて良い物は既に叔母さまが処分なさったとの事。

やっと見つけたのがこの硬貨達。

先程の茶ダンスの引き出しの奥で私を待っててくれました。

鳳凰の百円硬貨とオリンピックの千円硬貨です。

他にも有りましたが取敢えず私が欲しいのはこれだけでした。

額面より多少プラスの数字で気持ち良く頂いてまいりました。

私の周りに、この手の物を欲しがる仲間が居るのです。

然し、出来ればこういう物たちは早めに手放して処分なさった方がよろしいかと思います。

今後の値上がり等は当分、望めません。

何故か私を呼んで頂いた渋谷区西原の、素敵なY様、本日はありがとうございました。

 

鬼怒川が その名の通り 牙をむき

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昼過ぎの雨の甲州街道沿いの、渋谷区幡ヶ谷、余り良い思い出の無いところです。
呼んで頂いた、M様、着物と骨董品が有るという事で、冷たい雨の中、階段で2階のお部屋にお邪魔をし、思った通りの着物、焼物を前にして、今日この頃、買取の難しくなった物達の説明を始めました。
中々、うんと言ってくれません。引越されて不用な物を処分したいと、次から次へと、私には不要な物ばかり、奥から出て来ます。
私の頭は先程から、仕方なく路上に停めた車を気にしてます。
ミンクの毛皮が出たのを機会に、「ちょっと車見て来ます。」
冷たく降る雨を通して見える、私のフロントグラスに貼られた無情の黄色いステッカー。久しぶりにやられました。ほんの一分違いでした。
お部屋に戻り、すっかりやる気の無い私に、M様、「これ買えなかったらあげるわよ。」と頂いたのが此の琉球ガラスのロックグラス。
有りがたく頂く事にしました。
ちょうどグラスを割ったばかりです。
何と無く買いたくないミンク、焼物にお金を払い、琉球グラスを抱え雨に打たれながら、車に戻り、エンジンを掛けテレビの画面を見ました。
時間はちょうど午後の2時。
鬼怒川の堤防が決壊してました。
何処を回しても同じ画面。
暫くは、目の前の、そこいらのドラマをしのぐ、自然の猛威から目を離せんでした。無情に流れる家屋に車。必死に縋る人の影。

先程嘆いた、足元に転がる、駐禁の黄色いステッカー。
先程の憤りは消えてました。自分の被害の微細さに。

昼間頂いた琉球ガラスで焼酎のロックを飲んでます。

琉球ガラスで飲む芋焼酎

琉球ガラスで飲む芋焼酎

テレビには今日の午後の情景が流れてます。
あの暑かった夏からひと月も経たぬうちに、目の前に広がる暗い画面。
この頃の様々な自然の異変に思いが行きます。
人間と自然の力比べを見ているようで。

今日の一句

鬼怒川が
その名の通り
牙をむき

お粗末でした。

 

豊島区長崎と渋谷区広尾での買取でした。

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今日の答え、それは此の生ビールのジョッキ二つです。
こんな日も良く有ります。
一軒目の御誘いは、店の前のお酒安売り店にしょっちゅう寄ってらっしゃる、御近所、長崎4丁目の、40年以上営業中のラーメン屋の親父さんです。
「釣竿が有るけど見てくんない?」
親父さんの顔につられて、営業時間前のラーメン屋さんの前で見せてもらった、船釣り用の竿が5本。
はっきりと申し上げました。「御免なさい」と。
小さなお店でもこの手のお願いは切れる事が有りません。
いいことばかりは有りません。感謝です。
2件目は期待してました。
向かう所は渋谷区広尾の2丁目。
「着物、ブランド食器、絵画、古い家具を査定して買って欲しい。」
場所柄と、品物の内容、うちの店にはA級の御誘いです。
迎えて下さいましたのは、素敵なおばさまお二人と、多分、それぞれの娘さまお二人。
私の経験上、2名様以上の女性を前にした時は、話がうまく収まった事は有りません。
今回もその通り。
まず、私に出会いたい品物に巡り合えません。
期待しすぎた自分を責めます。
時折、これはという物に出会ったとしてもお値段が合いません。
品物達は、4階建ての、エレベーターの無い建物の、屋上のプレハブの物置の中に有りました。5階部分です、階段の。
仕事に忠実たれという欲望よりは、出来るだけ早く、自分の肉体を解放してあげたい欲求。
4階の屋上、太陽に近い分、仕事の慾よりは肉体の欲求が優先します。
うまく切り抜ける事が出来ました。
店に戻り、水風呂を浴び、同行した、うちの山ちゃんと飛び込んだ近所の居酒屋で出会った、生ビールのジョッキが二つ。

今日出会った生ビール

今日出会った生ビール

今日はこれに出会うための一日でした。
明日に乾杯です。

渋谷区千駄ヶ谷で、【茶道具】の買取です。

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緑、黄色、赤の混じった、琉球ガラスで出された麦茶、一杯口にすると、喉に心地よい涼しさが流れました。
「W様は、沖縄の方ですか?」
思わず尋ねてしまいました。
「私はねー、茨城なのよ。」
「えーっ、私も茨城なんですよ。」
ひとつのガラスのコップから思わず、ふるさと談義が始まり、お互いの年齢の話まで、話が広がり、私の印象通り、W様が私より、かなりお若い方というところで話も収まり、汗も収まり、いよいよ本題の、茶道具の買取に入る事に。
玄関に掛っていた、カシニョールとブラジリエのリトグラフは残念ながら、価格が折り合いませんでした。
私も正直、今、積極的に欲しがるものでは無い事を丁寧に申し上げ御理解を頂きました。
本題の茶道具も残念ながら、高額な価格を提示できる物ではありませんでした。茶碗、釜等で、約10点ほど。
暫くは熱心にお稽古をなさったとの事、目ぼしい物は一つ二つと人の手に亘り、今はこれしかないと、返って恐縮がられてしまいました。

大と小の茶入れが気に入りました。

大きな備前の茶壺

大きな備前の茶壺

小さくて可愛い棗型の茶入れ

小さくて可愛い棗型の茶入れ

お年はそれほどでもないのに何と無く身の回りの物を大切に整理を始められるような気配が見えて、私も何と無く、目いっぱいのお値段で、買い取る事になりました。
次の整理では、着物と、アクセサリーが出てくるそうです。楽しみです。
神宮の森に近い、渋谷区千駄ヶ谷の、お上品な奥様からの買取でした。
冷たいお茶を何倍も頂きまして、有難う御座いました。