【東京都港区】遺品整理中に見つかった昭和の100円銀貨と外国紙幣を買取|六本木ヒルズの高層階で“記憶の価値”に出会う

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東京都港区での遺品整理中に発見|押入れから現れた昭和の100円銀貨と外国紙幣

「母の部屋を片付けていたら、いろんなものが出てきて……」

東京都港区六本木の高層マンション、
六本木ヒルズレジデンスの一室。

ご依頼主は、お母さまを亡くされたばかりのご夫婦でした。

私はいつも通り、遺品整理と仕分けのために現地を訪問。

家具や書籍、日用品などを丁寧に確認しながら作業を進めていると、押入れの奥からひとつの古い箱が出てきました。

「それは何でしょうか?」と奥さま。

箱を開けると、金属のかすかな音が響きました。

押入れの奥から現れた古い外国紙幣・外国硬貨や日本の硬貨

中には、ずっしりとした銀色の硬貨と、
色あせた外国紙幣の束。

イギリス、アメリカ、シンガポール、中国など、さまざまな国の通貨が混ざり合っていました。

そしてその中に、ひときわ輝きを放つ硬貨の山。

見覚えのある稲穂のデザインに思わず手が止まります。

「これは……昭和の100円銀貨ですね。」

昭和34年から41年まで発行された銀貨で、現在ではすっかり見かけなくなったもの。

ざっと数えてみると、
100枚を超える量がありました。

手に取ると、銀特有のひんやりとした重みが伝わります。

保存状態の良さが査定額を左右

「ただの古い100円かと思っていました」と驚く奥さま。

「いえ、当時の100円硬貨には銀が含まれていたんです。今は銀の相場が上がっていますから、状態によっては高価買取が可能です。」

保存状態も非常に良好。

酸化や変色がほとんどなく、輝きを保っていました。

そのまま銀の重量と相場をもとに査定を行い、金額をお伝えすると、奥さまは少し驚いた表情に。

「まだそんなに価値があるんですね。母は旅行好きで、いろんな国の通貨を集めていたんです。」

静かに笑顔を浮かべながら、
ご主人がそうお話しくださいました。

“思い出の価値”をつなぐ仕事

査定を終える頃には、窓の外にけやき坂のイルミネーションが灯り始めていました。

高層階から見下ろす街の明かりを眺めながら、私は静かに道具を片付けました。

「母が集めていたものが、こうして価値になるなんて思いもよりませんでした。」

奥さまのその言葉が、心に残りました。

遺品整理の現場では、お金としての価値よりも、思い出としての重みを感じる瞬間が多くあります。

長い年月を経ても、手にしたときの冷たさや輝きが、その人の暮らしや時代を語ってくれる -。

今回の銀貨もまさにその一つでした。“もの”を通して“記憶”を受け継ぐ、そんな仕事の尊さを改めて感じた一日でした。

鑑定後記

昭和の100円銀貨は、銀純度60%。

発行年が限られており、保存状態が良ければ1枚あたり数百円から千円以上の値がつくこともあります。

遺品整理の現場では、こうした「意外な資産」に出会うことも珍しくありません。

古い硬貨や外国紙幣を見つけた際は、どうか捨てずに一度ご相談ください。

“想い出の中に眠る価値”を、丁寧に見極めさせていただきます。