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今日は、文京区の遺品整理で、金のウォルサム、懐中時計

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ついに来ました桜吹雪。
朝からの強い南風。桜の花びらたちにもいよいよ運命の分かれ道。
本当の事を言うと、桜の花の運命などに構って居れない私は、今日のお客様、文京区は根津のM様のお宅へ。
今日は父上の残された物の買取でした。3月の末で一周忌を迎えられたとの事で、残された物達をかなり高価で買取りさせて頂きました。
モンブランの万年筆、釣り竿、古銭など、私の好みのアイテムを、気持ちよくお売りいただきました。
M様、有難う御座いました。
その中で私が一番気に入ったのが、この懐中時計でした。

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アメリカの懐中時計の老舗、ウォルサムのエンブレムも美しい、18金製の懐中時計。

今の価格も大事ですが、店に帰って調べてみると、かなり古い物の可能性が有りました。
今日までこんなにきれいに生きながらえて来た、この時計を褒めてあげたいですね。
K18の刻印の美しさ、文字盤の美しさ、ムーブメントの動き、秒針の動き、手の平に響く重量感。
全てに感激しました。
桜の花の美しさも私は好きですが、このように一点で、人に喜びを与えてくれる物、私は好きです。

豊島区、雑司ヶ谷の遺品整理でシャネルのバッグ

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押入れの上の天袋に、長い間置かれたままの、埃だらけの毛布、シーツ類の箱の山。
開けられたあとは無く、箱の上には埃だらけの宅配便のシールが貼られたまま。
何年くらい経った物かはっきり見えませんが、昭和の物は確実、30年は過ぎた物達ばかり。
ご両親が亡くなられ、家を売却することになり、そこに残る、遺品の整理の御依頼で、今日は豊島区の雑司ヶ谷にやって参りました。
都電の荒川線の線路を過ぎた静かな住宅街の中の一軒です。
庭に咲く桜の大木が見事でした。
築60年くらいとの事で、壊すには惜しいガラス戸や建具が目に入りますがそれらは依頼品では無いので、横目で見ながら、ひたすら、荷物のの整理。
残念なことに、骨董品類、掛軸等はすでに整理をなさってしまったとの事。
売却で受け取った金額を聴いて、なぜかその業者がうらやましくなりました。
私たちは今日6人で2トン車2台分以上の殆ど不用品の処分作業でした。
その中で先程の箱達の中から見つけた一つが此のシャネルのバッグです。

箱の古さも気に入りましたが、中身の以外にしっかりした顔つきも気に入りました。いまでも立派に活躍のシリーズの一点でした。

お母様が50年程前、よく、フランスに行かれたそうです。
他の品々と同じくほぼ無償で頂きました。
豊島区雑司ヶ谷のM様、今日は有難う御座いました。

シャネルも昔は控えめだったんだなと思いました。
シャネルのロゴがバッグの表で無く、内側に有りました。
こんな風に….