【埼玉県飯能市】解体前の空き家で見つかった桐箱入り茶道具一式|山間部旧家の古道具出張買取

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飯能市 解体前空き家での古道具確認

相変わらず、解体前の現場確認が続いております。

今回のご連絡も、
長年付き合いのある解体屋のT君から。

T君:
「ねぇ、木村さん、飯能の現場にですね……なんか“箱”があるんですよ。」

“なんか”とは、だいたい怪しい。

店主:
「なんか、って?」

T君:
「いや、古そうなやつです。たぶん。でも僕、そういうの全然わからないんで(笑)」

電気は止まり、
山間部寄りの旧市街地にある木造戸建。

建物内はほぼ空室。
和室の一角に、桐箱が積まれていました。

自然光だけの薄暗い室内。

T君が言います。

T君:
「これ、処分しちゃっていいんですかね?」
店主:
「それを聞くってことは、ちょっと引っかかってるんでしょ。」
T君:
「いやぁ……なんか“怒られそう”な雰囲気が。」

なるほど。
その直感は、だいたい当たることがあります。

桐箱の中身をそっと確認|飯能市・解体前の静かな茶道具選別

畳の上に直置きされた箱は、15箱ほどでしょうか。

墨書きのある桐箱。
紐は少し劣化。
経年のヤケやシミも見えます。

T君:
「これ、全部ガラクタっぽく見えますよね?」

店主:
「見えるね。」

T君:
「ですよね?」

店主:
「でも、見た目で決めると怒られるよ。」

そう言いながら、一つ蓋を開ける。

中には茶道具と思われる品。
筒状の花入れ、陶磁器、共箱付きの器。

骨董級かどうかは、この段階では分かりません。ただ、処分一択とするには惜しい状態。

店主:
「T君、これ捨ててたら、あとで夢に出るかもよ。」

T君:
「やめてくださいよ(笑)」

室内は埃っぽさこそありますが、
水濡れ跡は見当たりません。

山間部のため湿気は気になりますが、箱内保管という点では、まだ救いがあります。

解体前に全部処分しないために|飯能市・山間部の空き家最終確認

解体前の現場は、どうしても時間に追われます。

T君:
「とりあえず全部出しちゃいましょう、って言われがちなんですけどね。」

店主:
「それも分かる。でも、ひと呼吸置くのも大事。」

仕分けは1〜2時間ほど。

箱を開け、確認し、
戻し、選別する。

派手な名品に出会った、というわけではありません。

けれど、再流通の可能性があるものは確保できたかもしれません。

T君:
「木村さん、今日の“獲物”はどうですか?」

店主:
「獲物って言い方やめなさい(笑)」

T君:
「じゃあ、救出品?」

その表現の方が、近い気がしました。

自然光が弱まり、和室が静かになってきます。

大量でもなく、
劇的でもない。

ただ、“そのまま処分されなかった”という意味はあったはずです。

T君:
「やっぱり、電話してよかったですかね?」

帰り際、T君が言いました。

店主:
「うん。たぶんね。少なくとも、後悔は減ったんじゃない?」

解体前の最終選別。

飯能市の山間部での、
静かな一幕でした。

飯能市での解体前整理・古道具出張買取について

埼玉県飯能市での解体前整理や空き家片付け、桐箱入り陶磁器や茶道具の確認など、出張にて対応しております。

価値があるかどうかは、開けてみないと分からないこともあります。

処分前に一度確認する。
それだけで、行き先が変わる場合もあります。

「これ、どうなんでしょう?」

その一言から始まる現場も少なくありません。

飯能市での古道具買取や解体前整理、
どうぞお気軽にご相談ください。

【東京都板橋区常盤台】解体現場で見つかった鉄瓶・香炉・水盤の買取事例|解体業者がさいたま営業所へ持ち込んだ古い道具たち

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長い付き合いの解体業者T君からの一本の連絡

連絡をくれたのは、長年付き合いのある解体屋のT君。

「板橋の現場なんですけどね。ちょっと捨てる前に見てもらったほうがいい物がありまして。ぼくの好きな物なんです」

声は、いつも通り淡々と落ち着いています。
慌ててもいないし、
特別に構える様子もない。

「あんたが“好きそうな物”って言い方の時は、だいたい当たりなんだよなぁ。T君の場合は(笑)」

そう言うと、電話の向こうで、T君が少し笑いました。

「まあまあ(笑)……そう言われるだろうなと思ってましたよ」

このやり取りだけで、
今回の話の半分は済んだようなものです。

東京都板橋区常盤台の戸建て解体現場から出てきたもの

今回の品は、東京都板橋区常盤台にある戸建て住宅の解体現場で見つかったものだと聞きました。

家としての役目を終え、解体が進む中で、
最後まで残っていた物たちです。

解体現場というのは、家の履歴が、逆から現れてくる場所でもあります。

日常で使われていた物ほど早い段階で片付けられ、奥にしまわれていた物ほど最後に姿を見せる。

多くの場合、そうした物は、
そのまま処分されてしまいます。

電話口で「これは一回、持って行こうと思って」

T君は、現場を振り返るように言いました。

「現場で見つけた時、これは一回、持って行こうと思ったんですよ」

解体業者という仕事柄、
日々、膨大な量の物を扱っています。

その中で、「一度、残そう」と判断される物は、
決して多くはありません。

「ぶっちゃけ、また変なの拾ってきたって言われるかもしれないけど。近いうちに持っていきますから」

「慣れてますからね、その辺は。待ってますよ。」

そう返すと、
T君は、また少し笑いました。

さいたま営業所に持ち込まれた鉄瓶・香炉・水盤

数日後、T君は、当店のさいたま営業所まで、
いくつかの品を持ち込んでくれました。

龍紋堂の鉄瓶。
唐金の香炉。
銅の水盤。

いずれも、いわゆる骨董品や古美術品と、きれいに言い切れる類のものではないかもしれません。

けれど、
古い物であること。
きちんと作られていること。
そして、長く使われてきた痕跡が残っていること。

その三つは、はっきりと揃っていました。

「正直、値段が付くかどうかより、捨てるのが惜しかったんですよね」

「分かります。そういう理由で来る物のほうがだいたい、面白いですから」

「でしょう?」

この一言で、
話は十分でした。

古い道具を買い取る理由

当店は、作家名や来歴がはっきりした物だけを扱っているわけではありません。

市場での評価が高いかどうかよりも、どう使われ、どう残ってきたか。
そこを見るようにしています。

「骨董ってほどじゃないかもしれませんけど」

T君が言います。

「ええ。でも、こういう物が好きで、この仕事を続けてるようなもんですから」

「ですよね。それじゃなきゃ、長くはやれないですよ」

そんなやり取りをしながら、
一つずつ状態を確認していきました。

長年の付き合いだからこそ確実な金額で査定・買取

査定は、
状態と相場を見ながら、
いつも通りに。

大きな駆け引きはありません。

「また、何か出たら連絡しますよ」

「ええ、どうぞ。拾いすぎない程度に」

「いやいや。それはちょっと無理ですね(笑)」

短いやり取りですが、長年の積み重ねがないと、出てこない言葉です。

解体現場から残るもの

解体現場は、物にとって、
いちばん厳しい場所かもしれません。

けれど、誰かが一度立ち止まって、
「これは違うな」と思う。

その感覚がある限り、物の行き先は、簡単には決まりません。

鉄瓶も、香炉も、水盤も、ただ古いだけではありません。使われてきた時間が、そのまま形として残っています。

「ホント捨てなくてよかったですよ」

帰り際に、T君が、ぽつりと言いました。

「ええ。それだけで、十分です」

そういうやり取りができるうちは、この仕事は、まだ続けていていいのだろうと思います。

【東京都豊島区】陶磁器・焼物の出張買取事例|備前の宝瓶と人間国宝・井上萬二の酒器を丁寧に査定

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【東京都豊島区南長崎】年の瀬に託された器たち

―内装屋の親方から頼まれた、備前と人間国宝・井上萬二の酒器―

年の暮れも押し詰まった頃でした。

電話口の声で、私はすぐに誰だか分かりました。

「木村ちゃん、今年もお世話になります。ちょっと見てほしい物があってねぇ…」

長年付き合いのある、豊島区南長崎の内装屋の親方。

もうかれこれ二十年以上でしょうか。

現場で出た古い物、施主さんから譲られた品、そのたびに「これ、どうだい?」と声を掛けてくれる人です。

「年末でね、少し整理したいんだよ。大事にしてきた物だから、捨てるのは忍びなくてさ」

そう言われて、私はいつもの鞄を持ち、
南長崎へ向かいました。

数はあるけど値段がつけづらい陶磁器・焼物

現場というより、親方の倉庫の一角。

木箱がいくつも積まれ、その脇には使い込まれた焼物や酒器。

「若い頃から、仕事の合間に集めてきたんだ。現場の親方からもらったり、骨董市で見つけたりね」

そう言いながら、
一つ一つ箱を開けていきます。

備前の宝瓶、素朴な焼締の湯呑、名のない陶磁器。正直に言えば、数はあっても評価が難しい物が多いのが現状です。

「親方、これは正直、まとめての評価になりますねぇ」

「だろう? それでもいいんだ。年末の小遣いになれば御の字だよ」

こういう言葉が出る人は、
無理を言わないんです。

だからこちらも、出来る範囲で誠実に応えたくなる、
そんな人柄が長い付き合いに至る一番の要因です。

木箱の底から現れた“別格”の酒器

そんな中、一つの桐箱を開けた瞬間、私は思わず声を漏らしました。

「……ああ、これは」

「分かる?」

「ええ、井上萬二ですね」

白磁の冴え、薄造りの品格。
人間国宝・井上萬二 の酒器でした。

「若い頃、無理して買ったんだよ。いい物は、持ってるだけで背筋が伸びるだろ?」

親方は、少し照れたように笑います。

数が多く、評価が伸びにくい中で、
この一点だけは、はっきりと価値がありました。

「親方、これは頑張らせてください」

「そう言われると、頼んで良かったと思うよ」

値段よりも「ちゃんと見てもらえたか」

最終的には、備前の宝瓶、陶磁器類はまとめて評価。

そして井上萬二の酒器は、
きちんと単品で査定。

「全部でこの金額になります」

金額を告げると、親方はしばらく黙ってから言いました。

「十分だよ。ちゃんと見てくれた、それが一番だ」

私は何度もこういう場面に立ち会ってきましたが、結局のところ、お客様が求めているのは高価よりも、納得なのだと思います。

「これで年越しの酒が、少し旨くなるな」

「それは何よりです」

年の瀬に、物が次へ渡っていくということ

物というのは、不思議なもので、役目を終えると、次の持ち主を待つようになります。

長年大切にされてきた器たちも、またどこかで、誰かの手に渡っていくでしょう。

「また何かあったら、頼むよ」

「こちらこそ、いつでも」

南長崎の路地を歩きながら、私は今年もこの仕事を続けてこられたことに、静かに感謝していました。

鑑定士よりひと言

数が多く、値段がつきにくい物でも、中に“本物”が混じっていることは少なくありません。

処分を急ぐ前に、
一度、きちんと目を通させてください。

物の価値だけでなく、その人が過ごしてきた時間 も含めて、私は拝見しています。

【文京区本駒込】ビル売却に伴う片付け整理で発見された古い急須と茶道具を買取

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築50年の4階建ビルの地下室で“忘れられた道具たち”と再会

「ここに入るの、何年ぶりかしらねえ……」

本駒込の4階建ビルにお住まいの M様ご一家(80代のお母様・50代の息子様) が、少し照れくさそうに笑われました。

ビル売却に伴う残置物の片付け整理で私が伺った日のことです。

築50年。外観はしっかりしていますが、内部には“長い時間だけが積み重なった空気”が漂っていました。

息子様の案内で地下室へ。

重たい鉄扉を開けると、ひんやりした空気が流れ込みます。

ビルの地下室の片隅に、そっと置かれていた急須たち

埃をかぶった段ボール箱をそっと動かすと、

「おや、これは……急須ですな」

丸型・角型・無地・彫り入り。

そして、中国系と思われる朱泥の急須まで混ざっています。

お母様が
「それ、父が若い頃に集めていたの。もう使わないし捨てちゃおうかと思って」
と一言。

すかさず私は声を上げました。

「お母様、こちらは処分してしまうには惜しい品が混ざっていますよ」

息子様が驚いた様子で
「え、これって値段つくんですか?」
と聞かれます。

使い込まれた物でも、価値のある急須はあります

急須は傷やカケがあり、かなり使い込まれた状態。

しかし、私が一つひとつ手に取り、蓋の合い具合・胴の質感・土の荒さを確認しながらお伝えしました。

「このあたりは一般的ですが……こちらの朱泥急須、宜興(イーシン)系の可能性があります。作家物ではないかもしれませんが、土の質が良いですね。」

お母様は目を丸くされ、
「まあ、そんな物まで見てくれるなんてねえ」
と笑ってくださいました。

茶道具も混ざり、一部はしっかり評価

棚の奥からは茶碗・湯冷まし・煎茶碗も出てきました。

「これは京都の窯の物でしょう。状態が良ければお値段がつきます」

息子様は
「父さん、物持ちだけは良かったからな……」
と、少し懐かしそうに見つめています。

今回の買取

  • 中国系の朱泥急須(宜興系)
  • 古い煎茶道具数点
  • 使用感の強い国産急須数点(こちらはお気持ち程度)

処分予定だった急須の中に、数点ではありますが しっかり評価させていただける物 がありました。

お母様が「捨てなくて良かったわねぇ」と息子様に話され、息子様もホッとした様子。

少額ながら買取金額をお渡しすると、お母様の眼鏡がキラリと光り、

「あなたに見てもらって良かったわ」

と優しい声をかけてくださいました。

あとがき

ビルの売却や片付け整理では、価値のある物がひっそりと埋もれてしまうことがよくあります。

急須や茶道具は特に、

「汚れているから」「古いから」=価値がない

とは限りません。

今回の本駒込の現場でも、そんな“忘れられた道具たち”と再会することができました。

こちらこそ、貴重な品々をお任せいただきありがとうございました。

遺品整理に伴う片付けで南部鉄瓶を買取|板橋区板橋本町の骨董品・不用品処分・片付け事例

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板橋区板橋本町での遺品整理のご相談

曇天の下、首都高を降りると板橋本町の交差点に差し掛かります。

まだ朝の冷気を纏った空気はどこか湿り気を帯び、街路樹の葉を静かに揺らしていました。

信号待ちの車窓からふと外を眺めると、古い商店の軒先に吊るされた赤い提灯が、風に揺られながら小さな音を立てています。

最初のご依頼はスチールの衣装箱

今日のご依頼は、

「遺品整理を手伝っている親戚の家で、スチールの衣装箱を買い取れるか」

というものでした。

その箱が置かれているというマンションは、板橋本町の駅から少し入った住宅街の一角。

入口のエントランスには秋の花が小さな鉢植えで並び、管理人室からはラジオの声が漏れ聞こえていました。

お部屋に案内されると、そこには確かに金属製の衣装箱が二つ、整然と重ねられていました。

青く塗られたスチールの光沢が、
窓から射し込む淡い光を鈍く反射しています。

しっかりした造りではありましたが、残念ながら市場での評価は高くありません。

私は率直に「これだけではちょっと…」とお伝えしました。

すると、お客様は少し困ったように笑い、
部屋の奥へと消えていきました。

眠っていた南部鉄瓶の登場

戻ってきたその手に抱えられていたのは、一つの鉄瓶でした。

黒く鈍い光を放ちながらも、長年使い込まれた跡が美しく刻まれているその姿は、部屋の空気を一瞬で変える力を持っていました。

鉄瓶をそっと机に置いた瞬間、まるで時間が巻き戻されたかのように、部屋全体が静まり返りました。

持ち手には柔らかな曲線があり、蓋には小さな摘みが控えめに立っています。

表面の肌には細やかな槌目が浮かび上がり、鉄という無機質な素材に、どこか温もりのようなものを感じさせます。

「これは親戚の遺品なんです。誰も使わないまま、ずっと押し入れに眠っていて……」

お客様は少しだけ視線を落としながら、そう語られました。

私はその言葉を聞きながら、
鉄瓶を手に取りました。

ずしりとした重みは、ただの道具としての重さではなく、そこに積み重ねられた暮らしや記憶そのもののように感じられました。

この瞬間、スチールの衣装箱だけでは終わらなかった今回のご依頼に、確かな意味が与えられたように思えました。

板橋区での遺品整理・片付けの一歩

窓の外を見ると、灰色の空がゆっくりと広がっていきます。

遠くを走る電車の音、子どもたちの笑い声、
郵便配達のバイクのエンジン音。

日常の音が混じり合う板橋本町の風景の中で、この鉄瓶だけが時間の流れから切り離されたように、静かに存在していました。

査定を終えると、お客様は少しほっとしたような表情を浮かべました。

「誰かにまた使ってもらえるなら、それが一番嬉しいです」

その言葉に私は深く頷きました。

骨董品とは、持ち主を変えながらも時代を超えて生き続けるもの。

鉄瓶はきっと、次の持ち主の暮らしに寄り添い、新たな物語を刻んでいくことでしょう。

板橋本町での遺品整理に伴う今回のご依頼は、単なる不用品の処分ではなく、記憶と道具のバトンを次へと繋ぐ、大切な一歩となりました。

お客様、このたびは大切なお品をお譲りいただき、心より感謝申し上げます。

鑑定士のひとこと

鉄瓶はただのお湯を沸かす道具ではなく、暮らしの記憶を映す器でもあります。

時に無銘であっても、手にした瞬間に価値を語りかけてくれるものです。遺品整理や片付けの中で「ただの古道具」と見過ごされる品の中に、骨董品として新たに命を吹き込めるものがあるかもしれません。

板橋区や都内近郊での遺品整理・骨董品買取は、ぜひお気軽にご相談ください。

鉄瓶の文化的背景と価値解説

南部鉄瓶の歴史と茶文化における役割

鉄瓶は、江戸時代中期に岩手県盛岡を中心とする南部地方で発展した「南部鉄器」の代表的な工芸品です。もともとは茶道具として湯を沸かすために用いられ、茶の湯文化の広がりとともに全国へ普及していきました。湯を沸かすだけでなく、茶会の場で趣を添える役割も担い、その存在感は単なる道具以上のものでした。

鉄瓶の特徴と魅力

鉄瓶で沸かしたお湯は、鉄分がわずかに溶け出すため「まろやかで柔らかい味わい」になると言われています。また保温性にも優れており、湯が冷めにくく、日常生活の中で実用性の高さを発揮します。近年ではアンティーク調のインテリアとしても人気が高く、国内外を問わず愛好家が増えています。

無銘でも価値がある理由

鉄瓶には名工の刻印があるものも多く存在しますが、たとえ無銘であっても価値が認められるケースは少なくありません。たとえば、造形の美しさや時代を感じさせる風合い、保存状態の良さが揃えば、十分に骨董品として評価されます。実際に今回のように遺品整理の中で偶然見つかった無銘の鉄瓶でも、適切な査定を経て新しい価値を見出すことができるのです。

鉄瓶の査定ポイント

状態の確認(錆び・欠け・蓋の有無)

鉄瓶の価値を左右する大きな要素の一つが「状態」です。表面の錆びや欠けが少なく、内部に水漏れがなければ高評価につながります。また、蓋が揃っているかどうかも重要な査定ポイントとなります。

銘や作者、時代背景

有名な作家や窯元の銘が刻まれている鉄瓶は、その由緒や歴史的背景とともに高い評価を受けます。特に南部鉄器の名工による作品は、コレクター市場で根強い人気があります。時代を特定できるかどうかも査定額に大きく影響します。

共箱や付属品の有無

鉄瓶と一緒に残されている「共箱(専用の箱)」や付属品も査定額を左右します。共箱には作者名や時代を示す情報が記載されていることも多く、品物の証明書のような役割を果たします。付属品が揃っていることで保存状態の良さや来歴が明確になり、より高く評価されやすくなります。

買入れ本舗では仕分けから買取まで様々な遺品整理のお手伝いをいたします!

南部の砂鉄急須瓶など鉄瓶の買取|豊島区池袋にて遺品整理に伴う不用品買取

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「木村さん、覚えてる?また骨董品を買ってくれる?」

電話に出るや否や唐突なご要望に、一瞬、言葉が詰まってしまいました。

電話番号の登録が無かったのでビックリしましたが、実は一昨年に遺品を買取させて頂いた女性のお客様からのお電話でした。

場所は豊島区の池袋。

西巣鴨での用足しを済ませた私は、慢性的に渋滞している通りを時速30kmのノロノロ運転で走行し、やっとの事で見覚えのあるマンションへ辿り着きました。

久しぶりの再会となったA様、以前お伺いした時と印象が違いました。

その当時、まだコロナ全盛の頃だったのでマスクを付けていらしたのですが、外したお顔を見たのは今回が初めてだからでしょうか。

「どうしたの、顔に何かついてる?」

マジマジと見る私の顔を見て、印象が全然違うとお伝えすると「他の人にもよく言われるのよ(笑)」との事。

南部の砂鉄急須瓶など鉄瓶の査定

リビングにお迎え頂き、ご用意頂いていたお茶を頂きながら、お出し頂いたのが写真の南部の砂鉄急須瓶と鉄瓶、掛け軸などです。

昨年末、大掃除をしている最中に押し入れの奥から出てきたそうです。

これらのアイテムは最近は骨董品と呼ばれる事が少なくなりました。特に、最近は行き場のない掛け軸が市場に溢れ返ってます。

また、南部鉄器なども時代の移り変わりなのか行き場が狭くなっていると言わざるを得ません。

以前はこのような品物に出会うと、
ちょっとした感動があったのですが…。

この辺りの人気が昔のように戻って欲しいと切に願います。

しかしながら時代の流れには逆らえず、その他は最低額を付けることすら難しいアイテムばかり。

これだけでは心もとないのでA様に「他にも何かありませんか?」と直球勝負。

「ちょっと前まではあったんだけど、親戚に形見分けとかしたから大分減っちゃったの」

あぁ…、私も出来ればその場所に居たかった、
と勝手に思いつつ(笑)

A様、年の候、
75歳とのこと。

足腰はしっかりなさってますが少し耳が遠い様子。

ここ最近、私も少し耳が弱いんです。

長居は無用の様な気がして、何と無く早めに切り上げさせていただきました。

「それでね、木村さん。今日は出せないんだけど古い切手が沢山残ってて」との事で、次に又呼んで下さるそうです。

この次は期待させて頂きますね。

荷物を積み込む私の頬に冷たい北風が吹き抜けます。天気予報によれば今日から明日にかけて関東内陸部で警戒級の大雪になるとか、ならないとか。

元日に発生した北陸での大地震で自然の脅威をまじまじと見せつけられた私は、年甲斐もなく何事もない普段の生活の大切さを身に染みて感じてます。

出来れば記録的な大雪にならず、何事もないいつもの週末を迎えたいものです。

余談はさておき、豊島区池袋のA様、この度はお声がけいただきありがとうございました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

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遺品整理に伴う三味線や和楽器などの買取|新宿区百人町にて不用品の片付け・整理

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今日の私の仕事場は、
新宿区百人町。

新大久保駅から異常な賑わいを見せつけているドン・キホーテを通り過ぎ、車を停めるのもしんどそうな細い道路を左折。

最徐行で車を走らせると、韓国語や中国語、どこの国の言語か分からない外国語だらけの看板が目立つ路地へ。

やはり路肩への駐車は厳しいと判断し、やむなくコインパーキングに車を停めて、M様がいらっしゃる古いマンションへ向かいました。

今回は当店の口コミをご覧になった方からお声がけ頂きました。

「まもなく引っ越しするの。それでずっと手つかずになっていた母の荷物を整理したくてあなたを呼んだのよ」

とても古いマンションの10階の一室は、私が来ることを見越してエアコンをかなり低く設定してくれてます。

こういう心遣いは本当にありがたい事です。

室内は引っ越し前という事で雑然としている状態でしたが、お母さまがお使いになっていた部屋は殆ど手つかずの様子。

恐らくお亡くなりになってから長い間手を入れていなかったのでしょう。テーブルや押し入れはその当時のままになっているようです。

こういう雰囲気が私は大好きです。
高揚する気持ちを抑えつつ作業を開始。

しかしながら物量の割に時間が経ってもこれといった出会いがありません。

骨董品のような物も殆どなく、
ブランド品はなし。

それでも、およそ2時間ほどの片付け・整理でなんとか必死に段ボール2箱分の品物と三味線を引っ張り出すことができました。

三味線は生前、
お母さまが習っていたとの事。

コンディションも上々で天神も破損しておらず、キズや汚れが目立ったところがありません。この三味線は練習用ではなく、習っていた先生から譲り受けたものだそうです。

この手の楽器は人の血が通った、とても大切な物のひとつの様な気がします。

物に出会い、作られた姿を見る度、それを完成させた多くの人たちの、気概、誇りを感じます。

音楽にそれほど頓着が無い分、私は業者の一人として、この手の品々に正確な評価を出来ないのを悲しく思います。

今日頂いた品々を見てより深く、
人と道具の奥深さを勉強させて頂きました。

今後は楽器に関するアイテムに心血を注ごうと決心した次第です。

新宿区百人町の奥様、
この度はお声がけいただきありがとうございました。

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買取が可能なものは積極的に、一生懸命に買わせて頂きます。

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遺品整理で見つかった掛け軸など骨董品の買取|東京都練馬区石神井町にて不用品の片付け・整理

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昨日まで全く気付いてませんでした、
女子サッカーワールドカップのこと。

ここ最近はあまりテレビを見る機会が少なかったので、インターネットで自分に偏ったニュースを見ていたからかもしれません。

スマホが普及する昨今、情報化時代の過渡期といえど、幅広い視点で情報をチェックしなければこのように流れに乗り損ねることを肌身で感じる一幕。

練馬区石神井町にて遺品整理に伴う骨董品買取

余談はさておき、本日は、当店が配布しているチラシをご覧になったお客様からのご依頼で、練馬区石神井町に来ております。

情報化時代の流れを感じつつも、当店に連絡頂く方の中でチラシの率はまだ高い状況なのは何の因果なのか…。

お伺いしたF様宅は、
矢張築60年以上の戸建て住宅。

石神井池を背景にひっそりとした佇まいは、幾多の時代を乗り越えてきた趣を感じずにはいられません。

「うちの亡くなった兄の自宅を解体することになったの。親戚にもお願いしてそれなりに片付けはしたんだけどね」

そのような事情もあり、室内は殆ど片付けられている状態でした。

本来であれば段ボール箱にして、
およそ40箱ぐらいは有ったそうです

「殆ど持って行ってもらったの、〇〇〇OFFさんに」

「どんな本だったんですか?」

「私は良く分らないけどね、うちのお父さんは学校で美術を教えていたから」

私が来る前に沢山の本があったそうです。

私も本が好きだと、
言おうと思ってやめました。

どの時代になっても、思い出のある物に出会うのは至難の業。こればっかりは全て縁だと割り切るしかありません。

掛け軸の買取査定

「それより、こんな掛け軸は売れるかしら?」

現実に引き戻されて、
私を呼んでいただいた本題に入ります。

最近、掛け軸ほどお値段の提示が難しくなった物はありません。

残念ながら、今日目にした物もその類でした。

共箱(ともばこ)や、識箱(しきばこ)と呼ばれる鑑定書代わりになる箱が揃ってましたが、案の定、シミだらけでした。

多少有名人の作品もありましたが、日焼けやシミがあるとどうしても価値が下がってしまいます。

そのあたりの評価を鑑みて評価をお伝えしたところ、何とか喜んでいただけるお値段だったようで、

「今日は上のウナギが食べれるわ!」

とお喜びのご様子。

喜んで頂いた練馬区石神井町のF様、この度はお声がけいただきありがとうございました。

不用品処分や遺品整理ならお任せ下さい

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胸像・仏像の買取|品川区南大井にて胸像と仏像の買取

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令和5年、買入れ本舗の最初の買取。

「胸像を買ってください。」の依頼を受けて向かった所は、品川区南大井。

すぐ横を通る新幹線の音を聞きながら私は築40年ほどの古いマンションの4階の一部屋に向かいました。

そこで出会ったのがこの胸像と仏像。他に額縁が数点。

その前に出会ったのが、私と同年配に見えた落ち着いた感じのお父様と奥様。

そして私を呼んでくださったのはその息子さんでした。

うちのホームページを見てからの依頼です。

胸像・仏像の買取

お祖父様の胸像でした。銅製のとても立派な胸像でした。立派な台もついています。

しかし、残念なことにこの胸像を美術品とか骨董品で評価してくれる人を探すのは至難の技です。

そこで私は「他に何かありませんか。」と聞いて、出会ったのが写真の仏像でした。

かなり古そうな観音仏。鉄製でした。

今年最初の出会いなので、頑張って買取させていただきました。

 

大切に古美術・骨董品の買取をいたします

買入れ本舗では、このような仏像・胸像含め、あらゆる古美術・骨董品を大切に買い取らせて頂きます。

お電話お待ち申し上げます。

電話番号は、0120-5394-55です。

 

当店の口コミはこちらです

 

古い時代の横手急須など食器をまとめて買取|新宿区西早稲田にて不用品の買取

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灼熱の目白通り…。

炎天、熱、何と形容すればよいのか、とにかく太陽の持つエネルギーの絶大さをフロントガラス越しに感じながら、西早稲田方面へ。

「おたくのホームページを見て、貴方に来てほしいの」

うれしいお言葉です。

混雑するJR高田馬場駅をやっとの思いで抜け、地蔵通りの奥にある閑静な住宅地の中の非常に時代を感じる一戸建ての、T様のお宅へ。

施設入居に伴う不用品の買取

とても良く冷えた麦茶を頂きながら、
お話を伺いました。

「8月の中旬に施設に入居するのよ。あらかじめ不要になった荷物を整理しておきたいと思ってあなたを呼んだのよ」

お話を伺うと御年90歳とのこと。

更に、旦那様が10年前にお亡くなりになり、現在まで一人暮らしをされていたというお話を聞き、大変失礼ながら感心してしまいました。

いくつかの持病の兼ね合いで病院に通ってらっしゃるとの事ですが、とても肌のお綺麗な素敵な奥様。

取敢えず今回は、かなりの数の贈答品などを
お譲り頂くことになりました。

古い時代の横手急須(日本製)を買取査定

ひとつひとつ封を解く私の手元に、
T様の視線。

数にして50点以上の箱を開けさせて頂きました。

残念ながら殆どのアイテムがどのお宅にも有る物ばかりで人様が欲しがるものではありませんでしたが、その中でもキラリと光るアイテムが1点。

古い時代につくられた日本製の横手急須でした。

矢張り、高価な査定が出来る物ではありませんでしたが、なんとなく惹きつけられる雰囲気があったので頂いて帰りました。

全体的な評価に関してはさびしい物が殆どでしたが、T様は心地よく納得して下さいました。

私のワンボックスが、
箱であふれました。

と、同時に私の体からも汗があふれてます(笑)

手入れの行き届いた可愛い庭が印象に残りました。

T様、本日は有難う御座いました。

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