練馬区向山の、【引越しのお手伝い】、【バーボンの買取】

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今日の暑さ、本当に、危ないと感じました。
体の中の水分が全て出つくしてしまうのではと思うような、練馬区向山の、お昼過ぎの3時間でした。何しろ広いお宅です。引っ越しをされるので、値段がつく物が有れば、全てお願いしますとのこと。お若い、ごきょうだいか御夫婦か、さだかではありません。こちらも確認の余裕が有りません。古本、着物、タオル、食器、花瓶、茶道具、額、お酒等、手当たり次第に一か所に集めました。階段で何回か足が滑りました。何故か窓が閉めっぱなしなんです。エアコンも効いてません。作業から一時間ほど過ぎて、冷たいお水が届きました。まさしく生きた心地を実感しました。
品物はかなり仕分けされた後でした。
残念ながら、サプライズには出会えませんでした。
お値段は何とか折り合いがつきました。
一人で荷物を積み込む貧乏会社の切なさ、よりも、背中を襲う、練馬の熱波。着ているもの、ひとつ残らず汗でグショグショ。
店に戻っても荷物の整理が出来ませんでした、今日は。
どこかに小さな銀の急須を入れたつもりが見つかりません。
珍しいバーボンを見つけ、本日の作業は、終わりに致しました。

バーボンウィスキーの買取

バーボンウィスキーの買取

この暑さのさなか、引越しされる練馬のM様、ご苦労様です。
当店のチラシをご覧になったとの事、今回は有難う御座いました。

今日は暑さの店で、【古い人形】達の【買取】でした。

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今日のような、全てが暑く、気だるく、重たい日、一番は、水風呂に冷たいシャワー。
早めに店を閉め行きつけの銭湯へ。
相撲中継中でもあり、静かな湯船を期待して。
ところが何故か、いつの日も人が少なく静かな銭湯が、今日は人がいっぱい。
水風呂目当てで来たものの、水風呂に中々隙間が出来ません。
熱いバブルを浴びながら、横の水風呂を眺める私。
今日は何と無く、皆様、水が恋しい日だったのかも知れません。
出て見るとまだ相撲の中継中。いつ見ても似たような千秋楽の場面。

暑く気だるい今日の午後、 店に連れて来られたのがこの人形たちです。

「人形、持って来ても良いですか?」
「人形に依ってですけど、、、」
で、待つこと小一時間。
ドイツ製の車に乗せられてきました。
胡粉の雛人形、加賀人形、獅子頭、銀製の小槌、唐金の牛の香炉、馬の置物、その他行き場の無い人形が何体か。

唐金の牛の香炉と、馬の置物

唐金の牛の香炉と、馬の置物

汗の引くようなサプライズは有りませんが、幾つかは眺めてる間だけは、一瞬、午後の暑さを忘れさせてくれました。
車の御主人は、如何様に処分した物か、困っていたそうです。
この暑さの中、連れて来られた人形達。さっそく新しい嫁ぎ先を探すのが私の役目です。
加賀人形の2体が暑さの中けなげに見えました。

世田谷区松原で花台、中国香炉の買取

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今日のキーワードは、朝顔、蒲焼、蝉の声。
朝、店に向かう道、白い日射しの中で、紫の朝顔がほほ笑んでました。
迎いの料理屋さんの暖簾から漏れるランチタイムの蒲焼の匂い、昼過ぎに訪れた、世田谷区松原の、M様のお部屋で聞こえた、ミンミンゼミの声。
私は子供のころから、ミンミンゼミの声を聞くと、あー、間もなく秋なんだな―と、何と無く心がさびしくなります。
今日の松原のM様御夫婦、失礼ですけど、私よりはかなり御先輩です。
「何にも無いけど来て見てくれるーっ?」
昨日の夕方のお電話でした。
15年ほど前手に入れられた(これだけでも私には感動です)自宅の中を整理なさりたいとの事。
矢張り、贈答品類が私を待ってました。
奥様の、使わないバッグ類、古い人形達も待ってました。
古い棚、机、もろもろを整理なさりたいとの事。
片付ける場合、かなりの費用がかかります。
お見積りの話をしながら、出された品々を車に積み込み、「もう何かありませんか?」
これがこの花台と、中国香炉でした。
IMG_2632
唐木の花台と中国香炉
この香炉が、古い、白玉で有ったらどれほどのサプライズだったでしょう。
友人から頂いという以上の評価は出来ませんでした。
テーブルの上のチラシの山の一番上に、私のチラシ。
有りがたい事です。
今後の整理の件も含めて、御夫婦が目と目を合わせて喜んで下さいました。
車を出すとき何処からか蝉の声。
とても静かな素敵な、何と無く秋が近そうな、世田谷区松原のM様御夫婦との出会いでした。

渋谷区千駄ヶ谷で、【茶道具】の買取です。

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緑、黄色、赤の混じった、琉球ガラスで出された麦茶、一杯口にすると、喉に心地よい涼しさが流れました。
「W様は、沖縄の方ですか?」
思わず尋ねてしまいました。
「私はねー、茨城なのよ。」
「えーっ、私も茨城なんですよ。」
ひとつのガラスのコップから思わず、ふるさと談義が始まり、お互いの年齢の話まで、話が広がり、私の印象通り、W様が私より、かなりお若い方というところで話も収まり、汗も収まり、いよいよ本題の、茶道具の買取に入る事に。
玄関に掛っていた、カシニョールとブラジリエのリトグラフは残念ながら、価格が折り合いませんでした。
私も正直、今、積極的に欲しがるものでは無い事を丁寧に申し上げ御理解を頂きました。
本題の茶道具も残念ながら、高額な価格を提示できる物ではありませんでした。茶碗、釜等で、約10点ほど。
暫くは熱心にお稽古をなさったとの事、目ぼしい物は一つ二つと人の手に亘り、今はこれしかないと、返って恐縮がられてしまいました。

大と小の茶入れが気に入りました。

大きな備前の茶壺

大きな備前の茶壺

小さくて可愛い棗型の茶入れ

小さくて可愛い棗型の茶入れ

お年はそれほどでもないのに何と無く身の回りの物を大切に整理を始められるような気配が見えて、私も何と無く、目いっぱいのお値段で、買い取る事になりました。
次の整理では、着物と、アクセサリーが出てくるそうです。楽しみです。
神宮の森に近い、渋谷区千駄ヶ谷の、お上品な奥様からの買取でした。
冷たいお茶を何倍も頂きまして、有難う御座いました。

小平市での、【食器】、【贈答品】、【レコード】の買取

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灼熱の新青梅街道、いや、真夏の新青梅、炎天、熱、何と形容すればよいのか、とにかく太陽の力の絶大さをフロントガラスからの光に感じながら、昼下がりの新青梅をひたすら西へ、目指すは小平。
「ホームページを見て、貴方に来てほしいの」
うれしいお誘いです。
道の両脇の、濃い緑の中に、時たま顔を出す百日紅の桃色の花色に、ひと時の安らぎを覚えながら、必死に走り、たどり着きました。

小平霊園の緑を抜け、西武線の踏切を超えた、緑の濃い住宅街の中の可愛らしい一戸建ての、S様のお宅へ。
良く冷えた麦茶を頂きながら、お話を伺いました。
先月で旦那様の一周忌が過ぎ、心の踏ん切りがつき、お荷物を整理なさりたいとの事でした。

御本人も心臓が弱く週に一度は、病院に通ってらっしゃるとの事ですが、とても肌のお綺麗な、昭和一桁にはとても見えない素敵な奥様でした。

取敢えず今回は、かなりの数の贈答品、食器類を頂くことになりました。
一つ一つ封を解く私の手元に、S様の暑いまなざし。
数にして100点以上の箱を開けさせて頂きました。
残念なのが殆どの物が、今では、どちらのお宅にも有る物ばかりでした。
人様が欲しがるものではないのです。
評価は、さびしい物です。
S様は心地よく納得して下さいました。
私のワンボックスが、箱であふれました。
私の体からも汗があふれてます。
最後に、食器の奥から出てきたのがこのレコード達です。

今では懐かしい一枚になりました。

今では懐かしい一枚になりました。

矢張り、高価な査定が出来る物ではありませんでしたが、何枚か、私が聞きたい物が有り、頂いて帰りました。

手入れの行き届いた可愛い庭が印象に残りました。
一本の小ぶりの百日紅の木に咲く、桃色の花がとても爽やかな、小平のS様との出会いでした。
着物と茶道具の整理がついたら又お邪魔をさせて頂くことになりました。

S様、本日は有難う御座いました。

店の近く、豊島区での、【リサイクル品】、【家電】の買取

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ゴルフは決してうまく有りません。
然し、決して嫌いではありません。
ゴルフ場に行き、プレーを始めるまでのプロセス、雰囲気、流れ、グリーンに出会った瞬間の感激が好きです。
同伴プレーヤーとの、共に過ごす身近な時間、これなんかは正しく、長い人生の中の、きわめて短い時間に過ぎませんが、そこでのすべての過程は、言葉では表現できない、金銭にも変えられない、自己の人生の貴重な1ページに間違いないと思います。

全英オープンの時期、寝不足になるようになってかなりの時間が経ちます。

昨夜もそうでした。
9アンダーになった松山の最後まで見届けられず寝てしまいました。
明けて見れば、7アンダーの松山がいます。
間もなく今日の放送が始まります。

寝不足と、火を噴くような暑さで、今日は思う様に仕事のモードに入れませんでした。
殆どやる気無く、店の品物の整理中に一本の電話です。
店のすぐ近くの方です。
テレビ、その他、家電品の買取の依頼でした。
必死に仕事のモードにオン。
頂いた品物達です。

 

無印の扇風機

無印の扇風機

モーリスのギター

モーリスのギター

イタリアのテーブル

イタリアのテーブル

私は勿論、日本の古いもなが好きですが、今日の様な御依頼にも一生懸命対応致してお居ります。
どんな事でも一度、買入れ本舗に御相談下さい。
本日は御近所のN様、暑い中、有難う御座いました。

新宿区坂町で、【洋酒】、【サントリー山崎】の買取でした。

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ひもが半分解けた新聞紙の塊、紫色の古いラジカセ、黒いヘルメットなどが無造作に置かれた、体がやっとすり抜けられる、薄暗い、踏むと音の出る、濃い茶色の木製の階段を2階へ通されました。洗い物がヤマになってる流し台を右に見て、笠の無い裸電球の光に誘われ、遮光のいかにも重そうなカーテンのかかる部屋に通されました。

「病気の者が寝てますが、買取は可能ですか?」
昨日の夕方、若い女性の声のお電話でした。
確か、東の空に現れた鮮やかな虹に見とれていた私の口からは「問題無いと思います。」
虹の色と、女性の声、しっかりと今日の現場の住所がメモされてました。

裸電球の部屋の隅の畳の上には布団が一つ。上には紫色のタオルケット。
タオルケットの中には人の気配。かすかに聞こえる息の声。
女性はやや疲れた感じの、30前後のグレーのスェットの上下の方。
顔の小さい、髪の長い、綺麗な方でした。
事情が有り、間もなく、この場を退去するに当たり、買える物が有ればお願いしたいのこと。
寝てる方の枕もとに掛軸らしきものが見えました。
お声を掛けて、枕を踏まぬ様気をつけながら、掛軸の方に向かうと同時に紫色のタオルケットが大きく動き中から矢張りグレーのスェットの男性が、いきなり起き上がるんです。
ほほはコケ、両目が異様に大きく真っ黒な瞳が二つ。
突然で、適当な御挨拶の言葉が見つかりません。
トイレに向かった男性に目をやる私の後ろから小さな声で「父です。癌なんです」
「えーっ!!!」
確かにスェットからは殆ど肉の気配が見えません。
歩く姿が不思議に見えます。
何でこのような方がここに居られるのか、とっさに判断しかねます。

申し訳ありませんでした。
私を呼んで頂いた、新宿区坂町のM様。
私も体調が完ぺきでは有りません。
又今日の暑さも半端ではありません。時間は午後2時ころでした。
私には部屋のほの暗さと、湿気の多さが先程から気になってます。
ここでこれ以上呼吸を続ける事が、私に必要な事なのか、可能な事なのか考えました。
色々な品物に恋焦がれてこの仕事をやってます。色々な方と出会うのも私の仕事の楽しさの一つです。
私は自分の体を思い一つの決断をせざるを得まえんでした。
額の汗をぬぐう私の目の片隅に、本の無い本棚が一つ目に入り、棚には数本の洋酒のボトル。
父上が死ぬほど大事にされたものだそうですが、手放すことに決めたとの事。それがよろしいと思います。

ニッカのウィスキーが有りました

ニッカのウィスキーが有りました

レミーマルタンが有りました

レミーマルタンが有りました

一生懸命買わさせて頂き、父上のもどられる前に、転がるように新聞に躓きながら、細い階段を後にしました。
店に戻り、ボトルを前にしながら、今日の父娘の事が気になります。
ふがいない自分に腹が立ちます。
なぜもう少し、他の物たちに目を配れなかったのか。
M様、本日はお声を掛けて頂き有難う御座いました。
これからの頑張りを願っております。

目黒区で【珊瑚の指輪】と【翡翠の指輪】を買取りました。

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山手通りから目黒通りを右折、緩やかな上り坂を過ぎながら、環七方向へ向かう道筋には、素敵な外国家具、アンティ-ク家具を売る店が少なく有りません。
台風から流れた熱い雲の下、今日呼ばれたのは、そんな目黒通りに面した、住所は下目黒の、かなり古めかしい、6階建てのビルの3階でした。
コインパーキングに車を預け、素敵なコーヒーショップ、小さなラーメン屋さんの看板を横目に目的のビルへ。
築50年は過ぎているでしょう、やっと3階へたどり着いた私を迎えて下さったのは、まさしくこちらのビルに、青春、人生を捧げたであろうと思われる、髪の毛の真っ赤な、80過ぎの逞しいお母様。
通されたのは建物の2階、鍵の束から中々お目当てのカギが見つかりません。ピンクのTシャツの背中にうっすらと汗がにじんでます。幸い、鍵を預かったとたん、お目当てのカギに出会えました。ドアを開け中のテーブルに腰をおろし、話の本題へ。
30坪くらいのも元お店、以前飲食店の名残が残ってます。
残念ながらアンティ-ク家具は目に入りません。
このような出会いは番度です。
目の前の眼鏡の奥の瞳には生気があふれてます。
長い間、このビルを守り抜いた、気概と自信でしょう。
まだまだやる気十分、この手の方に、最近良く出会います。
道路側のガラスをやっと開け、目黒通りからの、心地よい風の音、車の音を聞きながら、奥様のお話を何と無く心地よく聞いている私の姿が有りました。
然し、残念ながら、本日は、この奥様のご要望にはこたえる事が出来ませんでした。
当方のチラシから私を呼んで下さいましたが、リフォーム、クリーニング等がお望みで、私の出番は有りませんでした。
さびしそうな私を見て、これでも持っていけばと、先程のカギの袋から出して下さったのがこの二つのアクセサリーでした。
「もう使わないのよ」
一応、珊瑚と翡翠の古い指輪でした。
座った時間と、目の前の缶コーヒーで、何と無くお値段の方奮発しました。
暑さだらけの目黒通りを後にして、店に戻って、鑑定致しました。
赤い髪の奥様の勝ちでした。
帰り際、2階のエレベーターの前の、奥様の可愛らしい笑顔が目に残ってます。
もう少し赤が欲しい珊瑚でした。

珊瑚の指輪の買取

珊瑚の指輪の買取

翡翠の方も、残念な結果でした。
御主人の遺品が有るとかで又呼んでくれるとの事でした。
下目黒のお元気なN様、本日は暑い中呼んで頂きましてありがとうございました。

台風の朝、【腕時計の買取】です。【ジャガールクルト】を買いました。

10年くらい、たまに店に来られるお客様です。
個人タクシーのY様です。
台風で店を休むかどうか思案中に店のシャッターの前に一台の白いタクシーがとまりました。
開いたドアから、白いシャツに黒いパンツの見慣れた顔のY様が降りて来ました。いつもの笑顔です。笑うと前歯の一本かけたのが良く見えます。
朝、店のオープン中にこられると困る方もいらっしゃいますが、この方はそんなことは一つも有りません。
いつものように商品を眺めながら、「今日は、買ってほしいんだよねっ!。」「えっ、何ですか?」
正直、私どもの商売は、朝一番の、物の買取は、何と無く控えたい物です。
「これ買ってよ!」
ポケットから無造作に出されたのは、黒いベルトの腕時計でした。
ジャガールクルトです。
昨年、頑張って買ってはみた物の、皮のベルトが気に入らず、手放したいとのこと。
然しそんなに安い物ではありません。
殆ど使わなかったらしく、気になるダメージは見えません。
ケースは有りません。裏のデザインがなんとなく気に入りました。

ジャガールクルトの買取

ジャガールクルトの買取

台風から流れてきた風と雨の中、空を見上げて一呼吸。
最悪の場合は自家用にでもという思いを込めて、「こんなもんでどうですか?」
値段の交渉です。
そうしたら思いのほか、一発でOKでした。
前歯が笑ってくれました。
支払を済ませて、走り去る白い車を見ながら、当店に長く勤めるA子さん、「最近、彼女と別れたんだって。」
裏のスケルトンが気に入って、気張った物の、ほんのり哀愁の残る、台風の朝の買取でした。
テレサテンの歌が好きだと言ってました。
Y様、素敵な物、有難う御座いました。

北区滝野川で、古書、和本、古地図の買取

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太陽ってこんなに眩しかったのかしら?
灰色の長いトンネルをやっと抜けた今日の朝、久しぶりに出会った、今日の太陽。今まで何処に居たのか尋ねて見たい。
そんな太陽の下、本日は、北区の滝野川に呼ばれました。
この街は確か1丁目から7丁目まであり、今日は3丁目です。
17号から細いくねくね道を抜けやっとたどり着きました。
道で出会う方、御高齢の方が目に映ります。
私を呼んで下さった方も、とても元気な83歳の女性でした。
築50年は過ぎると思われる自宅を整理なさるとのことです。
最近、この手の御依頼に良く出会います。
「主人が残した、この本、買って」
江戸期の和本でした。
中に、手書きの古い地図が有りました。
山陰の境港、四国の金毘羅様の物が何枚か。
長い間、大事にされて来た、かなり古い物でした。

古地図の買取

古地図の買取

大事にされて来た御主人さまに敬意を払い、買値を申し上げました。
眼鏡の奥の目が喜んでくれました。
もう少しで、燃えるごみで捨てようかと思っていた所、当店のチラシが目に入り、呼んで下さったそうです。
お年には見えない、滝野川のH様、有難う御座いました。
帰ってからゆっくりと地図を広げます。
最近、この手の物を無造作に捨ててしまう方が少なく有りません。
捨てないでください。