岩田藤七のガラス工芸品「朝顔」などまとめて買取|文京区本駒込にて美術品の買取

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昨日の階段を上り下りした練馬区での作業で、足腰に軽い筋肉痛の残るまま残暑厳しい暑さに見舞われつつ、文京区は本駒込、六義園からほど遠くない立派な古いマンションへ。

一方通行の細い道路が多く、思ったより車を止めるのに苦戦しました。

目指すは5階。

こちらのマンションもかなり築年数が経っているんでしょう、エレベーターのドアの開閉する音が年齢を感じさせます。

お出迎え頂いたのが、恐らく私よりも先輩とお見受けする奥様。

「年齢も年齢だし、あれよ、終活してるのよ」

既にエンディングノートもしたためられているそうで、最後の明確なビジョンを私に話してくれました。

ご用意頂いた紅茶とお菓子を頂きながら。

岩田藤七 作のガラス工芸品

1時間くらいしたでしょうか、話の間が空いたタイミングで奥様がスッと立ち上がり、亡くなった旦那様が贈答品で貰ったという銅箱をテーブルの上に出して頂きました。

そこで出会ったのが、このガラス工芸品たち。

岩田藤七の作品です。

独特の柔らかみのある造形が素晴らしい一物でした。一点、かすかな傷が残念です。

その他にも食器など私好み贈答品もあり、それなりの査定をさせて頂いたのは言うまでもありません。

結果的には、このコロナ禍の中で、
今日はかなりの溜飲物でした。

呼んで下さいました文京区本駒込のE様、本日は有難う御座いました。

大切に可愛がります。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の不用品処分・遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、
一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。

どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

トヨタの古い足踏み式ミシンを買取|さいたま市浦和区にて贈答品など不用品処分・買取

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さいたま市浦和区にて古い贈答品の買取依頼

本日の買取依頼の現場である、さいたま市浦和区へ向っている最中に急なゲリラ豪雨。

温暖化の影響なのか、ここ最近の雨の降り方は尋常じゃありません。

ワイパーの速度を最大にするほどの視界不良の中、ナビが示している場所へ到着。恐らく、築50年以上は経っているであろう木造住宅が、呼んで頂いたH様宅のようです。

お出迎え頂いたのが、さもすれば私と年齢が一緒位と思われる奥様。

「この住まいも取り壊すことになるとは、時間が経つのは早いねぇ」

お話によれば生涯独身を貫かれており、ここ最近の体力の低下、更に新型コロナウィルスの脅威も鑑み、湘南エリアにある施設に入居するとの事。

その入居の関係で、近々でお住いの解体工事が控えており、「解体前に不用品の整理をしたい」とのご依頼を先週頂戴しました。

出来れば思い入れのあるモノに関しては、ちゃんとした方に譲りたいとのお気持ちが強く、今回、私どもを呼んで下さったそうです。

古いトヨタ製の足踏み式ミシンとの出会い

いくつかの不用品を拝見させて頂く中で、H様はひとつずつそのものに込められた思い出を話してくれました。

今日は湿気が物凄い高く、大粒の汗を流しながら話に聞き入ります。

すると、

「これは、大昔に贈答品で頂いた古いミシンテーブルなんだけどね」

と、指を指された先に見えるのは、かなり年季の入った足踏みタイプのミシン。

拝見させて頂くと、レトロなトヨタ製のミシンでした。

長年使い込まれた木味が良い雰囲気を醸し出しており、一般のご家庭では殆ど見ることのない代物。

じっくりと拝見させて頂くと、経年の傷や欠け、染みや錆、反り等が見受けられましたが、動作を確認するとしっかりと稼働しました。

この手のレトロ品は好きなアイテムのひとつなんですが、正直、商品価値的にはちょっと疑問符がつきます。

「古い物だけど、これも持っていってもらえる?」

とのご要望もあり、その他の不用品と併せて、納得するお値段で買取らせて頂きました。

H様、非常に足腰の丈夫な方で、私と二人で2階にあったミシンを階段から一緒に降ろして頂きました。

さいたま市浦和区のH様、この度は呼んで頂きありがとうございました。

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150体の古いこけしをまとめて買取|文京区小石川にて遺品整理に伴う不用品買取

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私も70年以上生きてますが、こんなに雨が降ったのは初めてかもしれません。

連日ニュース番組で踊る、

「過去最高」
「観測史上初」

の文字。

あまりの激しい降雨に、現場での買取を断念した案件もありました、申し訳ありません。

しかしながら、
今日は連日の大雨が嘘のような夏晴れ。

気温がぐんぐん上昇し、汗をかきかき向かったのが文京区小石川です。

今日は サクラの名所、播磨坂からすぐ近所のM様のお宅にお邪魔致しました。

先代の父上さまの遺品整理

お出迎え頂いたのが、
60代と思われる主婦の方。

このお盆期間中、先代の父上さまの遺品を整理されていたそうで、その不用品を片付けて欲しいとのご依頼です。

ダンス・椅子・テーブルなど家具の査定

先ずは、やはり30年ほど前に購入されたという、立派な和ダンス。

後は椅子が6客付いた、無垢材のダイニングテーブル。

とても良い物でした。

然しこの頃はこの手の家具の行き場を探すのが容易では有りません。良く見ると小さな傷がちらほら見えます。

ますます難しいアイテムと言わざるを得ません。

幸いこちらの家具は引っ越し業者さんと、事前に引取り処分の話が出来ているとの事。

家具類の買取はちょっと難しい旨をお伝えすると、

「引っ越し代のほかに結構な費用が掛かるので、できれば何かしら売却して足しにしたいのよねー」

ということでした。

150体のこけしとの出会い

「そうねー、これは駄目かしら?」

押し入れの奥にしまわれていた、無数の物体が灯りを帯びると、ビックリするほどの量のこけしたちが出現!!

その数、なんと約150体

かなり古い物で、往年の作家者が制作されたようですが、はて、人気は??

しかしながら、大勢のこけしがつぶらな瞳で私を見つめられ、頑張って連れて帰ることにしました。

残念ながら奥様にはそれほどの金額をお渡し出来ませんでしたが、「いいのいいの、こけしだけでも持って帰ってくれると、スッキリするから」と気持ちよく私を送り出してくれました。

今日はこんな出会いでしたが、大雨で気分が塞ぎこみがちだった私の気分をパッと明るくしてくれた小石川のM様、有難うございました。

古い人形やこけしなども積極的に買取します

買入れ本舗では、古い人形や、古いこけしなども積極的に買取を行っております。

処分する前に、お電話お待ちいたします。

電話番号は0120-5394-55です。

ニコン・キャノン・オリンパス・マミヤなど古いフィルムカメラの買取|文京区西方にて古いカメラの買取

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文京区西方にて戸建ての解体に伴う不用品買取

不穏な天気の中、
文京区西方へ車を走らせる事、およそ1時間。

西方公園からやや細い道なりにある、築50年は経過していそうな古いお住い。

こちらが本日のお目当てのT様邸のようです。

家を解体するんよ。この際だから、いらない物は処理しておきたいと思ってね

そんな連絡を頂戴したのが先週末のこと。

「ごめんね、こんな陽気の時に呼んじゃって、迷惑じゃなかった?」

いかにも腰の低そうなお父さんが私を出迎えて頂きました。恐らく70代後半くらいでしょうか。

白髪交じりの分厚いメガネが特徴的です。

お話をお聞きすると、ある程度の片付けは終わっているそうで、今回はむかし使用されていた趣味のモノを買取って欲しいとの事。

古いコレクション品の買取査定

すると、畳の上に置かれた、古い昭和の小引出しから、風呂敷に包まれた細かな物達が私の前に現れました。

双眼鏡、眼鏡、古いコイン等。
大事に残された物達。

遺された方と、大事に守ってこられた方の気持ちが、風呂敷から溢れてます。しかしながらこれらのモノたちは時代の流れにより、あまり価値が無くなってしまったアイテムなのが残念です。

ちょっと厳しい旨をお伝えするかしないか迷っていると、「これも見て欲しいんだよ」といって出されたのが明らかに古さを感じさせるカメラが複数台。

今日見せて頂いたものの中では、最もお値段のつけやすいアイテムでした。

古いフィルムカメラの買取

ニコンFM2、キャノンF-1、オリンパスペン、マミヤスーパー16などなど、人気のフィルムカメラです。

ニコンFM2

お父様はカメラが趣味だそうで、実際に使われたものですが、大きな傷もなく中々の美品でした。

最初に見た物たちの汚名を挽回すべく、
納得のお値段で買い取らせて頂きました。

「あんた、良くカメラそんなに知ってるね。あんたに引き取ってもらって良かったよ。今日は思い出話ばっかりでゴメンね!」

ハキハキとお話される方でとても面白い方でした。解体後、海の見える施設で暮らされるそうですが、きっと大勢の友達に囲まれて楽しく暮らされることでしょう。

文京区西方のお父様、この度は素敵な出会いありがとうございました!

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古くて汚れた金杯の買取|葛飾区奥戸にて贈答品の買取

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古い銀杯があるのよ。これって売れるのかしら

定期的に出している、当店のレトロな雰囲気漂うチラシを見たお客様からの連絡があったのが先週末のこと。

こういうアイテムのお問い合わせの時は、客先へ向かう際、自然とアクセルを踏む足に力が入っちゃいます(笑)

本日、お呼ばれしたのが葛飾区奥戸。

ご依頼頂いたM様宅の近くには、昔行ったことがある葛飾区奥戸スポーツセンター。私の記憶が確かなら、20年前に仲間と春に花見をしたような気がします。

古くて少し汚れた金杯との出会い

今回は引っ越し準備中の70代のご夫婦からの問合せ。

玄関を開けたときに一見、ちょっと気難しそうな雰囲気の方だった為、気を引き締めていざ室内へ。

「どうぞ、」という事でリビングへご案内頂くと、室内はなんとなく大正ロマン的な情緒あふれる雰囲気。

椅子を勧められて、座ったダイニングテーブルの上には2つ桐の箱がありました。

某大手の生命保険会社にお勤めだった旦那様。それなりに出世されて、退任する際にこちらの贈答品を受けっとったとの事。

開けると古くて汚れた銀杯‥、と思いきや、なんと金杯でした。恐らく、経年の汚れで銀杯い見えてしまったと思われます

恐らく昭和55年から59年のもの。

あの頃の日本は活気があって、今と比べてはいけないんですが、素晴らしい時代でした。

思わぬ出会いでありながら、私の好むアイテムということもあり、今回は想定していたよりもはるかに高価なお値段で買い取らせて頂きました。

欲を言わせてもらえばもう少し時代が有って、表面に造作の有るような、金杯と出会いたいものです。

それでも私には久しぶりの出会いでしたので、奮発の買取でした。

思わぬ高額買取で驚きのご夫婦

これにはご夫婦も「あらら、こんなにいいんですか!」と驚きの様子。多すぎて、ちょっとビックリされてたので印象的でした。

お支払いを済ませて、荷物を車に積み込むときに奥様から「いいの?こんなに貰っちゃって‥」とまだ心配な様子。

いえいえ、こちらこそ素敵な金杯だったので頑張らせて頂きました、とお伝えすると、ちょっと待って!と家の中へ。

「これ飲んで」と渡されたのがユンケル皇帝液のパック。ちょっと高い方のユンケルです。

早速、帰りの渋滞中に1本開けて体力をリカバリーして下町を後にしました、

奥戸のご夫婦、有難う御座いました。

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東京都板橋区にて一軒家の解体に伴う不用品処分・片付け

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お住いの解体に伴う不用品処分のご依頼でした

時代の流れもあってかこちらの一軒家以外のお住いは今どきのお洒落なデザイン住宅が立ち並んでました。

そんな歴史あるご主人の実家も、人が住まなくなって3年ほど経過し取り壊すことになったそうです。

しかしならこちらのお住い、細い私道で通りから奥まっていた影響で、作業は少し手間取りました。

本来なら3日で終わる予定の作業が1日延長し、丸4日間かけて作業完了。

築50年は経った木造住宅の不用品処分、
やっと終わりました。

今日はこれ以上暑くならないでと祈りながらの作業でした。

ご依頼されたB様も、

これ程の古着が有ったとは思ってもみなかった。とても私1人ではなんとか出来るものではありませんでした。

との事。

作業前のお部屋

それもそのはず、ゴミと衣類と生活用品が山のように、ありとあらゆる収納棚などにぎっしり。

不用品処分前

片付け作業中

古着だけでなんと1トン以上でした。

不用品処分後

片付け後

不用品処分後、何も無くなった部屋を隅から隅までご覧になり、ご納得の笑みを浮かべた笑みを時には、内心ホッとしました。

ここ迄キレイにして頂いて有難う。本当に色々お世話になり、ありがとうございました。助かりました。

とお喜びのお声まで頂きまして、こちらとしましても、一安心です。

茶道具・食器の買取で処分費用を抑えました

当初の見立ての通り、お宝には出会えませんでしたが、ちょっとした茶道具や食器などが見つかり、若干ではありますが作業費用を抑えさせて頂くことができました。

「おっ、コレは!!」と言うアイテムとは出会えませんでしたが、それなりの達成感がある板橋区の不用品処分の作業でした。

打ち上げは、ひっそりと、
焼き鳥屋で20:00まで。

もちろんソーシャルディスタンスを保ちながら。

茶碗など茶道具の買取|杉並区方南町にて茶道具の買取

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「もうね、お茶は辞めちゃうの」

と言いながら、亡くなった旦那様の仏壇の横で、半分ほど開かれた押入れの下の段から、両手で重そうに出されて来たのが、この茶碗。

その他にも畳の上に様々な種類の茶道具が並びます。

お話を伺うと、コロナ禍の影響で”密空間”となってしまう茶道教室は、辞める生徒さんに歯止めがかからず、昭和50年代から続いた教室をたたむと決断されたそうです

本日、私を呼んで頂いたのは、杉並区方南町の非常に年季を感じるお屋敷にお住まいの、80歳は越えられたでしょう、和服姿のK様。

今回は茶道具の他、旦那様が生前に使用されていた遺品の整理もかねて呼んで頂きました。

いくつかの茶道具、そして15年以上前のパソコンや、生前旦那様がお使いになっていたキャディバックに関しては、申し訳ありません、お値段の提示がとても厳しいためお断りせざるを得ません。

茶道具

特にお茶関連のアイテムに関してはコロナによる影響で評価が下がってしまい、正直、評価が厳しいんです。

コロナ前であれば高い評価でお譲り頂いたアイテムではあったんですが‥。

しかしながら、お値段の提示には大分悩んだものの、なんとか折り合いを付けて快く譲って頂くことになりました。

本日は思い出の詰まった物をご手配して下さった、K様ありがとうございました。

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戦前の古い写真などを含めた贈答品の買取|豊島区高松にて遺品整理に伴う不用品の買取

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急に暑くなってきた影響でしょうか、ここ数日
体調が芳しくありません。

本来であれば杉並区で贈答品の買取の依頼と、文京区の小石川で着物の買取の依頼が有りましたが、お断りさせて頂きました。

若いころならなんとか体調を誤魔化して伺ってましたが、このご老体であればムリ出来ません。

そんな訳で、今回は先日伺った豊島区高松での遺品整理の様子をご紹介させて下さい。

亡くなったご両親の遺品整理伴う贈答品の買取依頼

そこは昔懐かしい居酒屋の隣にある築年数50年はくだらないと思われるお住い。

こちらがご依頼頂いたD様邸でした。

いつだったかなぁ‥、記憶が確かなら昭和の終わりくらいに当時の仲間と寄った店。一気に懐かしさが蘇ります。

その仲間は令和に入る直前に天国へ還りました。

懐かしい気持ちを抑え込み、お出迎え頂いたのは50代くらいと思われる主婦の方。今回は、亡くなったご両親の遺品を整理したいとの事でお問い合わせ頂いてます。

お仕事の関係で非常に交友関係が広かったそうで、贈答品の処分に困っていたとの事でしたが、実際に現場を見させて頂くと、今回の訪問だけでは到底ムリと思わざる得ないボリューム。

更に厳しい現実を突きつけられたのが、昭和時代の贈答品でありながら、評価が厳しいものが大半を占めている状態だったんです。

残念ながら、私が引き取りたい贈答品は有りませんでした‥。

しかしながら、D様の本当に困った表情を見ると、中々断れません。

建物も売却、解体とのこと。

戦前の古い写真との出会い

そんな私の目に留まったのが、この写真たち。

長野県の出身だったお父様が写った戦前の写真です。

写真機をまっすぐ見つめる軍人の皆さんの目は強い意思が感じられました。我が国のために、尽力して下さった先人たちに改めて最敬礼といった感情が湧きあがり、と同時に不覚にも涙が零れ落ちそうになりました。

D様が「これは亡くなった父が松本市で撮影した写真なんですよ」との事。

頂きたいというと、どうぞとおっしゃるので頂いてきました。

一瞬、タイムスリップした心情も束の間、すぐに現実に引き戻され、贈答品の整理に次回伺う日を決めてから、豊島区高松を後にしました。

奥様、この度は呼んで下さりありがとうございました。

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ニコンSなど古いカメラの買取|文京区目白台にて亡くなったお父様の遺品整理

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「本が沢山あるんだけど、なんとかしてもらえる?」

受話器越しに聞こえるやや早口の口調に、もう一度聞き直し、
ようやく話の内容が分かりました。

去年、天国へ旅立たれた父上の遺品を整理をお願いしたいとの事。パートがお休みの本日6月17日でのご指定です。

そんな訳で真夏を感じさせる強い日差しを浴びながら向った先は文京区目白台。田中御殿(田中角栄邸)の向かい側にある、古い木造住宅が呼んで頂いたM様邸でした。

「ゴメンね、こんな時期に呼んじゃって迷惑じゃなかった?」

いえいえ、そんな事ありませんよ、と謙遜しつつ、コロナ禍で皆デリケートになっている方が多い中、とても気楽に一階から2階まで案内されました。

「父の部屋なんですけど、もう一人じゃ片付けらんなくてね」

ある程度、仕分けされた形跡が見受けられましたが、大きいサイズの本棚や押し入れにはすし詰め状態の本などがギッシリ。

確かに、このボリュームはプロの私でも躊躇するほどです。

お住いの感じから私好みの古本の出会いがあるかもなんて、ちょっと期待してましたが、現実は甘くありません。

亡くなったお父上は税理士をされていたそうで、税理、会計関連の本が殆どでした。

一瞬、深いため息をつく私。

正直、殆どが評価できない旨を告げなければいけない事に、心が傷みます‥。

ニコンSなど古いカメラとの出会い

なんとなく重苦しい雰囲気に包まれつつ、本などが詰まった押し入れを整理する中で、お父上が生前趣味だったと仰ってたいくつかの古いカメラがまとまって保管されてました。

その中にはニコンSのカメラも混じってます。

ニコンS

1954年に登場したニコンのレンジファインダーカメラ。ドイツのライカに対抗するための改良が施されたことが特徴です。

現代のデジタル一眼レフカメラはもちろんのこと、かつてのフィルムカメラもマニアの間で人気がとても高く、高値での買取査定が望めます。

思わぬ出会いに「これはどうしますか?」と聞いてみると、「いいわよ、それも持って行って頂戴」と一言。

今回はカメラとの素敵な出会いがありましたが、その他の不要になった本のボリュームが多く、ちょっと大変でした(笑)

時間の関係で整理・処分が全て終わらなかったので、後日伺う日程を決めて、文京区を後にしました。

久々の文京区目白台、又お邪魔したいと思います。

M様、呼んでくれて有難う御座いました。

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古い釣り竿やリールなど釣道具をまとめて買取|世田谷区新町の都営住宅にて不用品処分

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梅雨時期とは思えないほど、
夏本番さながらの晴天が続いた6月前半。

しかしながら関東・甲信越地方は例年より1週間遅く梅雨入りに突入しました。

その影響もあり、買取現場では高温多湿の状態で、行く先々で玉のような汗を額に浮かべながら、老体にムチ打って頑張ってます(笑)

世田谷区の都営住宅にて不用品処分のご依頼

そんな本日は、世田谷区新町で不用品処分のご依頼。

久々に訪れる新町はなんとなく昔の雰囲気漂う個人的に好きな町。お隣の桜新町がサザエさん発祥の地というのも懐かしさを促します。

一方通行を思わせる細い道を走りつつ、やや古くなったカーナビが示すのは新町にある築60年と思われる都営住宅でした。

当然ながらエレベーターなどはなく、お部屋のある4階まで若干バテ気味に昇り、やっとのことでお部屋前へ到着。

昔ながらのインターホンをプッシュすれば、「木村さん?」と元気なお声。

これまた年季の入った玄関ドアを開けると、にこやかな笑みをうかべた、わたしよりも明らかに先輩のご夫婦にお出迎え頂きました。

リビングへご案内頂くと、奥様がご用意して下さった氷が入った麦茶、そのお供に芋羊羹。暑さで移動だけで疲れた精神を解きほぐしてくれる演出に徐々に元気が戻ってきます。

なんでも昭和40年の東京オリンピックの時入居されたとの事。60年近く、今のお住いに住まわれているそうです。

「おたくのチラシを見てから、携帯電話でホームぺージを見て連絡したんよ」

今回のご縁は筆不精な私のブログを呼んで下さったそうで、今回はお部屋のスペースを取ってしまっている不用品の処分のご依頼です。

着物や食器類が敷き詰められたお部屋

なんだかんだ30分近く世間話をしてから、リビングとは別の和室のお部屋へ連れていかれました。

そこには無造作に段ボールなどが置かれていて、足の踏み場に若干困る程でした。でも、こういう雰囲気は結構好きなんです、私。

しかしながら、じっくりと部屋の中にあるアイテム達を品定めしましたが、なかなか良い出会いがありません。

着物や古い食器もあるにはありましたが、ちょっとお値段を出すには難しい物ばかり。

古い釣り道具との出会い

すると旦那様が

「釣竿は買ってもらえるの?」

と、別の部屋から古そうな釣り道具を出してくださいました。

なんでも旦那様の若い頃は釣りに没頭されていたんだそうです。

古い釣り竿やリールなど釣道具

古い釣り竿、小物等は、人の血が通った、とても大切な物のひとつの様な気がします。物に出会い、作られた姿を見る度、それを完成させた多くの人たちの、気概、誇りを感じます。

拝見させて頂くと、釣り竿は大きな傷や割れも無く、
使用が困難なものはありません。

Pennのリールも故障しておらず、修復の形跡も無し。

pennのリール

その当時、普段から釣具の手入れをしっかりとしてきれいな状態を保たれていた事もあり、併せて保存状態もそれなりに良い感じでした。

今回は釣り道具に関してだけまとめての査定となりましたが、着物や食器に関しては残念ながら処分品として引き取ることに。

その影響で、私の車両は買取対象外のアイテム達で埋め尽くされましたが、ご夫婦お二人は

「思い出深い物があったりして、なかなか片付ける踏ん切りがつかなかったけど、これで胸のつかえがとれたよ、木村さん。ありがとね!」

と旦那様。

奥様も「私たちも大分年をとっちゃったし、少しづつ整理していきたかったの。それとね‥」

「私たちが東京オリンピック開催の年に入居して、1年遅れちゃったけど2度目の東京オリンピックでしょ。なんとなく家も心もスッキリさせたかったの」

とおっしゃって頂きました。

東京オリンピックに不思議と節目を迎える世田谷区新町のT夫婦、また何かしらあったらお気軽に連絡くださいね。

今回は呼んでくれてありがとうございました!

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