天皇から下賜された銀製の恩賜花瓶|新宿区住吉町にて遺品整理に伴う不用品買取

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今日は新宿区の住吉町。

桜並木が満開になりかけているのを横目に、御呼ばれしたM様のお宅へ車を走らせます。

「亡くなった夫の遺品を見てくれないかしらねぇ」

そんなお電話を頂戴したのが一昨日の事。

新型コロナの影響もあり、個人的に自粛ムードだった私でしたが、以前、別の案件で住吉町で伺ったお客様からの紹介ということも手伝い、お伺いするとこに。

亡くなった旦那様の遺品の買取

「こんな時に呼んで迷惑じゃなかった?」

お出迎え頂いたのが背のすらっとした奥様。

姿勢が素晴らしく良く、聞くと社交ダンスを嗜まれていたんだとか。

お茶の間に通され事前に準備頂いていた羊羹と緑茶を頂戴しながら、去年末に亡くなられた旦那様のお話になりました。

お仕事の関係上、幅広い交友関係があったそうです。

それ故に贈答品などの数も多く、中には処分を考えさせられるような品物が多かったとの事で、私を呼んで下さいました。

天皇から下賜された銀製の恩賜花瓶

そんな訳で、お茶を頂いた後に亡くなった旦那様のお部屋へ。

程度時間をかけて整理されていたそうでお部屋の中は整理されました。

いくかの古い贈答品を手に取り眺めていたんですが、特筆すべきは天皇から下賜された銀製の恩賜花瓶です。

純銀の花瓶

品物自体も大変良い物なのですが、正面上部に菊の紋章が入ることによってより一層、凛とした佇まい。

菊の紋章

専用桐箱も非常に丁寧な作りです。

何でこんなものがあるのかと聞くと、亡くなった旦那様のご先祖様が海軍中将だったんだとか。

当然のことながら欲しがる人いの多い品物の一つです。

久々に気持ちが高揚するような出会いに、コロナウィルスの重苦しい感じがフッと軽くなったような気がしないでもありません。

いうまでもなく私が奥様に提示した金額は、
ある程度ご満足頂けるものだったと思います。


一通り連れて帰るモノたちを車に積み込んで、奥様にご挨拶すると「今年は桜は見られないわねぇ」と一言。

この重苦しい自粛ムードは、我々のかけがえのない”ひとつの春”を遠ざけてしまったように思うのは私だけでしょうか。

それにしても今日は疲れました‥。

数件の買取があり、やや身体に疲労を覚えたので
帰ってからすぐに銭湯へ。

誰もいない銭湯。

天井を見つめて大きなため息をつくわたし。

「先の見えぬ戦いは、いつまで続くのか」

と心の中で唱えつつ。

今は自分ができることを、ひとつひとつこなしていこうと思ってます。

遺品整理・生前整理に伴う買取ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の、遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、
一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。

どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

ペリカンの万年筆「gunther wagner」を買取|杉並区鷺ノ宮にて遺品整理に伴う不用品買取

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ついに来ましたサクラの開花宣言。

新型コロナの暗いニュースばかりが溢れる中で、私の中で唯一の明るい話題。

しかも、観測史上最速の開花宣言だそうです。

満開のタイミングが大分早くなりそうなので、花見の予定を変更しなきゃ‥
と思いつつこの自粛ムード‥。

今年は古い友人とサクラの下でお酒を酌み交わす予定でしたが、どうなることやら。

杉並区鷺ノ宮にて遺品の買取依頼

そんな事を頭を思い浮かべいたら、あっという間に杉並区鷺ノ宮へ着いてました。

父の遺品を整理していて、買取って頂ける物があれば

上品なお声にハッとなりつつ、
電話をお受けしたのが先週末のこと。

施設に入居されていた父上はサクラを見ることなく1月末日に天国へ旅だったそうです。

しばらくは心の整理が付かずお部屋を放っておいたそうですが、暖かくなるにつれて少しづつ父上のお部屋の整理を進めていたんだそうです。

ペリカンの万年筆「gunther wagner」などの買取

そんな訳で、今日は父上の残された物の買取です。

万年筆、釣り竿、古銭など、私の好みのアイテムを、気持ちよくお売りいただきました。

その中で私が一番気に入ったのが、この万年筆。

ペリカンの万年筆「gunther wagner」

ペリカン万年筆「gunther wagner」

きれいな化粧箱にインクとセットになって入っていて、未使用の状態です。

艶のあるブラックボディ、上品さを醸し出すペン先、
そして持った時の程よい重量感‥

私の好きなアイテムということで、ついつい奮発して買取りしたのは言うまでもありません。

桜の花の美しさも私は好きですが、このように一点で、人に喜びを与えてくれるアイテムはもっと好きです(笑)

帰り際、

「父はサクラの咲くころまでは、まだ大丈夫だと医師が言ってたんですけどねぇ」

とM様がひとこと。

その目にうっすらと光るものがあった気がします。

私だっていつになるか分かりませんから、と心中で思いながら‥。

鷺ノ宮のM様、この度は呼んで頂いて有難う御座いました。

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信楽焼の狸(たぬき)との出会い|新宿区百人町にて置物の買取

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職安通りと大久保通りの間の、
風情が残る細い路地。

先の買取案件で、飯田橋から大久保通を経由して新宿区百人町へやって参りました。

今回のご依頼主であるM様からお電話を頂いたのが、今週の月曜日のこと。

「ねえ、不用品とかって買ってくれんの?」

言葉の節々に感じられる下町の名残のある話し方。

お話を伺うと三代続いた建具屋さんで、後継者問題など様々な問題が解決せず、お店を閉めることになったんだとか。

周りは多数の外国人

その理由のひとつを、実際にお店にお伺いしたときにやっと理解できました。

周辺には中国系のオーナーが営んでいると思われる店舗が多数。まるで我々日本人の方が少ないような感覚すら感じます。

「こんなんじゃ商売あがったりだよ、住んでらんないよ!」

長年の不満が募っているのでしょう、

お出迎え頂いた私よりもちょっと先輩と思われる奥様が、まくしたてるようにこの町の現状を語ってくれました。

奥様の知っている店舗さんも、撤退を余儀なくされているんだそうです。

店舗兼自宅での買取品捜索

奥様のお話を伺っておよそ30分は経過したでしょうか。

腕時計に目を配り、そろそろスタートしたいという合図を送り、作業を開始。

築40年は優に超えるであろう店舗兼自宅の中はやや雑然としてましたが、そこには何かを期待させる雰囲気がありました。

しかし‥。
世の中、うまくきませんねぇ(笑)

洋服、着物、古本も人形全てダメ‥。

時間をかけてじっくりと確認させてもらいましたが、買取れそうなものが殆どありません。

玄関に並んでいた設楽焼の狸(たぬき)

そんな中、玄関で何やら視線を感じます。

振り向くと、複数の狸(たぬき)たちが、
大きな目で私を見てます。

設楽焼の狸(たぬき)

「お願い、おいら達も連れてって」

そんな声が聞こえたような錯覚を覚えるほど、何か訴えてくるものがありました、この狸たちには。

どうしても助けたいという気持ちにかられてしまい、買取させて頂くことに。

「この狸は設楽焼でね。玄関にずっと置いてたから、連れてってくれて助かるよ」

そんなお言葉をM様から頂戴しました。

ちなみにM様、
戦後生まれだそうです。

まだまだお元気そうなお姿を見ると、なんとかお店を続けて欲しいものですが、進撃を続ける外国人の店が台頭して、難しい状況なのは私も理解できます。

時代の流れは、時に残酷なものですね‥。

百人町のM様、この度は呼んで頂きありがとうございました。

古い置物や人形の買取ならお任せください

買入れ本舗では、店舗閉鎖に伴い不要になった物など積極的に買取させて頂きます。

古い物や、新しい物、置物など、場合によっては思わぬ高額で買取できる品物があったことも多々ございます。

お電話お待ち申し上げます。

電話番号は、0120-539-455です。

釣竿・ヘラ竿・ヘラ浮など釣り具を買取|大田区蒲田にて遺品整理に伴う不用品買取

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私はマスクが苦手なんです。
暑いし、なにより作業がしづらいから。

テレビ、新聞、インターネットに溢れかえる
新型コロナウィルスのニュース。

ひな祭りの感じは殆どありません。

ここまでの状態になってしまうと、私共の様な小さな店舗でも影響が出ない訳にはいきません。

いくつかの予定がキャンセルになったりしてます。

「はぁ‥」

こんな溜息を何回漏らしたことやら。

亡くなったご主人の遺品の買取依頼

そんな中、本日お呼ばれしたのが大田区。

久々に訪れました、
蒲田に。

まだまだ昔の風情が残る蒲田の、駅前からそれほど遠くないタワーマンションが、ご依頼者さまであるT様のお住まいです。

超高速のエレベーターであっという間に20階。

晴れ渡っていたこともあり、その渡り廊下からは東京湾、
そして富士山までが一望できました。

「世間がこんなときだっていうのに、ご迷惑じゃなかった?」

お出迎え頂いたのが、50代くらいと思われる奥様。

私も玄関に入るや否や、持参した除菌シートで手を拭いてから、奥様に案内されてリビングへ。

実は私がお邪魔する前に、奥様とご親族の方で亡くなったご主人の遺品整理を殆ど済まされていたんだそうです。

釣り竿・ヘラ竿・ヘラ浮の査定

殆ど整理されてる状態でしたが、ご主人が趣味として保有されていた釣り具などはそのままにされており、処分するか悩んでいたんだとか。

その中で私の目に入ったのが釣竿やヘラ竿が数点置いてあります。

一昔前の、竿がほとんどでした。

ヘラ竿

それでも一本一本に透き通る漆越しに竹本来の美しさや温もりが感じられる竿ばかり。

保管状態も悪くなく、恐らくあまり使われていなかったんでしょう。

ヘラ浮き

そんな亡くなったご主人の思い出の詰まった釣り竿、ヘラ竿たちを大切に買わせて頂きました。

「いろんな場所に行くお仕事なんですよね?コロナ気を付けてくださいね」

そんな気遣いのお言葉を頂戴しましたが、この後は人込の多い池袋。

「はぁ‥」

今日もまた、
溜息が止まりません。

蒲田のT様、この度は呼んで頂き有難うございました。

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