ブロンズ(青銅)で作られた個人の胸像を引き取り|中央区日本橋にて銅像の買取
内堀通りから大手門の交差点を右折、混雑する永代通りをゆっくり進み、八重洲一丁目を左折したなんとなく昭和の趣のある場所。
今日は日本橋に来てます。
この東京の真ん中に来るといつも悩むのが、車両をどこに駐車できるかという事。
最初の関門なんです。
コインパーキングを探しながら、町全体を眺めれば眺めるほど、
なんとなく街が輝いてる感じです。
私どもが拠点にしてる、豊島区より1.5倍は高いだろうと思われるパーキングに泣く泣く車を置いて、徒歩で歩くこと3分くらいでしょうか。
立派なガレージから覗く、車の顔は殆どが外国製と思われ、人の手がコンスタントに行き届いてるであろう、和風庭園風のお庭を潜り抜け、一軒のお宅にお邪魔いたしました。
これは日本橋だからなんでしょうか、
玄関のドアが開いた瞬間から、全てが輝いてる感じを受けました。
丁度この時間帯は西日が非常に眩しい時間帯というのも影響したんでしょうか。
昔マルコポーロが
「黄金の国ジパング」
と形容した表現がぴったりな、そんなお住いにご案内頂いたのは、
これまた輝きのある奥様です。
無名作家の彫刻品の数々
そんな奥様に案内して頂いたのが、彫刻品の山。
また、玄関には無造作に置かれた大小の作品達。
亡くなったお父様が、その当時無名の現代作家の作品を収集するのが趣味だったそうです。
しかし、大成した作家の物があれば言う事無しなんですけど、この手の作品の買取査定の場合、お値段の提示に非常に苦労するんです。
査定中に気を利かせた奥様に出して頂いた温かい緑茶を飲んでも中々、
喉の渇きがとれません。
わたしも申し上げずらかったんですが、今回のものはちょっと査定が難しい旨をお伝えしたんですが、このわたしに何とかしてほしいとの一点張り。
ブロンズで作られた個人の胸像との出会い
そんな中、奥様に2階へご案内頂き
「これはどうなんでしょうか」
と出して頂いたのが写真の胸像です。
恐らく個人の方の銅像でしょうか。
よくよく話を聞いてみると、お父様は某企業の創業者だったんだそうです。たくさんの方に見ていただく機会のある大切な胸像という事でメンテナンスもしっかりされてる模様です。
私なりに奮発した査定
先ほどの作者不明の彫刻品と違って、制作に大変な技術とコストのかかるブロンズ像は、無名作家であってもある程度の査定が出来る美術品なんです。
日本人の誰もが知る東大寺の
「奈良の大仏」や、
エジプトカイロ博物館に収蔵されている
「第6王朝ペピ1世の像」
も、ブロンズ像の一種ですよね。
日本のみならず世界の歴史とも大きく影響する美術品カテゴリに入るので、先ほどの作品達とは評価が雲泥の差。
この銅像のほかにも、数点の銅製品が何点か有ります。
お値段の方も、前述した査定対象にならない品々と合わせて何とか折り合いを付けさせて頂きました。
ほかにも持って行ってもらいたいという物達、時間の許す限り沢山拝見いたしました。が、今回はこれだけにして頂きました。
申し訳ありませんでした。
ブロンズ像など美術品の買取りは強化中
今日は、この凛々しい顔の銅像に睨まれながら、日本橋を後にすることに致しました。
日本橋の、とても素敵な奥様、
本日は有難う御座いました。
買入本舗では、今回のようなブロンズ像などの買取実績も豊富です。
お気軽にお電話くださればと思います。