中央区日本橋人形町の買取、【日本刀の買取】
秋の深まりゆく、日本橋人形町の、11月最初の日曜日。
ここはいつ来ても好きな街です。
今日の昼前、久しぶりに、何回かお呼ばれしている、O様のお宅を尋ねいたしました。
途中、車の窓越しに目に入る、古い佇まいと、何かを求める人々の姿が好きです。
私も何かを求めて、久々に、O様のお宅のインタ-フォンを鳴らしました。
相変わらず、美しい奥様と、イケメンの息子様に迎えられました。
今日お譲り頂いたのは二振りの日本刀でした。
旦那様の残された物ですが、息子様も必要無いという事で、本日、私に所有権が移りました。
最近、この手の物の評価に苦労します。
先々はさらに苦労するかもしれません。
まさしく、文化的に価値の有る一品以外には、商品として、適切なお値段を提示するのが難しくなってる品物なんです。
欲しがる人が少なくなりました。
その辺の事情を理解して頂き、買取金額に折り合うがつき、当方の所有物となりました。
最近全ての物に言える言葉ですが、本当に価値の有る作品以外には、中々、適切な価格の表示に困っております。
流通ルートの変化、インターネットによる、膨大な数の売却希望品の閲覧の簡素化等により、物によっては値崩れが起きて居ります。
物を売り急いでるように見えるんです。
同業の骨董屋、古物商、皆、必死に売り急いでます。
正規販売を求める、百貨店、老舗の販売店等では、今後かなりの苦労が考えられます。
私には、そんな、人様の御心配には気を使う余裕は有りません。
先月は、肩を痛め、筋肉が切れ、散々な思いをしました。
今日からは月が変わりました。
残された二か月、頑張ります。
本日は久しぶりにお会いできた人形町のO様母子様、有難う御座いました。