豊島区千早のお客様です。【大正電笠】の買取でした。

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今日は本当に申し訳ありませんでした。
渋谷の神宮前で、贈答品の買取の依頼と、文京区の小石川で、着物の買取の依頼が有りましたが、今日の朝からの暑さのせいと体調のせいで、お断りさせて頂きました。
日陰の乏しい店の前で、昨日買取した荷物の整理です。
と、思ったところ、「古い本が有るんだけど、見に来てよ」
そうですねー、お年の頃は、75から80前。
老眼のちょっときつい金縁の眼鏡のお母様。

お店にじかにお見えになるお客様のお願いは、中々断れません。

場所は、小学校の近所、道のせまいところです。
自転車で向かいました。
暑さがしんどい。

殆どハードカバー、息子さんの蔵書だそうです。
本の表紙を開けながら、自分より早く逝ってしまった息子さんへの、無念さが伝わります。

建物も売却、解体とのことです。
残念ながら、私が引き取りたい本は有りませんでした。

私の目に留まったのが、この電笠です。
2階への突き当たりと、玄関の天井で何と無く私を見てるんです。
頂きたいというと、どうぞとおっしゃるので頂いてきました。
店で、点けると、とても懐かしいほのぼのの光でした。

ほのぼのの大正電笠

ほのぼのの大正電笠

何と無く、日ごろの疲れと、今日の暑さを忘れさせてくれる明かりでした。
千早のお母様、今日は有難う御座いました。

豊島区のお店で買取りました。【本鼈甲の象牙撥】。

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実は今日の予定はこんなはずでは有りませんでした。
今日はとても暑い一日でした。
今日はかなり忙しい一日でした。
昼前から夕方まで、4か所のお客様に呼ばれ、4か所ともかなり中身のある買取でした。
お会いしたのがそれぞれ魅力的な奥様ばかり。
最初が練馬区早宮のO様、次に文京区関口のT様、続けて関口のH様、最後に新宿区筑土八幡の、I様。多分、40代から60代の、素敵な女性のお客様ばかりでした、今日は。
うれしい限りです。

照ノ富士が逸ノ城を破ったころ店に戻りました。
今日は何と無く、私の好きな品物に出会えた気分です。
テレビの相撲を耳で聞きながら、品物の整理です。
整理しながら、今日の私の暦の主人公はこれだと、写真に収めようとした時に来客がお一人。
あれは多分、ひと月ほど前、鼈甲の撥をお持ち頂いた、A様が目の前に。

今日も、一本の本鼈甲の象牙撥と、金色の腕時計をおひとつ持ってこられました。
結局、撥の方はお値段納得頂き、時計の方は、あずからせていただく事で、一見落着後、又、いつものよもやま話です。

訳有りで転職後の今のお仕事の話を聞きながら、A様の、お年を聞いて、びっくりしました。

私の想像よりはかなり、年配の方だったんです。

A様、今日は店に寄って頂きまして、大変有難う御座いました。

最近私は、体のあちこちの痛みのせいで、色々落ち込んでました。

今、キーボードに向かいながら、思い出しました。
今朝お会いした、とてもお元気で、とても聡明な早宮のO様。
やはり、こんな文章は、ブラインドでの作業だそうです。
私にも可能かもしれないとの事。
頑張りたいと思います。

好きな品物に出会うのもも大事ですが、今日はそれよりも大事な事に出会えた一日でした。
A様、O様、有難う御座いました。

港区南青山で、植木【シュロチク】の買取。

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そうですねーっ。
この方は、呼んで頂けるだけで、お顔を拝めるだけで、私はいつも幸せです。
今日は朝から右膝の不都合で、整形外科通いとかで、出かけるのはよそうと思ってたところ、「今日は何時でしたっけ?」
忘れてました。うっかりしてました。
南青山のN様。
今日顔を出すことは前々からのお約束でした。
「足のせいで、後日ではまずいですか?」
「もうみんな玄関に出したのよ」、、、急ぎました。
外苑東通りから、西麻布を右に折れて高樹町を左へ。
いつもの4階の玄関に着いたのはちょうど夕方の5時。
相撲の取り組みのまっ最中でした。
玄関の内側に置かれた、いつもの様な不用品をいつものように頂きながら、いつもの様な世間談義。
これがまたいいんです。
今日も大変勉強になりました。
前にも、いつも来るたびにパソコンの周辺機器が増えたり変わったりというコメントを記した記憶が有りますが、今日は、パソコンの操作をブラインドでやってらっしゃると聞いて、又、びっくりです。
私なんかこれを作るにもキーボードから目をはずせません。
N様は、モニターしか見ないそうです。為になりました。
今年80歳の独身女性という事は聞いてます。英語の能力は一流だそうです。
お部屋はいつも白がベースで、シンプル綺麗。
ついでにどうしてもとお願いされたのが、写真の植木、棕櫚竹でした。
結構なお値段で購入したものの、どうしても雰囲気が合わず、出来たら私に大事にしてほしいとのこと。
お断りできませんでした。
買われたというお値段よりはるかにお安い値段で、店に連れて帰りました。

シュロチクで検索しました。
日陰に強く、丈夫で、長生きの観葉植物だそうです。

なんとなく気に入りました。うらやましい限りです。
足の痛みを忘れそうです。

N様、本日も大切な物を頂きまして感謝いたします。

八王子の御夫婦からブランデー『ヘネシー』・『レミーマルタン』の買取でした。

ここのところお会いする御夫婦がなんとなく全て仲睦まじく、仲が良く、うらやましい限りです。
今週は少なくとも3組の御夫婦とお会いしました。全て、50台とお見受けしますがもしかするとその上かも知れません。
どちらも全て奥方が、お元気で、輝いて、たくましいんです。
目黒のY様、渋谷のI様、練馬のO様。
今週は有難う御座いました。
今日お会いしたのは40代の御夫婦でした。
奥様が何ともおしとやかな。
御主人の大腸に最近、ポリープが見つかったそうです。
やはり奥様の一声で、お酒を断つことに決めたそうです。
40代にしては、頭が薄めのかなり太めの、一見健康そうなお父様。
私も同感です。
出来ればお酒は止められた方がいいと思います。
ついでに煙草も。
私が計算してる間にも、煙草の白い煙が目の前に漂います。

 

ブランデーのヘネシーとレミーマルタン

ブランデーのヘネシーとレミーマルタン

 
ブランデーでは、このヘネシーと、レミーマルタンが私のの好みです。
煙の分、お安くなったわけでは有りませんが、ちょっと辛めの私の金額提示にもお二人の気持ちの良い笑顔が返ってきました。
インターネットで★の数ほどあるお店の中から私を呼んで頂きました。
高速で八王子まで来たかいがありました。
帰り際頂いたアイスコーヒー、喉が喜んでました。
八王子の先、圏央道から八王子西まで、流れの良いゆったりした道のりでした。
たぶん多摩川の支流でしょう、気持ちの良い水の流れと、緑の濃い、初夏の陣馬街道を後にしました。
八王子から私を呼んで下さった、T様御夫婦、有難う御座いました。

 

練馬区早宮で、お酒の買いと入り、そして、ホーローの看板も

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こんな物に出会えると何かほっとします。
古いお酒を買ってほしいと、練馬区早宮のS様からお電話が有りました。
環七を超えてわずかの、緑の多い静かな所、お店から15分ほどで到着しました。
体を壊されて、貯めておいたお酒を処分したいとのことです。
遠い昔、パン屋さんだったそうです。
80は越えたのか、チョッと小柄で、足腰がいやにたくましい、電話の主のS様が、電気の切れてる業務用のビールサーバーから、お酒のボトルを出して居る間、私は2階への階段の壁に貼られてたこの看板に目がとまりました。
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何十年か前、しっかりと釘で留められた、この看板を必死ではがしました。
昔の釘は余りにもしっかりしてます。
なるべく、ホーローが壊れないように、4か所の釘を必死に抜いてる間、お酒の準備が終わったようです。
残念ながら、取り立てて評価したいお酒は有りませんでした。
お酒の買取値段を申し上げて、OKを頂いた後、この看板の買取希望金額をお告げ致しました。
確か、ヒエエーと聞こえました。眼鏡の奥の丸い目が、一回転してました。
もう少し、お安く買えたかもしれません。
ちょっと高く買いすぎたかもしれませんが、買ったお酒が割れぬよう、看板のホーローがこれ以上剥がれぬ様、静かに静かに環七の信号を超えて店に戻りました。
椎名町の居酒屋の親父がこの手の看板に目が無いんです。
どんな顔をするか今から楽しみです。
練馬区早宮のS様、有難う御座いました。

渋谷区の神山町で、ぴかぴかのブロンズ彫刻の買取でした。

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コインパーキングを探しながら、眺めれば眺めるほど、街が輝いてる感じです。
ガレージから覗く、車の顔は殆どがドイツ製。
そんな街の、いかにも輝いている、一軒のお宅にお邪魔いたしました。
玄関のドアが開いた瞬間から、全てが輝いてる感じ。
ぴかぴかに輝いてる素敵な奥様に案内して頂いたのが、富永直樹の作品の山。
玄関に無造作に置かれた大小の作品達。
今、この手の作品の買取の場合、お値段の提示に非常に苦労します。
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奥様に出して頂いた冷たいお茶を飲んでも中々、喉の渇きがとれません。
写真のほかにもあと何点か有りました。お値段の方、何とか折り合いを付けて頂きました。
ほかにも輝く物達、沢山拝見いたしました。が、今回はこれだけにして頂きました。
申し訳ありませんでした。素敵な奥様。
今日は、ぴかぴかの虎、猿、犬達に囲まれて、渋谷区神山町を後にすることに致しました。
神山町の、とても素敵なI様御夫婦。有難う御座いました。
最後に拝見した、タグホイヤー、ロレックス、又出会えればと思います。

目黒区目黒本町での【茶道具の買取】。

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茶道具を見てほしいんだけど。
目黒本町のY様からお声がかかりました。

買えば安くないのが茶道具です。
然し私達が評価に苦しむ茶道具も少なく有りません。
残念ながら今日、私を待っててくれたお茶碗たちは、まさしく買取の難しい物でした。

名も無く、時代も無いいわゆるお稽古用の茶道具はいくら数が有っても高価な買取は困難です。
しかし、思い入れは強いんです。持ち主のY様。
兄上が遺されたものでかなり期待をしてたとのことですが、こちらの説明に気持ち良く応じて頂きました。
この二宮金次郎、そばでじっとさみしそうにしている物ですから、了解を得て一緒に連れて帰りました。
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ついでにソファーも一つと頼まれましたが、昨夜から右足のひざに痛みを覚える私は、体よくお断りしたのですが、奥様が、私も手伝うからというので、階段の3階から下す羽目になりました。

階段がせまいんです、らせん状で。
ひと汗ふた汗かきながら、奥様と悪戦苦闘しながら下してから良く見ると、エコーネスのストレスレスチェアでした。
相当古型の。
20年近く使わず置きっぱなしとのことで、縫い目には埃がいっぱいです。
オットマンも出て来ました。
本来ならかなりの値段で買い取り出来る物ですが、状態が状態です。
こちらも私提示の目いっぱいのお値段に、気持ち良く首を振って下さいました。

ソファーの奥から見えたアンプ、スピーカーたちは次回にまわして頂きました。
なんとなく元気の無い旦那さまと、活発で元気な奥様のY様御夫婦。長居をしてしまいました。
最後に入れて頂いたおいしいコーヒー御馳走様でした。
コーヒー飲むと命が延びるとか。
有難う御座いました。

港区高輪での買取。津軽三味線の買取でした。

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やっと値段が折り合いました。
三味線を習われて40年以上が過ぎたそうです。
奥様と御一緒に熱心に勉強されたそうです。
3年前に奥様が他界されてからは、撥を握る気にもならず、やっと今回の津軽三味線を手放す気になったとのことです。
何年か前に、何百万円かで買われたそうです。
今日呼んで頂いた、M様の、思いと、思い出と、人生が、たっぷりと詰まった太い棹でした。
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かといってこちらも商売です。
情で値段は決められません。
人生と、値段の話でかれこれ1時間以上。
私のカップには冷めたコーヒーが半分ほど。
御自分の前にはいつの間にか、氷がたっぷりの焼酎のロックのグラス。
時間は午後の3時。
こちらに到着してから間もなく2時間です。
時は金なり。
逃げるが勝ち。
サイドボードの上に並べられた銀のトロフィーに思い切った値段をつけました。
一件落着です。
港区高輪1丁目の、ほんとに静かな長閑な、M様宅を後にする事が出来ました。
M様本日は呼んで頂きまして、有難う御座いました。

新青梅から小平へ、和家具の買取

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夏はすぐそこというような青空に誘われて、今日は新青梅街道を西へ。
石神井から西東京に入り、小金井街道を左に折れて、小平へ。
和食器の買取を依頼されました。
依頼主のT様に有った瞬間から、何か告げたい言葉が有ったんですが中々見つかりません。
20年以上こちらで和食のお店をやってこられたそうです。
食器はT様のポリシーの表現そのまま、素晴らしい物たちでしたが、私達、業者が買取するには難しい物ばかり。
食器の買取はお断りして、結局今日連れて帰ったのがこの和家具たちでした。
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難しいんです。
私の価格の提示はかなり安いんですが、私の中ではそうではなく、さらに、T様の中ではかなりショッキングな数字なんですが、私の提示はそれ以上は困難で、しかし、T様は、すんなりOKをしてくれました。
好きな人にはお宝でも、そうでない人には何でも無い物。
そういう物の買取は難しいんです。
然し今日のT様は私の提示にすんなりOK。
後ろでギシギシ音立てる家具と一緒に、新青梅街道を走りながら、思い出しました。
何かT様に言い残した事を。
T様、そっくりなんです、イチローに。
これから新しい世界に飛び込むとのこと。
素晴らしいですね。その情熱と根性。
イチローにそっくりのT様、今日は呼んで頂きましてありがとうございました。
頑張って下さい。
帰り際の新青梅で、けなげに赤を振りまく一輪のバラに出会いました。
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文京区本郷で、古銭の買取でした。

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車のまばらな、走りの楽な春日通り。
熊野町から東池袋、小石川から春日町。
このコースは何百回走ったか数えきれません。
文京区本郷2丁目までこんなに早く着くとは知りませんでした。
チョット早目の到来を告げて、お声を掛けて頂いたH様のお宅のインタフォンをプッシュ。
迎えて下さったのはいかにも恰幅の良いお父様。
築50年を過ぎた工場兼住まいの2階建ての建物の解体だそうです。
下は工場、2階には部屋、物置等が5部屋以上。
誠に申し訳ありません。
1時間以上物色しましたが、何にも出て来ません。
私が連れて帰りたい物たちが。
仕方なしにお茶を頂きながら、目を通した古いアルバムに張られていたのがこの古銭でした。
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これしか無いんですか?
いくら探してもこれしかないだろうというお答え。
ありがたく頂戴して帰りました。
店に戻り、検索してみました。
高い評価はできませんでした。
数が多いのか、欲しい人が居ないのか。
一見、珍しそうな物でも、どれだけそれを欲しがる人がいるかで、評価がガラッと変わってしまうのが私達の世界です。
H様にはなにか目ぼしい物に出会ったら連絡頂けるよう、お願いして、今日は爽やかな春日通りの走りで良しとしました。
文京区本郷の、恰幅の良いH様、有難う御座いました。