文京区本郷で、古銭の買取でした。
車のまばらな、走りの楽な春日通り。
熊野町から東池袋、小石川から春日町。
このコースは何百回走ったか数えきれません。
文京区本郷2丁目までこんなに早く着くとは知りませんでした。
チョット早目の到来を告げて、お声を掛けて頂いたH様のお宅のインタフォンをプッシュ。
迎えて下さったのはいかにも恰幅の良いお父様。
築50年を過ぎた工場兼住まいの2階建ての建物の解体だそうです。
下は工場、2階には部屋、物置等が5部屋以上。
誠に申し訳ありません。
1時間以上物色しましたが、何にも出て来ません。
私が連れて帰りたい物たちが。
仕方なしにお茶を頂きながら、目を通した古いアルバムに張られていたのがこの古銭でした。
これしか無いんですか?
いくら探してもこれしかないだろうというお答え。
ありがたく頂戴して帰りました。
店に戻り、検索してみました。
高い評価はできませんでした。
数が多いのか、欲しい人が居ないのか。
一見、珍しそうな物でも、どれだけそれを欲しがる人がいるかで、評価がガラッと変わってしまうのが私達の世界です。
H様にはなにか目ぼしい物に出会ったら連絡頂けるよう、お願いして、今日は爽やかな春日通りの走りで良しとしました。
文京区本郷の、恰幅の良いH様、有難う御座いました。