【埼玉県飯能市】解体前の空き家で見つかった桐箱入り茶道具一式|山間部旧家の古道具出張買取
飯能市 解体前空き家での古道具確認
相変わらず、解体前の現場確認が続いております。
今回のご連絡も、
長年付き合いのある解体屋のT君から。
「ねぇ、木村さん、飯能の現場にですね……なんか“箱”があるんですよ。」
“なんか”とは、だいたい怪しい。
「なんか、って?」
「いや、古そうなやつです。たぶん。でも僕、そういうの全然わからないんで(笑)」
電気は止まり、
山間部寄りの旧市街地にある木造戸建。
建物内はほぼ空室。
和室の一角に、桐箱が積まれていました。

自然光だけの薄暗い室内。
T君が言います。
「これ、処分しちゃっていいんですかね?」
「それを聞くってことは、ちょっと引っかかってるんでしょ。」
「いやぁ……なんか“怒られそう”な雰囲気が。」
なるほど。
その直感は、だいたい当たることがあります。
桐箱の中身をそっと確認|飯能市・解体前の静かな茶道具選別
畳の上に直置きされた箱は、15箱ほどでしょうか。

墨書きのある桐箱。
紐は少し劣化。
経年のヤケやシミも見えます。
「これ、全部ガラクタっぽく見えますよね?」
「見えるね。」
「ですよね?」
「でも、見た目で決めると怒られるよ。」
そう言いながら、一つ蓋を開ける。
中には茶道具と思われる品。
筒状の花入れ、陶磁器、共箱付きの器。
骨董級かどうかは、この段階では分かりません。ただ、処分一択とするには惜しい状態。
「T君、これ捨ててたら、あとで夢に出るかもよ。」
「やめてくださいよ(笑)」
室内は埃っぽさこそありますが、
水濡れ跡は見当たりません。
山間部のため湿気は気になりますが、箱内保管という点では、まだ救いがあります。
解体前に全部処分しないために|飯能市・山間部の空き家最終確認
解体前の現場は、どうしても時間に追われます。
「とりあえず全部出しちゃいましょう、って言われがちなんですけどね。」
「それも分かる。でも、ひと呼吸置くのも大事。」
仕分けは1〜2時間ほど。
箱を開け、確認し、
戻し、選別する。
派手な名品に出会った、というわけではありません。
けれど、再流通の可能性があるものは確保できたかもしれません。
「木村さん、今日の“獲物”はどうですか?」
「獲物って言い方やめなさい(笑)」
「じゃあ、救出品?」
その表現の方が、近い気がしました。
自然光が弱まり、和室が静かになってきます。
大量でもなく、
劇的でもない。
ただ、“そのまま処分されなかった”という意味はあったはずです。
「やっぱり、電話してよかったですかね?」
帰り際、T君が言いました。
「うん。たぶんね。少なくとも、後悔は減ったんじゃない?」
解体前の最終選別。
飯能市の山間部での、
静かな一幕でした。
飯能市での解体前整理・古道具出張買取について
埼玉県飯能市での解体前整理や空き家片付け、桐箱入り陶磁器や茶道具の確認など、出張にて対応しております。
価値があるかどうかは、開けてみないと分からないこともあります。
処分前に一度確認する。
それだけで、行き先が変わる場合もあります。
「これ、どうなんでしょう?」
その一言から始まる現場も少なくありません。
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どうぞお気軽にご相談ください。





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