ジノリ・マイセンのプレートを買取|港区南青山にて引っ越しに伴う不用品買取

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今月、港区南青山のF様に呼ばれたのが2回目。

9月の一週目、
そして月末の本日。

70代の姉妹でお姉さまにあたるF様からのご依頼です。今日も素敵な笑顔で迎えて頂きました。

「もう使わないから引っ越し前に処分したいと思って」

今日は、前回 時間の関係で買取出来なかった食器たちを買取させて頂きました。

ジノリのプレート。

ジノリのプレート

マイセンのプレート

保存状態が良くコンディションも良い感じだったのが見て取れます。

今回も、SAEKOのエスプレッソを頂きながら、支払いを済ませながらのよもやま話。

緊急事態宣言が明日から解除されるにあたり、引っ越しが終わったら思い出の地、草津温泉でゆっくりしたい、そんな話が中心でした。

しかしながら、
今日は長居は無用。

車の周りには駐禁取り締まりの、グリーンのストライプのおじさんの姿が二つ。

急ぎ足で車に乗り込み、次のお約束の新宿方面へと進路変更。

南青山の、笑顔がチャーミングなF様姉妹、本日も有難う御座いました。

「13代柿右衛門」の鹿紅葉紋絵皿を買取|港区高輪にて不用品処分に伴う古美術品の買取

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今日の都内は最高気温22℃。
春の訪れを思わせる天候に否応なしに私の体が動きます。

どうも暖かくなると 外に出たくなるのは、もはや職業病と言わざるを得ません。

そんな青空の下、私が着いたのは13時ころ。

訪れたのは港区高輪1丁目。

築40年~50年以上住まわれたマンションが建て替え予定とのことで、今回は遺品整理を兼ねた不用品処分でお伺いさせて頂きました。

今回は、東日本大震災の年に亡くなられた旦那様が所有されていたご遺品を中心とした不用品処分。

まずは生前収集されていたという本の整理からのスタートです。

しかしながらこの手の本は到底欲しいとは言えそうもない品物達ばかり(苦笑)

私の額に薄っすらと汗が滲み始めた頃、押し入れの中から見慣れた桐の箱が2つ。

柿右衛門の箱書があります。

数の多いシリーズではあるものの、私の好きなアイテムの一つ。

十三代柿右衛門の鹿紅葉紋絵皿でした。

十三代柿右衛門の鹿紅葉紋絵皿

状態はというと汚れ、ヒビ、キズ、デザインの擦れ、欠けもほとんどなく良好な状態。

さり気なく奥様に「これもいいんですか?」と何度か確認させて頂いたんですが、これまでの片付け・整理を気に入ってくれたご様子だった為、気持ちよくお譲り頂けることに。

その他にはこれといった出会いは無かったものの、それなりに頑張って買取させて頂きました。

帰りの車は、引き取った本や不用品の重量で車のフットワークが重いの感じながら高輪を後にしました。

港区高輪のM様、今回はお呼び下さり有難うございました。

遺品整理や生前整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の、遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、
一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。

どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

バカラのイヤーグラス「2017」を買取|東京都港区三田にて贈答品の出張買取

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見渡すと近くにはオーストラリア大使館、そしてイタリア大使館。

今日は港区三田へお呼ばれです。

世界各国の大使館が集う中のいわゆる高級マンションがご依頼頂いたB様のお住い。

食器棚の整理をしていてね、捨てるに忍びないものあるので見て欲しいの

そんな電話を頂いたのが今週頭のこと。

平日は仕事だそうで、本日、日曜日の時間指定でお伺いさせて頂きました。

「暑かったでしょ?お上がりになって下さい」

迎えて下さったB様は非常に上品な雰囲気をまとった背のスッとした方。この地域に住まわれるだけの品を私でも感じることができました。

リビングのテーブルにはよく冷えていそうな緑茶と、ちょっとした水菓子がひとつ。

本日の暑さにはは有りがたい一杯です。

お茶を挟んで、B様としばしの世間談義。

私の仕事は、何年くらいやってるだの、お互い、生まれが昭和の何年だの、子供、孫の話だの、相手次第ではつい話し込んでしまうのが悪い癖です(笑)

バカラのイヤーグラスなど贈答品の査定

30分はおしゃべりしたでしょうか?

切りのよいタイミングで奥様が席を立ち、別の部屋からいくつかの贈答品と思われる箱を持ってきて私の前に並べてくださいました。

「これね貰いものなんだけど、あまり使うことがなくって」

拝見させて頂くとブランド食器としてポピュラーな人気を誇る食器たちのようです。しかし、リユース市場では流通の多いものだとあまり価値が付きづらいんです。

そんな中、贈答品の中に赤い箱のバカラのイヤーグラスが一つ見つかりました。

未使用品でした。

この年号入りのグラスは2010年頃からスタートしたはずです。

プレミアム感も出て、リユース市場でも需要のある一品。

その他にもいくつかのアイテムを査定させて頂き、それなりの買取額を提示させて頂いたのは言うまでもありません。

B様のお住いを出たのは15:00頃。

1日でも最も暑い時間帯ですが、買取したアイテムが気分を高揚させ、あまり暑さを感じませんでした。

今日も良い汗をかき心の中で「こんな買取がずっと続けばよいのに‥」と思いつつ、そうならない現実に生きていく厳しさを感じ得ます。

港区三田のB様、有難う御座いました。

お部屋の不用品片付けならお任せ下さい。

買入れ本舗では、不用品の買取は勿論、今回の様な贈答品の買取や遺品の整理にも対応させて頂きます。

お見積りだけでも結構です。

お電話お待ち申し上げます。
0120-5394-55です。

秋の気配漂う港区高輪で遺品整理中に出会ったレミーマルタン「ルイ13世Very old」の買取

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港区高輪にて遺品整理のご依頼

秋の二本榎通りに面した、かなり年季の入った木造の佇まい。

戦後の目まぐるしい復興から令和元年にいたるまで、激動の日本を静かに見守っていたんだと思わせるようなお住いにお伺いしてます、今日は。

亡くなった主人の遺品の整理も兼ねて片付けをお願いしたいの

そんなお電話を頂いたのが1週間前のこと。

うちのチラシをきっかけに、つたないこの日記をご覧頂いてお願いしようと思ったんだそうです。

50年以上こちらにお住いなっていた奥様、T様。

促されるままに茶の間に座ると、大きなテーブルにお茶と大根の煮物。

そんなおもてなしをうけながら、ちょっとした世間話に花が咲きます。色んな思い出話から、なくなった旦那様のこと、そして今回お住いを手放すに至った経緯まで。

「もうカラダにガタがきちゃってね、これから海のキレイな場所に住むのよ」

T様、神奈川県の海の見える有料老人ホームに転居されるんだそうです。

その話しぶりを見て、なんだかちょっと寂しそうな。

一瞬そんな感じがしました。

レミーマルタン「ルイ13世Very old」との出会い

気が付けば30分以上も話し込んでしまい、キリの良いタイミングで片付けをスタート。

秋の色濃い今日は過ごしやすい気温だったんですが、わたしのシャツは汗で肌にへばりついてます。

それもそのはず、
こちらのお住い、とても広いんです。

額から落ちる汗を拭きながら、心を込めて整理させて頂きました。

すると、亡くなった旦那様が使われていた和室の部屋お押し入れに、何やら期待を抱かせるような箱が押し込まれるように収納されてます。

レミーマルタンの箱

中身はレミーマルタン「ルイ13世Very old」

しかも製造よりかなりの年月が経過しているもの。

レミーマルタン「ルイ13世Very old」

生前、旦那様がとある方から頂いたものだそうです。

何でこのようなお酒が有るのか不思議でした。そのレミーマルタンを眺める私をT様が感じ取ったのでしょう。

「いいわよ、あっちに持ってけないから」

遺品整理での疲れた体の疲労が吹っ飛びました(笑)。

わたしなりに奮発して買取らせて頂いたのは言うまでもありません。

遺品整理中の思わぬ出会いに感謝感謝の日となりました。

T様、神奈川での生活、健康に留意しながら楽しまれて下さい。

今回は呼んで頂き有難う御座いました。

遺品整理やお酒などの買取はお任せ下さい

買入れ本舗では、遺品整理、不用品の処分、古いお酒の買取は得意な分野です。
どんな案件でもご相談下さい。

一生懸命対応させて頂きます。

お電話お待ち申し上げます。

電話番号は0120-5394-55です。

大正ロマンを醸し出すのアンティーク照明との出会い|東京都港区にて買取

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突然なんですが
最近思うことがあります。

「すべての物事に対して、効率を求めすぎていないか」

もしかすると、わたしのような古い人間の、凝り固まった考えかもしれませんけど(笑)

ただ、今年に入ってから風雲急で状況が変わってきましたよね。

例えば、働き方なんかは顕著に出てます。「NO残業」「既定の時間に帰社」、また月末の金曜日には「プレミアムフライデー」なるものが制定されました。

国も、無理にでも娯楽のタイミングを設け、国民ひとりひとりのお財布の紐を、必死に緩めようとしてます。

私が感じるのは、ちょっとずつ、アメリカナイズな風潮からひと昔前の日本のような状態に立ち返ってる気がするんです。いわゆる原点に戻ってるような。

なんでそう思ったか?単純な話です。

アンティーク照明の引き取り依頼

実は今日、港区の白金台にお住いのM様のお宅で、大正ロマンの雰囲気をまとった、アンティークの照明を買取ったからなんです。

平成の時代と逆行するような時代にだった大正・昭和初期。

得に大正時代は15年と非常に短かった時代にもかからわず、今もそのころの浪漫に触れたいがゆえに、このようなアンティークものを所有する方も少なくありません。

その頃って、ひとりひとりの美意識が洗練されたんでしょうね。

「チラシを見ました。照明を一度見てほしんです」
そんな電話が今週の火曜日に入りました。

どことなく上品な、電話越しに着物でも来てるんではないかと思わせる言葉尻。そんな声を聞いて、店内の接客で忙しくしていた私のテンションを鎮静してくれました。

電話の内容は、依頼者の方の母上が最近お亡くなりになり、遺品の整理をされていたとのこと。その際に、捨てるかどうするかの判断が付かなくなり、今回連絡をくれたそうなんです。

白金台の落ち着いた一軒家

白金台

場所は、白金台。

お客様宅の近くには、あの北里柴三郎の「北里大学」があります。

どことなく東京の喧騒を一瞬忘れさせてくれる場所。ちょっとの間、あたりを見渡し大きく深呼吸し、お目当てのM様のお宅へ。

「今日は、昨日よりも少し涼しいでしょう」

ありがたいお気遣いの言葉を頂き、お出迎え頂いたのは髪をきれいに結った奥様。柔和な微笑みがチャーミングな、それでいてちょっと知的な雰囲気を感じました。

お電話でも軽く伺ってましたが、奥様の母上がお亡くなりになりなったそうなんで

す。今現在も使用している家具・家電には思い入れがあり、捨てるに忍びなくどうせならプロに引き取ってほしいということです。

お部屋にある大正ロマン風の照明

照明アップ写真

さっそく、お部屋にご案内頂き、奥様が指をさされた方向を見ると、一瞬昔の時代に舞い戻ったような錯覚を感じさせる、照明がひっそりとありました。

それは、大正ロマンを思わせる、
落ち着いた光を放ってました。

その光は少しオレンジがかてっており、独特の雰囲気をその部屋に供給してます。

形状は、どことなく海を浮遊するクラゲのような。
その丸みを帯びたデザインは、一種のやさしさを感じました。

そんな照明の光を感じつつ、壁に気になる絵が。

「そこの絵画はもしかして‥。」
「竹久夢二です」

久々に見た夢二の絵画。正直照明よりもそちらに目がいっちゃてました(笑)ただ、これは今回のご依頼の対象ではなかったんですが、この照明の雰囲気で夢二の絵画を見ていたとき、あの時代にタイムスリップした感覚でした。

その後、別室にも同様のアンティーク照明があり、合わせて3点。
母上が暮らしていたとき、ずっと天井から見守っていた「主」を引き取らせて頂きました。

「お母さまの記憶の片りんを、大事に預かります」

抽象的な言葉で最後の挨拶をしたとき、奥様が出迎えていただ時の笑顔より、ちょっとだけ大きくなったような、そんな気が致しました。

帰りの車中、西日がちょうど落ちるタイミング。

その色はこのアンティーク照明を思わせるい色合い。もしかしたら先ほどのお母さまが、「照明をよろしくね」と言ってくれてたような感じがしました。

久々に、心が芯から落ち着くそんな仕事でした。

M様、この度は買入れ本舗をご用命頂きありがとうございました。

アンティーク品の引き取りはお任せください

アンティーク照明などはコレクターの中でも今も根強い人気を保っております。

買入れ本舗では、東京都内近郊での、アンティーク品の買取に力を入れております。

港区南青山で買取の版画との出会い。竹久夢二の版画でした。

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新しい発想に出会うに

場所と雰囲気を変えることにより、新しい発想に出会えるようになり、すべての仕事にプラスの結果をもたらすそうです。
ご立派な知事様の貴重なお言葉です。

週末には必ず、知事様が訪れると言う神奈川湯河原。
新しい発想との出会いを求める多くの忠実な都民の方々で、
緑の湯河原は今頃、廃ガスの湯河原になっているんではと心配です。
それ位今日の私の街は静かです。閑散としてます。
曇り空に黒いカラスが一羽飛んでます。
一生懸命動くのは、何時もの宅配のお兄様。
横の酒屋さん、向かいの居酒屋さん、隣のスナック。
どちらの軒先にも白い連休のお知らせ。
羨ましい限りです。
ゴールデンウィークにはとうの昔に見切りをつけられた私は、お店の奥で一人、品物整理です。
そこで今日はこんな美人と出会えました。

夢二の版画に出会いました

夢二の版画が出てきました。
確か二年前の夏頃、港区南青山で出会った記憶があります。
可哀想にそれから二年間、お店の奥のくらい倉庫でじっと待ってたんですね。陽の目に出会うのを。
8枚組の内、3枚が足らず、そのまま忘れられて居たようです。
その中の二枚です。
柳湯と、逃げた小鳥

夢二の版画

夢二の版画 柳湯

夢二の版画

夢二の版画 逃げた小鳥

二人ともこの世に生まれ、100年位は経ってると思います。
愁いに包まれたモダンでロマンチックな女性たち。
愁と苦悩に囲まれて孤独な一生を送ったという夢二。
そんな夢二と自分の人生なんかを重ねて、一瞬、ロマンの世界のドアを開けようかという時、テレビの画面からは、神戸の方からの悲惨な叫び。
時も場所も関係なく伝えられる最近の悲劇。
ロマンに浸るいとまも有りません。
久しぶりにこの世を見た100年前の美女たち、どんな気持ちでしょう。
曇り空の静かな私の街に眼を向けると、どこからか聴こえるカラスの啼声。
行楽地にお出かけの多くの方々、素晴らしい発想に出会い、休み明けの生活に、是非、多くのプラスのあらん事をお祈り致します。

 

港区麻布台の買取 古伊万里、角福印のそば猪口。

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先日、港区麻布台のK様から頂いた品物から古伊万里の角福印のそばちょこが見つかりました。

藍の色の美しさの残る古伊万里、角福印のそば猪口5客です。

大鉢、絵皿等は、多少かけが有ったり数が半端だったりしましたが、その段ボール箱の奥の方からきれいな姿で出てきました。

「中にいい物が入ってるから、高く買って頂戴!」奥様に言われて奮発して買取った箱の中から出て来てくれましたので、とてもうれしい気持ちです。こんなに綺麗な、角福、五客には中々出会えません。

お店に見えるお客様に、そば猪口に目の無い、居酒屋の親爺がいます。

昔ほどはお値段を出してくれなくなりましたが、喜んでくれそうなきれいな五客でした。

早速ケースに飾らせて頂きました。

古伊万里 角福印 そば猪口

古伊万里 角福印 そば猪口

 

古伊万里 角福印

古伊万里 角福印

その時、ついでに連れて来た二匹も、犬ではなく獅子のようでした。遠い昔、中国で生まれた様な。

日本産の犬より、中国産の獅子の方が今は人気が有ります。

人の良さそうな麻布台のS様ご夫婦。帰り際に、近いうち、また呼んで下さると仰ってました。

又、狸穴公園の近くに行ければと願って居ります。
有難う御座いました。

 

港区麻布台の買取。狛犬か唐獅子か?

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港区麻布台のお客様

新一の橋の信号を過ぎ、赤羽橋を左折、飯倉の信号を左折して、飯倉片町の信号に至る四角い地域、この地域は、何と無くどんな方たちが住んでるのやらと言う、私にとっては、何と無く近づきにくい雰囲気が有ります。中には、狸穴なんて、何と無く昔懐かしい地名などが残っていたりして。

今日のお客様は、その四角の中に有る、狸穴公園からすぐ近く、麻布台にお住まいのK様ご夫妻でした。

こちらのマンションの2階に移られたばかりで、引っ越し荷物の整理の真っ最中で、不用になった段ボール箱をなんとか処分したくて私にお声を掛けられたそうですが、いくらなんでもここまで来て、空の段ボールだけを車に積んで帰るわけにもいかず、私を呼んだ訳はまさか段ボールだけではないでしょうという事で、やっとの事、不用になった品物の品定めに入りました。

出て来たものは古伊万里の大鉢大皿

長年、居酒屋をやってらっしゃるというご両人、出された物は所謂、古伊万里の大鉢、大皿、絵皿等。

この手の物、一時に比べて欲しがる人が少なくなりました。

お部屋の中に見える、漆塗りの李朝の箪笥、日光彫のチェストに小箪笥。

こちらはまだ手放すつもりは有りませんとの事。

出て来た二匹、狛犬か唐獅子か?

壊れかかった李朝の上蓋を開けて現れたのが、この、石の狛犬、二体です。体重はかなりの物です。

この2匹、もし話が合えば、私が連れて行ってもかまわないとの事。

私たちの仕事で一番大事で難しいのがお値段です。

欲しい人にはお宝でも、逆の人には、無用の長物。

今回の狛犬もまさしくそのようなアイテムです。

評価できるのは、どこでいつ頃生まれたかです。

本体に刻まれた細かい模様が気になりました。

日本で生まれたものではないかもしれません。
狛犬と言うよりは唐獅子の様な気がします。

狛犬か唐獅子か?

狛犬か唐獅子か?

一筋の希望と、見えないリスクを胸に、K様に、お値段の提示です。

K様は、何の未練もないとの事。父上の頃から一緒にいたというお話が私には興味が有ります。お値段はすぐにまとまりました。

私のはかない夢と希望を載せて、狛犬を連れて帰る事になりました。段ボールの山と一緒に。

最初お会いした時、私よりは老けて見えたK様、実は私よりいくらかお若い方でした。
階段の2階から100枚程の空の段ボール箱を下ろすのを一生懸命手伝って下さいました。
階段ですれ違った若くてきれいな女性がじっと我々を見つめてます。
私には振り向く余裕もありません。

私は早く戻って、狸穴公園の近くで出会ったこの2匹が、犬なのか獅子なのかを知りたいのです。

 

東京港区、新橋で、【銀製品の買取】、【純銀の皿】の買取でした。

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東京港区新橋での買取

新橋駅の日比谷口。

雨にぬれた、黒いSLを左に見ながら少し進んだ公園の近くに目的の場所は有りました。
ちょこっと寄って見たい新旧の、大小の飲食店だらけの、昔から人の多い一角に有る古い3階建ての建物のお2階にそのお店は有りました。

「お店の中の什器とかを買って欲しい。」
と言う御依頼でお訪ねし、お会いしたのが本日の御依頼人、I様でした。

中に残された品物什器を見て、一瞬、びっくりしました。
大小のこけしが20体位。焼物の能書本が数十冊。他にはイタリア製のカップボード、マルニ風のサイドボードが一つ。他にもろもろ。
数坪の広さのお店で、こちらで暫く、和洋の骨董品、アンティ-ク品の販売をなさって来られたそうです。何時からかは詳しく分かりません。
殆ど同業の、先輩の方とお見受けしました。
恐らく家賃も場所柄お安くは無かったと思います。感心感服です。

店内の整理

とにかく私は御依頼を受ける事に。
詳しい事情は分かりませんが、他の所に移るにあたって、店内の品物を全て整理なさりたいとの事でした。

私の答えは簡単でした。
細い階段の、2階からの搬出で、最低2名の人員が必要な事、古い家具たちにはほとんど価値が無いことなどを説明し、間違い無く相応の費用がかかるであろうことを申し上げました。

銀製品の買取

I様も当然古物商の御経験のある方で、私の申し出に、首を縦に振りながら、先程のサイドボードの中から出されたのが、此の銀製品でした。

純銀の皿と、古い銀製品が少々です。

純銀の皿

純銀の皿

古い銀製品

古い銀製品

「これを以って、何とか、全て、イーブンと言う訳にはいかないかしら?」

相手の方も、この地にて長い間、所謂古い物達を売買して、生計を立てて来られた方。
物にかかる費用と、価値を良くご存じの方でした。
話し合いは、ほどなく、折り合う所で折り合いました。
銀製品だけは、本日の持ち帰りにOKを頂きました。

静かな新橋

最後に日程の打ち合わせを終え、街に出ると、土曜日の午後のせいなのか、春先の冷たい雨のせいなのか、かなり静かな、新橋の街の雰囲気です。コインパーキングにも空きが目立ちます。

以前のこの近辺、昼も夜も人であふれていたような気がします。
一昔前、イキツケノ味の良い焼鳥屋に良く足を運びました。

新しく進出してきた、名の通った飲食店の大きな看板、昔からしっかりと暖簾を守ってきた小さなお店。

激しい戦いの街で頑張って来られたI様、ご苦労様でした。

純銀のお皿、大切に頂きます。有難う御座いました。

東京港区赤坂の【ブランド食器】の買取、【ノリタケ】の【イナギュレーション】でした。

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東京赤坂の買取

「此処には、昭和59年から住んでるの。私の歳、分かります?」

「いいえ」

「貴方は、何年生まれなの?」

「昭和2●年です。」

「私より全然若いじゃない!私は、1●年なのよ」

すぐに何歳か分かりました。
同じ年生まれの、同業の先輩が居ります。

乃木坂を下りた、赤坂9丁目。歴史の有る瀟洒なマンション、新しい建物が並ぶ静かな道沿いの落ち着いた建物の6階の一室。

こちらにお住いの今日のお客様、S様とのやり取りです。

「私、長年一人でここに住んでいて、そろそろ、身の回りを整理しようと思って…」

最近、良く耳にするお言葉です。

お部屋の中にはイタリアの輸入家具、床には赤の美しい、ペルシャ絨毯。
カップボードには、ヨーロッパのブランド食器。私の好きな物が見えます。

ノリタケのイナギュレーション

古い香水の瓶が何本かと一緒に、テーブルに上に出されていたのがこのノリタケの金彩仕上げの、イナギュレーションシリーズの、コーヒーカップ&ソーサー、プレート類のセットでした。

昭和54年のノリタケ創立75周年に際して企画された、ノリタケの当時の最高の素材、最高の技術で製作された、この世界では名器の一つに数えられるそうです。

当時の豊かな景気、華やかな世相を反映した素晴らしいアイテムの一つだと思います。

全部で30点近く、惜しむらくは、普段使いで使われた何点かに、ところどころ、金彩のはがれが見えるところ、コーヒーポットが見えない事でした。

 

ノリタケのイナギュレーション

ノリタケのイナギュレーションのカップソーサー

物の数が豊かになり、より質の良い物を求められる今、当時ほど、この品に惚れ込む人は少なくなりました。
私の金額提示にもすんなりと話が決まり、素晴らしいガラスのテーブルに出された、ヘレンドのカップに注がれた温かいコーヒーを頂きながらの、世間話です。

又例の、マイナス金利のお話です。
マイナス金利で一喜一憂される方、かなりいらっしゃるようです。

「私の趣味は、新聞に目を通す事なの、毎日。ボケ防止でねっ。」
いえいえ、ちっともぼけては居りません、更にこんなコメント。
「この頃は、カ行の人の話が多いわねー。」

黒●…、清●…、金…、クリ●…、

こんなお名前が可愛いお口から零れます。

「私、ここに住んで、30年は過ぎたけど、今ほど、世の中がつまらない時はないわねー」
「マイナス金利だの、消費税だの、無かった頃が懐かしいわ!」

私もほぼ同感です。私の薄れゆく記憶の中で、当時、金融機関から借り入れをすると、確か年利10%近い金利を払わせられながらも、活発な消費で世の中が今よりははるかに潤っていたような気がします。

そろそろ美味しいコーヒーも終わりに近づきました。

白い壁に、様々な年齢の女性の写真。

その一枚を指さして、「これって、浅丘ルリ子ですか?」

「それはあたしよー!!!、これ全部私なの!」

荷物をまとめる私の背中から嬉しそうな一声。

「貴方は、この辺りに又来るの?来たら、寄って下さい。貴方の欲しい物あげるから。」

ホントですか?赤坂のS様。

是非、また、お邪魔してみたい、港区赤坂9丁目のS様との出会いでした。