板橋区赤塚での、【中国茶器】の買取
いつもこの時期には同じような音と、言葉に出会います。
蝉の声、花火の音に盆踊り、甲子園の歓声、鐘の音、終戦。
蝉の声もやがてアブラゼミからツクツクボウシに、蜩へ。
そしてやがて、街の角に流れる祭りの囃子。
昨日と今日、青い空を遮る灰色の雲が、自然の理を教えるようで、感服納得安心致しました。
また秋が来るという安心。
ほっとしました何か。昨日今日。
暦の立秋を自然が、忘れないでいてくれた事が。
残暑から晩夏へ。
厳しい暑さの残る今日、私は、押し入れの襖の前で、いつものように独りで奮闘。
見つけ出しました。
河井誓徳、安東五、池順鐸。
箱に出会った瞬間の一瞬の喜び。
残念なことに全て花瓶です。
以前はこの手の物に出会うと、少しは感動が有りました。
この辺りの人気が昔のように戻って欲しい物です。
その中で見つけたのが一つの中国茶器。
最近はこのような一品が、ささやかな夢を与えてくれます。
前回お邪魔しました板橋区赤塚のS様のお宅です。
気持ち良く譲って頂きました。
荷物を積み込む私の背中に、アブラゼミの合唱。
垣根に咲く淡いピンクの花は芙蓉の花でしょうか。
ほほを過ぎる風に何と無く涼しさが。
そんな板橋区赤塚の一場面でした。