【東京都板橋区】賃貸退去後のアパート残置物整理|不動産会社様より原状回復前の一括撤去依頼

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ロフト付きワンルームに残された、退去後の生活の跡

今週、作業を進めていた
東京都板橋区のアパート残置物整理。

今回は不動産会社様からのご依頼で、賃貸退去後に残された残置物の一括撤去です。

原状回復工事に入る前段階として、
室内を“空”にすることが目的でした。

ロフト付きのワンルーム。

ドアを開けると、生活用品、書籍、段ボール、衣類、家電が混在。

「……これは、しっかり腰を据えてやる現場だなぁ。」

思わず出た一言でした。

壁面には生活の跡が残り、床には紙類や雑誌が重なり合い、収納スペースにも箱が詰め込まれています。

長期生活の形跡が、そのまま止まっている空間でした。

板橋区アパート残置物整理|退去後に多い混在ケース

退去後の残置物整理では、「衣類」「書籍」「生活雑貨」「小型家電」が混在するケースが多く見られます。

今回も段ボールは10箱以上。
書籍・雑誌は数百冊規模。

可燃ごみ袋も多数あり、分別作業が重要な現場でした。

小型家電(空気清浄機・ヒーター系と推察)、収納ケース、ソファ、棚板など、一つひとつ状態を確認しながら搬出。

買取可能な品は限定的で、
今回は処分主体の案件と判断しました。

それでも、扱いは丁寧に。

価値の大小ではなく、“最後の扱い方”が大事だと考えています。

原状回復前整理の重要性|不動産会社様からのご依頼

原状回復工事を円滑に進めるためには、残置物を完全に撤去しておくことが不可欠です。

荷物が残ったままでは、
内装工事・清掃・修繕に入れません。

管理物件の空室化を早めるためにも、迅速かつ確実な撤去作業が求められます。

今回は作業員1〜2名体制。
半日から1日での完了を目標に進行。

ロフトからの荷下ろしは想像以上に体力を使います。

階段の昇降を繰り返しながら、
無理なく、確実に。
焦らず、丁寧に。

最終的には車両1台分が満載となりました。

板橋区不用品回収|1台分積載完了

段ボール、書籍、可燃袋を積み上げ、
隙間なく整えた荷台。

最後の1箱を載せた瞬間、
ようやく一区切りついた実感が湧きます。

室内に戻ると、物が無くなったことで空間の広さがはっきりと見えました。

壁の汚れや床の状態も確認しやすくなり、
次の工程へ進める状態です。

「これで原状回復に入れます。」

担当者様のその一言に、こちらも自然と肩の力が抜けました。

派手な買取はありませんでしたが、
現場としては十分にやり切った感覚。

帰り際、スタッフと軽く笑いながら。

「今日は紙が多かったですね。」
「だな。積み方、ちょっと芸術的だったな。」

そんな会話を交わしつつ、
板橋区の現場を後にしました。

打ち上げは、いつものようにひっそりと。

今回もまた、
静かな達成感の残る一件でした。

板橋区の残置物整理・原状回復前一括撤去はお任せください

賃貸退去後の残置物整理は、単なる不用品回収ではなく、空室を次の募集へ進めるための大切な準備工程です。

原状回復工事を円滑に進めるためには、
迅速かつ確実な一括撤去が欠かせません。

板橋区でのアパート残置物処分や賃貸退去後の室内整理、不動産会社様からの管理物件対応など、現場状況に応じて柔軟に対応しております。

買取可能な品がある場合は適切に査定し、処分主体の案件でも丁寧な分別・搬出を徹底。

管理コストや空室期間の短縮を意識した
実務目線での残置物整理をご提案いたします。

板橋区での残置物整理・不用品回収のご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

確実に、誠実に。
現場ごとに最適な方法で対応いたします。

【東京都板橋区向原】介護と向き合いながら進めた築40年空き家の整理|娘さんご夫婦からのご依頼による不用品片付け事例

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覚悟はしていたけれど、やっぱり“なかなか”だった玄関先

板橋区向原。
築40年以上の木造二階建て。

ご両親が亡くなられてから、五年以上空き家になっていた一軒家でした。

「……正直、どこから手を付けたらいいか分からなくて」

最初にそう話してくれたのは、娘さん。
横ではご主人が、うんうんと静かに頷いています。
ご主人は要介護のご状況。

空き家の整理どころではない日々だったことは、もはや言葉にしなくても伝わってきました。

玄関を開けると、
長年動いていなかった家特有の、少し重たい空気。

「なるほど。これは……なかなかですなぁ」

と、思わず口にすると、

「そうですよね。私たちも、開けるたびに見なかったことにしてました」

娘さんが苦笑いされてます。

生活がそのまま残っていた部屋と、一週間の不用品片付け

洋服、布団、家具、家電、書籍。
生活が、丸ごとそのまま5年間止まっている感じでした。

リビングに積まれた衣類を前にして、

「これ、全部お母さまのですか?」

と私が聞くと、

「たぶん……はい。でも、父のも混ざってるかもしれません」

「じゃあもう、混ざったままがある意味で“正解”だなぁ」

そう言うと、少しだけ場の空気が緩みました。

作業は当然ながら一日では終わりません。
最終的には二トン車八台分。

トータルで一週間かけての片付け、整理になりました。

価値の有無より、どう扱うかという話

途中、押し入れから出てきた茶道具を見て、

「これは、捨てちゃダメなやつですか?」
「ええ、これはちゃんと見た方がいいですね」
「良かった……なんか直感で“怒られそう”って思ってました」

その一言で、現場に小さな笑いが生まれます。

すべてが価値のある物ではありません。
でも、価値がないからといって、雑に扱っていい物でもありません。

一つひとつ確認しながら、評価できる陶磁器や食器は分け、それ以外は丁寧に片付けていきました。

日を追うごとに、床が見え、部屋の奥まで光が入るようになります。

久しぶりに見た床と、少し軽くなった気持ち

最終日。
何もなくなった部屋を前に、
娘さんがしばらく無言で立っていました。

「……広いですね」
「ですね。最初は、こんなに床あったっけって思いましたけど」

そう返すと、

「ほんとですね。床、久しぶりに見ました」

と、少し笑ってくれました。

最後に、

「正直、もっと大変な気持ちになると思ってました」と娘さん。
「でも、ちゃんと終わると、“終わらせてよかった”って思えますね」とご主人。

その言葉をお二人から聞いて、
こちらも内心、ホッとしました。

片付けは、物を減らす作業ですが、同時に、気持ちを整理する作業でもあります。

今回の現場は、介護と向き合いながら、家族の時間に一区切りをつけるための整理でした。

二トン車八台分と、焼き鳥屋での反省会

帰り際、「これで、ようやく次のことを考えられそうです」

そう言われた一言が、何よりの“買取価格”だった気がします。

打ち上げは、
派手なものではありません。

いつものように行きつけの焼き鳥屋で一緒に汗を流したスタッフと軽く一杯。

「いやぁ~今週は、よく運びましたね!」
「だって八台分だからなぁ(笑)……」

スタッフとそんな会話をしながら、
1週間の振り返り。

心地よい疲れの中、それぞれが黙ってグラスを傾けます。

派手な達成感はありません。

でも、確かに「やり切ったな」と思える静けさがありました。

あの一軒家も、
あのご家族も、
そして私たちも。

それぞれが、
次の一歩に進む準備が整った。

そんな一週間でした。

【東京都板橋区常盤台】解体現場で見つかった鉄瓶・香炉・水盤の買取事例|解体業者がさいたま営業所へ持ち込んだ古い道具たち

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長い付き合いの解体業者T君からの一本の連絡

連絡をくれたのは、長年付き合いのある解体屋のT君。

「板橋の現場なんですけどね。ちょっと捨てる前に見てもらったほうがいい物がありまして。ぼくの好きな物なんです」

声は、いつも通り淡々と落ち着いています。
慌ててもいないし、
特別に構える様子もない。

「あんたが“好きそうな物”って言い方の時は、だいたい当たりなんだよなぁ。T君の場合は(笑)」

そう言うと、電話の向こうで、T君が少し笑いました。

「まあまあ(笑)……そう言われるだろうなと思ってましたよ」

このやり取りだけで、
今回の話の半分は済んだようなものです。

東京都板橋区常盤台の戸建て解体現場から出てきたもの

今回の品は、東京都板橋区常盤台にある戸建て住宅の解体現場で見つかったものだと聞きました。

家としての役目を終え、解体が進む中で、
最後まで残っていた物たちです。

解体現場というのは、家の履歴が、逆から現れてくる場所でもあります。

日常で使われていた物ほど早い段階で片付けられ、奥にしまわれていた物ほど最後に姿を見せる。

多くの場合、そうした物は、
そのまま処分されてしまいます。

電話口で「これは一回、持って行こうと思って」

T君は、現場を振り返るように言いました。

「現場で見つけた時、これは一回、持って行こうと思ったんですよ」

解体業者という仕事柄、
日々、膨大な量の物を扱っています。

その中で、「一度、残そう」と判断される物は、
決して多くはありません。

「ぶっちゃけ、また変なの拾ってきたって言われるかもしれないけど。近いうちに持っていきますから」

「慣れてますからね、その辺は。待ってますよ。」

そう返すと、
T君は、また少し笑いました。

さいたま営業所に持ち込まれた鉄瓶・香炉・水盤

数日後、T君は、当店のさいたま営業所まで、
いくつかの品を持ち込んでくれました。

龍紋堂の鉄瓶。
唐金の香炉。
銅の水盤。

いずれも、いわゆる骨董品や古美術品と、きれいに言い切れる類のものではないかもしれません。

けれど、
古い物であること。
きちんと作られていること。
そして、長く使われてきた痕跡が残っていること。

その三つは、はっきりと揃っていました。

「正直、値段が付くかどうかより、捨てるのが惜しかったんですよね」

「分かります。そういう理由で来る物のほうがだいたい、面白いですから」

「でしょう?」

この一言で、
話は十分でした。

古い道具を買い取る理由

当店は、作家名や来歴がはっきりした物だけを扱っているわけではありません。

市場での評価が高いかどうかよりも、どう使われ、どう残ってきたか。
そこを見るようにしています。

「骨董ってほどじゃないかもしれませんけど」

T君が言います。

「ええ。でも、こういう物が好きで、この仕事を続けてるようなもんですから」

「ですよね。それじゃなきゃ、長くはやれないですよ」

そんなやり取りをしながら、
一つずつ状態を確認していきました。

長年の付き合いだからこそ確実な金額で査定・買取

査定は、
状態と相場を見ながら、
いつも通りに。

大きな駆け引きはありません。

「また、何か出たら連絡しますよ」

「ええ、どうぞ。拾いすぎない程度に」

「いやいや。それはちょっと無理ですね(笑)」

短いやり取りですが、長年の積み重ねがないと、出てこない言葉です。

解体現場から残るもの

解体現場は、物にとって、
いちばん厳しい場所かもしれません。

けれど、誰かが一度立ち止まって、
「これは違うな」と思う。

その感覚がある限り、物の行き先は、簡単には決まりません。

鉄瓶も、香炉も、水盤も、ただ古いだけではありません。使われてきた時間が、そのまま形として残っています。

「ホント捨てなくてよかったですよ」

帰り際に、T君が、ぽつりと言いました。

「ええ。それだけで、十分です」

そういうやり取りができるうちは、この仕事は、まだ続けていていいのだろうと思います。

【東京都板橋区高島平】不用品整理に伴うペルシャ絨毯の買取事例|UR住宅の明渡しで残されていたクム産シルク絨毯

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知人の弁護士からの、少し重たい相談

昼過ぎ、店に一本の電話が入りました。
相手は、長年付き合いのある弁護士さん。

「木村さん……正直に言いますが、“値の付く物は無い”案件かもしれません。」

こう前置きされる時ほど、
私は慎重になります。

「高島平のURで、明渡し前の整理です。荷物は残っています。ただ、骨董として買える物があるかどうか……。」

「構いません。一度、現場を見ましょうか。」

そう答えると、電話の向こうで、
少し安心した声が返ってきました。

板橋区高島平、生活の痕跡が残るUR住宅

環七を北へ走り、荒川を越え、
団地群が視界に広がると高島平です。

部屋に入ると、まず目に入るのは生活の跡。

食器棚、古いタンス、
使い込まれたテーブル、
畳まれた衣類の入った段ボール。

「ちゃんと暮らしていた部屋だな……。」

私は、思わず独り言を漏らしました。

物は“ある”けれど、“買えない”という現実

一つ一つ、目を通します。

食器は量産品。
家具は使用感が強い。
家電は年式が古い。

思い出は、たくさん詰まっている。けれど、市場価値として評価できる物は、正直、無い。

私は、弁護士さんに電話を入れました。

「先生、生活の物は揃っていますが……骨董として買える物は、見当たりません。」

受話器の向こうで、
小さく息を吐く音。

「やはり、そうですか……。」

そう言いながら、ふと、玄関脇に目をやると、壁際に丁寧に丸められた一枚の絨毯がありました。

私は、そこで足を止めます。

「……先生。一点だけ、絨毯があるんで見ていいですか。」

玄関脇で目に留まった一枚。広げた瞬間に分かるクム産シルク

絨毯を広げた瞬間、
私は、はっきり言いました。

「これは、クムですね。」

「クム……?」

「イランのクム産。しかもシルクです。」

電話口で、一瞬、沈黙。

「……そんな物が、残っていたんですね。」

派手さはありません。

しかし、文様は細かく、光を受けて、静かに表情を変える。

分かる人にしか、分からない仕事です。

なぜ、このペルシャ絨毯だけが残ったのか

房、縁、裏の結び。
一通り確認しながら、私は弁護士先生に言いました。

「先生、この絨毯が残った理由は、はっきりしています。」

「と、言いますと?」

「価値が分かりにくいからです。高価な物ほど、最後まで残ることがある。」

電話口で、「なるほど……」
という低い声。

整理費用と相殺する、現実的な判断

「金額は、どのくらい見られますか。」

慎重な問いかけ。
私は、現実的な数字を伝えました。

「整理費用の一部と相殺する形でならこのくらいが妥当でしょう。」

少し間があって、

「それで、お願いします。いやあ、正直助かります。」

派手な取引ではありません。

しかし、確実に、
一つの問題が解決した瞬間でした。

鑑定士として思うこと

私は、絨毯を丁寧に丸め直しながら、ふと、そんなことを思いました。

「思い出は、値段にはなりません。でも……長いこと一緒に過ごした物には、それなりの“役目”があったはず。」

この絨毯も、誰かの足元で、あるいは、部屋の片隅で、黙って暮らしを支えてきたのでしょう。

今日の一枚は、値段と気持ちのちょうど真ん中あたりに、静かに置かれているように見えました。

帰路の環七、少し肩の力が抜けて

高島平を後にし、いつものように環七の流れに戻ります。

夕方の渋滞。

赤いテールランプが、列になって伸びていました。

私はハンドルを握りながら、少しだけ、肩の力が抜けたのを感じます。

不用品整理の現場というのは、「捨てる・残す」よりも、「どう折り合いをつけるか」を考える場所なのかもしれません。

今日のクムの絨毯は、そんな折り合いのつけ方を、そっと教えてくれた気がしました。

まとめ|不用品整理の現場で、最後に残る「価値」

今回の板橋区高島平でのご依頼は、UR住宅の明渡しに伴う不用品整理という、決して珍しくない現場でした。

生活の荷物は残っているものの、市場価値として評価できる品はほとんどない。そうした中で、玄関脇に静かに残されていたイラン・クム産のシルクペルシャ絨毯。

不用品整理の現場では、
「価値の分かりやすい物」よりも、
「価値の分かりにくい物」が、最後まで残ることがあります。

思い出は値段にはなりません。

けれど、長い時間、暮らしの中で役目を果たしてきた品には、それぞれの“意味”があります。

私たちは、すべてを買い取ることはできません。しかし、買い取れる物については、その背景や事情も含めて、丁寧に向き合うことを大切にしています。

不用品整理・明渡し・相続など、「どう扱えばよいか分からない物」がありましたら、無理に処分する前に、一度ご相談ください。

最後に残った一つの品が、
思いがけず、次へつながる価値を持っていることもあります。

遺品整理に伴う片付けで南部鉄瓶を買取|板橋区板橋本町の骨董品・不用品処分・片付け事例

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板橋区板橋本町での遺品整理のご相談

曇天の下、首都高を降りると板橋本町の交差点に差し掛かります。

まだ朝の冷気を纏った空気はどこか湿り気を帯び、街路樹の葉を静かに揺らしていました。

信号待ちの車窓からふと外を眺めると、古い商店の軒先に吊るされた赤い提灯が、風に揺られながら小さな音を立てています。

最初のご依頼はスチールの衣装箱

今日のご依頼は、

「遺品整理を手伝っている親戚の家で、スチールの衣装箱を買い取れるか」

というものでした。

その箱が置かれているというマンションは、板橋本町の駅から少し入った住宅街の一角。

入口のエントランスには秋の花が小さな鉢植えで並び、管理人室からはラジオの声が漏れ聞こえていました。

お部屋に案内されると、そこには確かに金属製の衣装箱が二つ、整然と重ねられていました。

青く塗られたスチールの光沢が、
窓から射し込む淡い光を鈍く反射しています。

しっかりした造りではありましたが、残念ながら市場での評価は高くありません。

私は率直に「これだけではちょっと…」とお伝えしました。

すると、お客様は少し困ったように笑い、
部屋の奥へと消えていきました。

眠っていた南部鉄瓶の登場

戻ってきたその手に抱えられていたのは、一つの鉄瓶でした。

黒く鈍い光を放ちながらも、長年使い込まれた跡が美しく刻まれているその姿は、部屋の空気を一瞬で変える力を持っていました。

鉄瓶をそっと机に置いた瞬間、まるで時間が巻き戻されたかのように、部屋全体が静まり返りました。

持ち手には柔らかな曲線があり、蓋には小さな摘みが控えめに立っています。

表面の肌には細やかな槌目が浮かび上がり、鉄という無機質な素材に、どこか温もりのようなものを感じさせます。

「これは親戚の遺品なんです。誰も使わないまま、ずっと押し入れに眠っていて……」

お客様は少しだけ視線を落としながら、そう語られました。

私はその言葉を聞きながら、
鉄瓶を手に取りました。

ずしりとした重みは、ただの道具としての重さではなく、そこに積み重ねられた暮らしや記憶そのもののように感じられました。

この瞬間、スチールの衣装箱だけでは終わらなかった今回のご依頼に、確かな意味が与えられたように思えました。

板橋区での遺品整理・片付けの一歩

窓の外を見ると、灰色の空がゆっくりと広がっていきます。

遠くを走る電車の音、子どもたちの笑い声、
郵便配達のバイクのエンジン音。

日常の音が混じり合う板橋本町の風景の中で、この鉄瓶だけが時間の流れから切り離されたように、静かに存在していました。

査定を終えると、お客様は少しほっとしたような表情を浮かべました。

「誰かにまた使ってもらえるなら、それが一番嬉しいです」

その言葉に私は深く頷きました。

骨董品とは、持ち主を変えながらも時代を超えて生き続けるもの。

鉄瓶はきっと、次の持ち主の暮らしに寄り添い、新たな物語を刻んでいくことでしょう。

板橋本町での遺品整理に伴う今回のご依頼は、単なる不用品の処分ではなく、記憶と道具のバトンを次へと繋ぐ、大切な一歩となりました。

お客様、このたびは大切なお品をお譲りいただき、心より感謝申し上げます。

鑑定士のひとこと

鉄瓶はただのお湯を沸かす道具ではなく、暮らしの記憶を映す器でもあります。

時に無銘であっても、手にした瞬間に価値を語りかけてくれるものです。遺品整理や片付けの中で「ただの古道具」と見過ごされる品の中に、骨董品として新たに命を吹き込めるものがあるかもしれません。

板橋区や都内近郊での遺品整理・骨董品買取は、ぜひお気軽にご相談ください。

鉄瓶の文化的背景と価値解説

南部鉄瓶の歴史と茶文化における役割

鉄瓶は、江戸時代中期に岩手県盛岡を中心とする南部地方で発展した「南部鉄器」の代表的な工芸品です。もともとは茶道具として湯を沸かすために用いられ、茶の湯文化の広がりとともに全国へ普及していきました。湯を沸かすだけでなく、茶会の場で趣を添える役割も担い、その存在感は単なる道具以上のものでした。

鉄瓶の特徴と魅力

鉄瓶で沸かしたお湯は、鉄分がわずかに溶け出すため「まろやかで柔らかい味わい」になると言われています。また保温性にも優れており、湯が冷めにくく、日常生活の中で実用性の高さを発揮します。近年ではアンティーク調のインテリアとしても人気が高く、国内外を問わず愛好家が増えています。

無銘でも価値がある理由

鉄瓶には名工の刻印があるものも多く存在しますが、たとえ無銘であっても価値が認められるケースは少なくありません。たとえば、造形の美しさや時代を感じさせる風合い、保存状態の良さが揃えば、十分に骨董品として評価されます。実際に今回のように遺品整理の中で偶然見つかった無銘の鉄瓶でも、適切な査定を経て新しい価値を見出すことができるのです。

鉄瓶の査定ポイント

状態の確認(錆び・欠け・蓋の有無)

鉄瓶の価値を左右する大きな要素の一つが「状態」です。表面の錆びや欠けが少なく、内部に水漏れがなければ高評価につながります。また、蓋が揃っているかどうかも重要な査定ポイントとなります。

銘や作者、時代背景

有名な作家や窯元の銘が刻まれている鉄瓶は、その由緒や歴史的背景とともに高い評価を受けます。特に南部鉄器の名工による作品は、コレクター市場で根強い人気があります。時代を特定できるかどうかも査定額に大きく影響します。

共箱や付属品の有無

鉄瓶と一緒に残されている「共箱(専用の箱)」や付属品も査定額を左右します。共箱には作者名や時代を示す情報が記載されていることも多く、品物の証明書のような役割を果たします。付属品が揃っていることで保存状態の良さや来歴が明確になり、より高く評価されやすくなります。

買入れ本舗では仕分けから買取まで様々な遺品整理のお手伝いをいたします!

納屋の片付け・整理に伴う寛永通宝など古銭の買取|練馬区大泉にて不用品の片付け・整理

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練馬区大泉で古銭の買取をしました。

まだコロナ全盛だった去年の今頃、
津軽三味線を売って頂いた農家のお客様にお声がけ頂いてます。

「あれからなかなか片付けが進まなくて…。ちょっとずつ整理してるのよ」

一昨年に旦那様が旅立たれ、なかなか心の整理がつかず、整理できていないとは以前お伺いしてました。

今回は整理しきれていない納屋の片付けと、買い取れるものがあったらとの事でお声がけ頂いてます。

農家ということで納屋の中は雑然としていましたが、親戚の方の助力もあり以前よりも片付いているように感じられました。

しかしながら、農具や庭仕事の道具がたくさんあったので、
思っている以上に探索が苦戦することに…。

寛永通宝など古銭の買取

汗をかきかき置いてあるものを丁寧に仕分け、値段が付きそうなアイテムを探しましたが、今回は殆ど買取できそうな骨董品の類は見当たりませんでした。

しいてあげるとすれば写真の古銭でしょうか。

大きい布袋に入っており持ってみると、重さからいうと1,000枚から1,500枚ほどで、中を出してみると寛永通宝でした。

しかしながら量が多かったものの、
古くて状態があまり良くありません…。

余談ですが、この手の古銭は状態により査定価格が変動が大きいアイテムのひとつ。更に、寛永通宝は古銭の中でも流通数が多く、それほど高い希少価値がありません。

そんな諸々の事情もあり、残念ながら金額以上で高くは買えないのです。

「ちょっと落ち着いたら和胡弓や茶道具も見てほしいからまたお声がけします」

とおっしゃるので、今日は殆ど儲けなしでの買取となりました(笑)

A様、次は宜しくお願い致しますね!

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、買取が可能なものは積極的に一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

引っ越しに伴うアンティーク時計などの買取|板橋仲宿にて不用品の片付け・整理

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気が付けば10月も末日に。

朝から晴れ渡る秋晴れの清々しさに包まれ、今日は板橋区仲宿への出張買取です。

今回は70代のご夫婦からお声がけ頂きました。

これから他県への引っ越しを控えているそうで、新居に持っていかれない品物をこの機に整理したいとのことです。

古本や昭和時代の贈答品などが多く、どれも古い時代のものとは言い難い物が多い中、いくつかのアンティーク関連のアイテムを発見。

その中のひとつが写真の柱時計です。

頭に擬宝珠がついており、
琺瑯の文字盤がなんとなく暖かみを感じさせる掛け時計。

明治時代の精工舎の時計でした。

立派に動きコンディションも上々だったこともあり、ちょっと値踏みしたかな?と後々後悔してしまうくらいの値段で買取りさせて頂きました。

今の価格も大事ですが、帰って調べてみると、かなり古い物の可能性が有りました。今日までこんなにきれいに生きながらえて来た、この時計を褒めてあげたいですね。

このように一点で、人に喜びを与えてくれる物、私は好きです。

私の好みのアイテムを、気持ちよくお売りいただきました板橋仲宿のM様、有難う御座いました。

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建物解体に伴う遺品の整理・片付け|東京都板橋区弥生町にて不用品処分・片付け

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「90年に一度の災害級の雨に警戒してください」
「命を最優先にした行動を」

テレビをつけてもラジオを聞いても、九州地方を中心とした豪雨の凄まじさを伝えるニュースがジャックしてます。

その一方、私が住む関東地方は、人の体力を安易に奪うことを厭わない記録的な猛暑。

照りつける太陽の日差しは、
私の意識を朦朧とさせるには十分な程です。

そんな自然の脅威をまざまざと見せつけられた本日の私の仕事場は、板橋区弥生町。

町域の北辺を鉄道路線、南辺を国道、西辺を桜並木で知られる石神井川で画する、いわゆる昔の東京の風情を醸し出す町です。

亡くなった旦那様の遺品の片付け・整理のご依頼

「口コミを見て、貴方に来てほしいと思ったの」

こんなうれしいお誘いに導かれ、築60年以上は経過している戸建てのお住まいで、亡くなった旦那様の遺品の整理と買取をお任せ頂きました。

到着した時点で疲労の色を隠せない私をお迎え頂いたのは、御年70を迎えられた奥様。なんとなく感じる品の良さが、育ちを物語ってます。

「娘夫婦に近くに住んでほしいって何年も言われててね」

茶の間に通していただき、歯がしみるほど冷たい麦茶と甘い羊羹を頬張りつつ、これまでの経緯をお話しくださいました。

旦那様は、昨年、
持病の悪化により旅立ったとの事。

しかしながら、奥様の語り口はまったく悲観的ではなく、むしろご主人の旅立ちを前向きに捉えてるような、そんな気がしてなりません。

じっくりと時間をかけて
心の整理をなされたのでしょう。

私にもそんな経験があるので、そのお気持ちが少し分かるような気がします。

旦那様の一周忌が過ぎ、心の踏ん切りがつき、
お荷物を整理なさりたいとの事でした。

今回は奥様も一緒に立ち会って頂き、思い出の詰まった品物を一つひとつ丁寧に見させていただきました。

古い時代のブリキのオモチャやフィギュアを中心に買取

恐らく、数にして50点以上の箱を開けさせて頂いたと思います。

封を解く私の手元に、
奥様の視線。

残念だったのが殆どの物が、今ではどこのお宅にも有る物ばかりでした。

人様が欲しがるものではないのです。

今回は、着物や古い家具の中から古いブリキのオモチャや贈答品、および食器類などをお譲り頂きました。

年代物の「GIジョー」のフィギュアや古いブリキのオモチャたち。

矢張り、高価な査定が出来る物ではありませんでしたが、何枚か私が好きなアイテムが多かったのは想定外でした。

しかしながら全体的な評価は、
正直なところ寂しいと言わざるを得ません。

それでもS様は心地よく納得して下さいました。

箱であふれる私のワンボックスを見て、

「部屋もスッキリしたけど、心の中もスッキリ。ありがとうね」

とお声がけ頂きました。

それを聞いた瞬間、ヘトヘトだった身体に、僅かばかりの生気が溢れたのはいうまでもありません。

ご主人が手の届かないところへ行ってしまっても、見事にセカンドライフへ気持ちを切り替えられた奥様、今後のご健康・ご多幸を心の中で祈願させて頂きました。

S様、本日は有難う御座いました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

買入れ本舗では、様々な事情の不用品処分・遺品の整理のお手伝いをさせて頂いております。

買取が可能なものは積極的に、一生懸命に買わせて頂きます。

長年培った、遺品の整理、買取りの経験をどうぞご利用ください。どんなことでもご相談ください、お電話お待ちいたしております。

電話番号は、0120-5394-55です。

九谷・青磁・七宝など古い花瓶を買取|板橋区小茂根にて花瓶の買取

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台風一過にもかかわらず、何となく秋の訪れを感じさせる涼しさの中、板橋区小茂根のK様に呼ばれました。

当店の口コミの評価が高くご連絡下さったとのこと。大変光栄な事です。

お伺いしたのは環七沿いの築50年以上は軽く超えているであろう木造の住宅。

お客様のお話によると「年内に建て替えを予定しててね。全部、不用品処分の扱い予定だったけど、息子が売れるかもしれないっていうから、あなたを呼んだの」との事。

出来るだけ出された全ての品物、目いっぱいの価格で買わせて頂きました。

その中で私が一番気に入ったのが写真の古い花瓶たち。

九谷、青磁、七宝など大型小型、古い新しいに拘らず金額を付けました。

その他にも和食器なども買わせて頂きましたが数の多い物なので高くは評価できませんでした。

それでも私の値段に対して喜んで下さったK様、本日は大変有難う御座いました。

古い写真や古本をまとめて買い取り|練馬区早宮にて不用品の買取・処分

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街路樹の満開の桜を横目に、今日は練馬区の早宮にお邪魔しました。

豊島園の近くを横切りながら、たどり着きましたS様のお宅。恐らく築40年は超えているであろう木造住宅です。

そんなS様から、

『亡くなった父の部屋にあるものを見てほしい』

という電話があったのが一昨日のこと。

建て替えを控えており、その前に何とかしておきたいとの事でした。

お父様は大学教授だったそうで、趣味の良いコレクション品が多かったものの、あまり値段を付けられるアイテムが少ない状態…、

更には、おびただしい数の古本が山のように積みあがってました。

そんな状態になっている本の山から、めぼしい物を探し出すのは容易では有りません。

山積みになった本を一冊一冊丁寧に仕分けしながら、何とか見つけ出したのがこちらの古い写真や古本たち。

古い写真

なんとか私の好きな物達と出会い、額から滴る汗を忘れられました。

練馬区早宮のS様、この度はお呼び頂きましてありがとうございました。

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