建物解体に伴う遺品の整理・片付け|東京都板橋区弥生町にて不用品処分・片付け

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遺品整理前のお部屋

「90年に一度の災害級の雨に警戒してください」
「命を最優先にした行動を」

テレビをつけてもラジオを聞いても、九州地方を中心とした豪雨の凄まじさを伝えるニュースがジャックしてます。

その一方、私が住む関東地方は、人の体力を安易に奪うことを厭わない記録的な猛暑。

照りつける太陽の日差しは、
私の意識を朦朧とさせるには十分な程です。

そんな自然の脅威をまざまざと見せつけられた本日の私の仕事場は、板橋区弥生町。

町域の北辺を鉄道路線、南辺を国道、西辺を桜並木で知られる石神井川で画する、いわゆる昔の東京の風情を醸し出す町です。

亡くなった旦那様の遺品の片付け・整理のご依頼

「口コミを見て、貴方に来てほしいと思ったの」

こんなうれしいお誘いに導かれ、築60年以上は経過している戸建てのお住まいで、亡くなった旦那様の遺品の整理と買取をお任せ頂きました。

到着した時点で疲労の色を隠せない私をお迎え頂いたのは、御年70を迎えられた奥様。なんとなく感じる品の良さが、育ちを物語ってます。

「娘夫婦に近くに住んでほしいって何年も言われててね」

茶の間に通していただき、歯がしみるほど冷たい麦茶と甘い羊羹を頬張りつつ、これまでの経緯をお話しくださいました。

旦那様は、昨年、
持病の悪化により旅立ったとの事。

しかしながら、奥様の語り口はまったく悲観的ではなく、むしろご主人の旅立ちを前向きに捉えてるような、そんな気がしてなりません。

じっくりと時間をかけて
心の整理をなされたのでしょう。

私にもそんな経験があるので、そのお気持ちが少し分かるような気がします。

旦那様の一周忌が過ぎ、心の踏ん切りがつき、
お荷物を整理なさりたいとの事でした。

今回は奥様も一緒に立ち会って頂き、思い出の詰まった品物を一つひとつ丁寧に見させていただきました。

古い時代のブリキのオモチャやフィギュアを中心に買取

恐らく、数にして50点以上の箱を開けさせて頂いたと思います。

封を解く私の手元に、
奥様の視線。

残念だったのが殆どの物が、今ではどこのお宅にも有る物ばかりでした。

人様が欲しがるものではないのです。

今回は、着物や古い家具の中から古いブリキのオモチャや贈答品、および食器類などをお譲り頂きました。

年代物の「GIジョー」のフィギュアや古いブリキのオモチャたち。

矢張り、高価な査定が出来る物ではありませんでしたが、何枚か私が好きなアイテムが多かったのは想定外でした。

しかしながら全体的な評価は、
正直なところ寂しいと言わざるを得ません。

それでもS様は心地よく納得して下さいました。

箱であふれる私のワンボックスを見て、

「部屋もスッキリしたけど、心の中もスッキリ。ありがとうね」

とお声がけ頂きました。

それを聞いた瞬間、ヘトヘトだった身体に、僅かばかりの生気が溢れたのはいうまでもありません。

ご主人が手の届かないところへ行ってしまっても、見事にセカンドライフへ気持ちを切り替えられた奥様、今後のご健康・ご多幸を心の中で祈願させて頂きました。

S様、本日は有難う御座いました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の不用品処分・遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。