初秋に出会った「ヒロ・ヤマガタ」|杉並区南阿佐ヶ谷にてリトグラフの買取

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「この額に入っている立派な山は?」

広く、良く整理された玄関に掛けられた大きさ10号くらいの額に、晴天に彩られた雄大な山の写真に思わず目を奪われました。

「福島の会津磐梯山なんですよ」

遠い記憶の引き出しから、若いころ友人と一緒に登った記憶がフラッシュバックで蘇りました。あまり良い記憶でなく、足を引きずりながら登ったあの頃(笑)

「亡くなった主人の実家が、福島なんです」

 

杉並区南阿佐ヶ谷でのご依頼

杉並区南阿佐ヶ谷

今日は、9月に入ってすぐお電話を頂いた、南阿佐ヶ谷にお住いのS様宅にお邪魔しました。地下鉄丸ノ内線の「南阿佐ヶ谷駅」から程なくにある閑静な住宅地です。

恐らく築30年は過ぎているであろう立派な木造住宅。

庭にはお手入れが行き届いた植栽が、元気に葉を広げてました。
紅葉前の紅葉かなんかでしょうか。

私の好きなロケーションのひとつです。

随分と長く付き合っている我が愛車を停めて、ドアから降りると石垣の塀にトンボが2匹。
そういえば、ここ最近は夏の暑さから、秋の雰囲気に様変わりした気がします。

時間が経つのは早いものです。

 

インターフォン越しに奥様の声。

落ち着いた、それでいて愛嬌のある声に誘われて、ご自宅へご案内頂きました。

「どうぞお上がりになって。」

中は現代の叡智を駆使した、バリアフリーが行き届いてます。花柄のスリッパに替えると、テーブルの上には一杯の冷たい緑茶が私が待っててくれました。

有りがたい事です。

 

ヒロ・ヤマガタとの出会い

ヒロ・ヤマガタ

アンティークの箪笥は丁重にお断り致しました。着物はタンス一棹から、大島、単衣など、約10着ほど、頂きました。

そして、床の間には古い額に入ってある絵がふたつほど、ひっそりとこちらを見てました。亡くなった旦那さまが、まだ働き盛りのころ、美術好きの友人から購入して大切にしてた物だそうです。

「お父さんの趣味のものだったんだけど、特に場所も取らないんでそのままにしてたんです」

最近ではそんなに売れる物では無いと思ってたそうです。

然し、よく見るとひとつは「ヒロ・ヤマガタ」のリトグラフでした。

ヒロのシルクスクリーン技法を用いた、鮮やかな色で描かれた色合いの絵が、異国にでもいったかのような錯覚を覚えさせます。

日本ではこのような、カラフルな色使いの版画があまりにも有名なんですけど、世界のヒロヤマガタとしては、レーザーやホログラムを使った作品の方が評価が高いんです。

「この絵を見て、お父さんいろんな場所に行きたがってたんです」

旦那様は、生前、足が少し不自由だったそうでどこに行くにも制限があったとのこと。昔TBSかなんかで放送されてた「世界遺産」という番組や、その他旅行関連のテレビが好きだったんだそうです。

 

奮発して、私なりの高額査定

ちなみにこの「ヒロ・ヤマガタ」の作品、一時かなり高価で取引されました。誰でも欲しがりました。

値段によっては、この思い出の詰まった絵を手放しても良いというお話。

先ほど見た会津磐梯山の広大なカットを思いながら、私も目いっぱい、心を広く、奮発してみました。

帰り際の玄関前で奥様の柔和な笑顔、そして「ちょっと雰囲気の飲まれたかな(笑)」という私の心に一抹の不安。

何故か今日、ここで出会ったヒロ・ヤマガタは何を意味してるんでしょうか?もしかするとたまには仕事を休んで、思い切って旅行でも行ってみたら、なんておてんとさんが言ってるのかもしれません。

すぐにはいけなかもしれないので、今日は行きつけの銭湯でも行って富士山でも眺めて一息つこうと思います。

 

そんな初秋の1日でした。

日本人形と花瓶の買取|茅ヶ崎市幸町のお客様宅で不用品の片付け

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じわじわと体力を削られるようなそんな日々が続いた先週水曜日。

最近買い替えたばかりのスマートフォンが鳴りだしました。

売却予定の古い大きな家があるんですよ

いつもごひいき頂いている、某不動産管理会社の方からのご依頼です。

 

茅ヶ崎市にて不用品の片付け作業

午前の国道1号線

夏の終わりを感じさせる国道1号線を、西へと向かいました。

この日の陽気は、真夏の感じから一転、ちょうど秋の始まりを感じさせるような爽やかな風が吹いてます。

向かった場所は茅ヶ崎。

JR茅ヶ崎駅からほどなくの、細い道の入り組んだ住宅街に有る、矢張り、築40年以上は軽く経過しているであろう、木造2階建てのお宅でした。

売却が決まり、ほどなくこの歴史と貫禄のあるご自宅を解体されるんだそうです。

 

花瓶や湯飲み、人形など不用品の片付け

売却物件の不用品片付け

「いらっしゃい、今日は涼しいねえ」

お出迎え頂いたのは、わたくしよりも明らかに先輩と思われる奥様。
目じりの皺が、様々な荒波を乗り切った勲章として私の目に飛び込んできました。

ある程度、不用になったものは整理した、というお部屋にさっそくご案内頂くと、お部屋入った瞬間に私のセンサーが鳴りました。

「おっ、これはもしかすると・・・」

ご高齢の家主様が長い年月で様々な方から頂いであろう贈答品の類達が部屋にあふれております。

そんな期待に胸を躍らせながらの作業となりましたが、一瞬、嬉しがったのもつかの間、買取できるものが殆どないような状況。

「そんな日もあるよ」

なんとなく自分を慰める言葉を小声で呟いてる自分がいました。

その中で恐らく、長年不用であったため、暗い押し入れに収納されていたであろう、今でも、欲しがる人を探すのが難しい、人形、湯呑、花瓶の器達が目につきました。

私も一度下がった気持ちを、なんとか自分なりに盛り上がて、重いのも忘れ、つい車に積み込んでしまいました。

 

しばしの小休憩

その後、作業中に奥様から、お茶とお菓子を頂戴しました。

少し年期の入った有田焼と思われるゴツゴツとした湯飲みに緑茶が一杯。今日は真夏なのに秋のような陽気だったんで嬉しい一杯です。

カステラを頬張りつつ、少しの時間、仕事のことを忘れて奥様としばしの世間談義。

スマートフォンの操作に関しての難しさ、

お互いの息子・娘の話などついつい話し込んでしまいました。

「この家もお父さんがなかなか売ろうとしなくてね」

今回の売却に伴う、確信的な話が奥様から口からポロポロと出始めたころに、わたくしも気を遣わせて頂き、小休憩から片付け作業へと向かわせて頂きました。

 

日本人形と花瓶などの買取

日本人形と花瓶の買取

一通り作業を終えて、買取させて頂いたのは女性型の衣装人形・歌舞伎人形などの日本人形、そして多種多様の花瓶たち。

特に人形に関してはシミ、汚れ、破損などがほぼ無い状態。且つ付属品やケース、外箱なども揃っており少し奮発してお預かりすることになりました。

最初はどうなることやら、と下を向いてしまった私ですが、なんとか納得できるものを引き取らせて頂くことができました。

トータルの作業時間は5時間。

外に出ると、ちょっと日が落ちてるように感じました。まだ、あの秋を思わせる風がさらさらと吹いてます。

改めて国道1号線にのり、車の窓を全開にして吹きすさぶ風邪を顔に受けながら茅ヶ崎の海を後にしました。

 

ご自宅の売却・引っ越しで出た不用品の片付けはお任せ

片付け後

片付け後

買入れ本舗では、ご自宅の売却や引っ越しなどで不要になったものなどの片付け・処分を行っております。

何かございましたらお気軽に連絡下さい。

 

純銀の刻印がなされた銀瓶との遭遇|新宿区市谷台町で茶道具・花器などの買取り

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「自宅を9月中旬に解体する予定なんです・・・」

そんな連絡が丁度お盆が終わりのころ頂戴しました。なんでも近々でご自宅を売却なされるんだとか。

今回はうちのチラシを見て頂いて、その後ホームページをご覧くださりお電話を頂きました。

 

新宿区の市谷台町での引き取り

新宿区市谷台町

お伺いしたのは新宿の市谷台町。
割と久々です。

この市谷台町はいわゆる「曙橋」に位置するんですが、近くに靖国通り、または大きな国道が走っていて、少しづつ都市開発が進んでいる場所でもあります。

今回のお客様同様、あちこちで家の取り壊しが見受けられました。

それでいて、昭和のレトロな街並みも残りつつ、そのバックは巨大なビルディングがそびえたつ、
「旧」と「新」が融合したような感覚が残ってます。

そんな、曙橋駅から歩いておおよそ5分足らずの、築40年は経ってるだろうと思われる木造2階建ての、静かな佇まいのご自宅。

今回はそんなH様からのご依頼でした。

 

畳一面に広がる茶道具や花器

茶道具や花器

「一時の蒸し返すような暑さから、大分落ち着いたわね」

インターフォンを鳴らし、貫禄のある玄関からお出迎え頂いたのは和装の似合いそうな奥様。背筋がピンと立ち、その所作には何かの「道」を感じさせます。

お話をお伺いしていく中で、茶道、そしてお花も趣味で嗜んでいたんだとか。

ご案内頂いた畳の部屋には、既に仕分けされた茶道具・花器たちがまるで私が来るのを待っていたかのようにこちらを見てます。

「その子たち」をしっかりと拝見させて頂きましたが、この手合いは、最近相当の数が無いと、中々ご希望の金額を払えない場合が多いんです。

案の定、保存の状態が若干悪かったようで、ちょっとした傷・割れなどが見受けられましたが私の好きな物が何点か有ります。

 

銀瓶との遭遇

銀瓶

買取できるもの、出来ないモノを識別しているときに、ふとした出会いがありました。

若干黒ずんだオーラのある同箱。わたしのスイッチも一気に切り替わります。

汗ばむ手をふたに当て、ゆっくりと中を覗いてみるとそこには立派な銀瓶が。
裏面を見ると、純銀の刻印がなされており高貴な風情を醸し出してます。

もっとも「銀」という感じではなく、長い間空気に触れることで酸化した黒ずみもまた私好みの品。

奥様にお話を伺うと、亡くなった父上が大事にされたものだとおっしゃってました。ここぞとばかりに「こちらも引き取らせて頂けますか?」とちょっと強気に聞くと、私にお譲り下さるとのこと。

 

私なりに奮発した査定

今回の査定は、この銀瓶の割合が大きく占めました。お代を差し上げると、「こんなにもらえるの?」と、落ち着いた笑みを奥様がこぼされてました。

一連の作業を終えると、奥様がお茶を出して下さりちょっと一息。

お茶を飲みながら、H様のこのご自宅のちょっとした歴史を聞かせて頂きました。

「わたしもこれを期に、再スタートだわね!」

明るく笑う奥様。前向きで一緒にいさせていただくとこちらもポジティブになれそうな、そんな雰囲気をお持ちの方でした。

新しい場所でも、きっと大丈夫なはずです。

 

銀製品の買取はお任せ下さい!

銀瓶の買取

今回のように純銀で作られた銀瓶などの銀製品は、その道に関係している方からもいまだに根強い人気を誇ってます。

買入れ本舗では、東京都内近郊での、銀製品をはじめとする、茶道具・花器の買取に力を入れております。

コンタックス製のカメラとの思わぬ出会い|新宿区中井でカメラ・レンズの買取

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「はあ~、お若くお見受けします」

本日、昨年に新設された「山の日」にお伺いさせて頂いた、新宿区中井にお住いのJ様。

昭和23年のお生まれとのこと。
その肌ツヤは70歳とは思えないくらい、健康そのもの。

わたくしの直感で、恐らくご主人様お一人でお暮らしのご様子です。

 

新宿区中井で生前整理のご依頼

西武新宿線・中井駅

ここ数年で、身内の方、またご友人の方が天国に旅立つ姿を見て、そろそろご自身の身の回りの整理を始めたいと事で、この度お伺いさせて頂くことに。

いわゆる「生前整理」とでも言うんでしょうか。

今回は、ご主人さまの趣味として昔読まれていた古い本の整理をして欲しいというご相談です。

 

古い歴史書や小説など古本の整理からスタート

まずは2階の書斎にご案内頂くと、大分年期の感じる本棚に古い本がぎっしりと詰まっておりました。

好きで見ていたという小説から、カバーがかなり擦り切れている歴史叢書や宗教・哲学書までかなりのボリューム。

正直、私の期待していた古い絵葉書、古い映画パンフ、古い車のパンフレット、紙ものや刷り物はなさそうですが、汗をかきかき、正しく整理のお手伝いをさせて頂きました。

すると、「あんた、カメラも分かるのか?」

との掛け声が。

 

思わぬコンタックス製カメラとの出会い

コンタックス製カメラ

「ちょっと見てみるか」

そんな訳で、リビングにご案内頂くと、威厳の感じられる木製のテーブルの上にクラシカルなカメラが3台。拝見させて頂くと、見慣れたロゴが記載しております。

「CONTAX(コンタックス)」

「Gシリーズ」と言われているタイプを筆頭に「G1」「T2」「T3」と並んでました。
私の好きなアイテムの一つ。

コンタックスGシリーズは、たしか京セラが1994年に最初のモデルを発売したと記憶してます。

2005年まで販売されて交換レンズを主として周辺機器によりシステムを構成するので、ファンの間でも相変わらず根強い人気を誇ってます。

 

ピオゴン・ゾナーなどの付け替えレンズも

ピオゴン・ゾナーなどの付け替えレンズ

「ついでにこのレンズもあるんよ」

そして、カメラボディのその横にはしっかりとメンテナンスをされているであろうレンズが並んでおりました。

ご主人様は交換レンズとして

  • BIOGON(ビオゴン)
  • PLANAR(プラナー)
  • SONNAR(ゾナー)

を愛用されていたそうです。

ビオゴンは広角レンズになり、プラナー・ゾナーは集点レンズ。このレンズを使いこなして、ご主人の好きな自然の風景を何枚も撮影されたんだとか。

正直私も、これだけ綺麗な状態なものを引き取ってよいものかと思ってしまうくらいです。

 

古本の処分とカメラ・レンズをまとめて引き取り

「これ、いいんですか?」

「ええんよ。あんたカメラも詳しそうだし。あと早めに整理したいしさ」

古本の整理が余程気に入ったご様子で、今回はこのカメラとレンズも引き取らせて頂くことに。

私の買取金額も、必然的に奮発する形となりました。

一連の作業が終わった後、リビングでご丁寧にお茶を出して頂き、ご主人さまの写真の話を拝聴させて頂きました。

帰り支度を整え、玄関までお出迎え頂いたとき、真っ赤に染まった夕焼けが辺り一面を赤に染めてました。そんな紺碧の空を、ご主人が見つめていたのが印象的でした。

J様、この度は有難うございました。

買入れ本舗では、古い物、古美術品の買取をさせて頂きながら、皆様の身の回りの整理のお手伝いもして居ります。

不用品の処分中に出会った古銭や「東京オリンピック」の記念貨幣との出会い|東京都文京区にて買取と処分

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今年に入り、スポーツ界ではいわゆる

「パイオニアの引退」が相次いでます。

最近だと、フィギュアスケートの浅田真央ちゃん、女子ゴルフの宮里藍選手なんかがあまりにも有名ですよね。

わたし、どちらの選手も好きなんです。

だって引退会見なんか見ていても、スポーツマンシップに溢れていて、それでいて潔い。引退に至った経緯を責任にもせず、単純に力不足と言い切る姿勢に、ちょっとした「武士道」の精神を垣間見えたような。

だめですね、年を重ねるとこんなことでも涙もろくなる(笑)

いずれにしても瞳を閉じれば、両選手ともにピークを迎えてた頃のハイライトが鮮明に思い出す事が出来る稀有な存在。

これからも彼女たちをテレビで見ればその頃の思い出が蘇るんでしょう。

 

それは人間だけでなくて物でもそうです。
今日、そう思わせてくれる懐かさにあふれた出会いがあったんです。


遺品整理に伴う不用品処分の依頼

そんな出会いのきっかけは、先週の土曜日の夕方。

この時期特有の鮮明な青空から、地平線に日が落ちかけた何とも言えない「色合い」を眺めているときに、携帯が鳴りました。

「亡くなった祖父の、遺品の片づけをお願いしたい」

そんな内容の電話でした。

少し急がれているような、なんとなくそような印象。なんでも、お電話いただいた方の祖父が最近お亡くなりになり、遺品の整理・片付け中なんだとか。

物量もかなりあるとお見受けしました。

というのも整理をされてからすでに2週間が経過してるとのこと。そうなんです、遺品物の整理・片付けは少なからずとも「感情・思い入れ」が介入してくるんです。

過去にも数多くのこのような案件を見てきましたが、ほとんどの方がこのような状態になります。わたしたちは、そのような方と一緒に仕事するときは

「単なる片付けではなく、故人と向き合いながら心も整理する」

そんな意識を持ちながらこれまでお手伝いしてきました。


アジサイが咲く、小石川での作業

アジサイの花

場所は、文京区の小石川。

白山通りから丸の内線の「後楽園駅」方面に向かい、お目当てのお客様宅へ。

目の前に「善光寺」というお寺さんがひっそりとあります。黒い喪服を着てるご家族が歩いてましたが、おそらく法事でしょうか。お子様が着慣れない服を着て、兄弟とじゃれあってます。

そんな様子を見ながら、カーナビが示す目的地にたどり着きました。

お庭には綺麗なアジサイの花が「どうだ」言わんばかりに咲き乱れてます。

 

「先日はお電話でありがとうございました」

お電話での声とのギャップに驚きました。お付いた雰囲気の声だったので、40代くらいかなと思っていたんですが、まだ30代で亡くなった方のお孫さんでした。

買入本舗のことはチラシを見て知ったそうです。

さっそく、お部屋にご案内頂き、亡くなったおじいさまのお部屋へ案内頂きました。

畳の和室。

遺品整理

畳の、あの独特の香りが鼻いっぱいに広がり、なんとなく懐かしいような。そんな感情に見舞われました。お部屋は段ボール箱などがおいてあり、おっしゃっていた通り作業の途中のようです。

「押し入れや、タンスなんかはまだ手を入れてないんです」

そんなお話を聞きながら、まずは途中で止まっていた段ボールを拝見させて頂きました。よく要領をわきまえており、処分するものと、また今後残していく判別がしっかりと出来てました。


昭和の古銭と記念貨幣との遭遇

東京オリンピック記念貨幣東京オリンピック記念貨幣

作業の中盤に差し掛かり、押し入れの中を整理していたとき、クッキーなどお菓子を入れるアルミ箱がひっそりと置いてあります。
持ち上げると、クッキーのそれとはまったく異なる重さ。

「ジャリ、ジャリ」

おもむろにその箱を持ち上げたときに、こんな音がしました。直観的にコインか何かかと思い蓋を開けてみると、綺麗に分別されたコインが現れました。

「昭和の古銭」、
そしてひと際目立っていたのが東京オリンピックの記念貨幣。

見た瞬間に、パッと記憶がよみがえりました。
幼少のとき、開会式をみて衝撃を受けたあのパレードが、鮮明に。記憶のフラッシュバックにより手が止まってました。

なにより、驚いたのは保管状態。

おじいさまがかなり大事になさってたんでしょう。コンディション的にも過去最高クラスの状態とお見受けしました。

古銭そのものの価値と、記念硬貨のプレミアもあるのでかなりの価値があります。

特に、記念貨幣は、日本で初の記念硬貨となった第18回夏季オリンピック東京大会のコイン。

初の民間委託による製造や初の1000円銀貨の発行など、初づくしのこの記念コインはその後の貨幣収集ブームのきっかけともなり、1000円銀貨は一時期2万円を超える高値にまでなるという人気相場をつくったんです

日本の経済発展の象徴といえる歴史的価値の高い硬貨。

この出会いは、わたし個人の2020年の東京オリンピックへの架け橋なんでしょうか(笑)そんな運命的な出会いもありましたが、メインは遺品の整理。


想いでの品を買取させて頂きました。

昭和の古銭

作業も順調に進み、無事おじいさまの部屋を片付けることができました。

そして、あの古銭と記念貨幣はというと。

おじいさまの想いでの品ではあるんでけど、残しておいても‥とのことで今回わたくしの方で買取らせて頂きました。

「おじいさまの、オリンピックの記憶、大切に預からせて頂きます」

お礼をして頭を下げたとき、額から汗がしたたりました。
それを見たお孫さんがタオルをくださいました。

「いえ、助かりました。誰かに背中を押してもらわないとたぶん進まなかったと思うんで」

そんな感謝の言葉を頂き、お客様のお宅を出ると、先ほどのアジサイがこちらを見てました。

わたしが、浅田真央ちゃん、宮里藍ちゃん、そして今日であった記念貨幣を見たときに思い出が蘇るように、この花をみて何かの想いでがよみがえる方もいるんでしょうね。

「物より思い出」

そんな言葉が一時はやりましたが、はたしてそうなんでしょうかね。
物にだって思い出はいっぱりありますよ。

わたしの中で、2017年6月12日も良き思い出となりました。
K様、この度は買入本舗をご用命頂いたこと、感謝申し上げます。

文京区大塚の買取。13代柿右衛門の酒器セット

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文京区大塚の買取

「失礼ですけど、戦後ですよね?」

「そう。ギリギリねっ」

勇気を出して尋ねてみました。今日のお客様、文京区大塚にお住いのA様。恐らく、お一人暮らしのご様子。                                                                                                                                                                           昭和20年11月のお生まれだそうです。まさしくギリギリの戦後生まれの方でした。

そろそろ、身の回りの整理を始めたいと言う事で、本の整理をして欲しいとの事。                                   美術全集、土門拳の写真集、その他、女性の細腕には荷が重い、昔流行ったハードカバーがかなりの量。正直私も、到底欲しいとは言えそうもない品物達です。正しく整理のお手伝いです。

マンションの10階、女性一人ではかなりしんどい作業です。

私の額に薄っすらと汗が滲み始めた頃、「ついでにこれもお願いします。」

13代柿右衛門の買取

テーブルの上に目をやると見慣れた桐の箱が5つ、6つ。13代柿右衛門の箱書があります。数の多いシリーズですが、私の好きなアイテムです。

13代柿右衛門

13代柿右衛門

13代柿右衛門

13代柿右衛門

ついでに食器棚の中のもいいわよと言われて、オークラのカップソーサー、源右衛門の小鉢、バカラのロックグラスなどを頂く事になりました。

「頂いて行っちゃって、いいんですか?」

「もういいのよ。何となく。早めに整理しようと思って。」

重い本の整理が余程気に入ったご様子で、私の買取金額も、手でさえぎりながら、「そんなにいらないから」との事でした。

帰りの車、本の重さでタイヤが泣いてました。何と無く秋模様の今日の大塚の買取でした。文京区大塚のA様、有難うございました。

買入れ本舗では、古い物、古美術品の買取をさせて頂きながら、皆様の身の回りの整理のお手伝いもして居ります。                                                                                                                                                           どうぞお気軽にお電話下さい。➿0120-5394-55

 

豊島区千早でのバービー人形との出会い

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バービー人形との出会い

薄暗い押入れの奥、鼠にかじられた後のある古いダンボール箱を開けると、昔懐かしい古い鉛筆の山の中から、昭和43年の日付の有る赤茶けた古新聞に無造作に包まれた小さな人形が現れました。     幸い、鼠にかじられた後もなく、当時、包まれたままの姿で現れた、一体のバービー人形。

目と目が合った瞬間、一瞬、嬉しそうに見えました。

当方、この手のモノには、知識が不足してますが、古い物には間違い無さそうです。                           この手の人形が生まれたのは1960年前後との事。                                                                                            相当な歳にもかかわらず、なんとなくレトロな雰囲気の金髪の美しい一人のお姉様に出会うことが出来ました。

バービー人形

バービー人形

前回紹介の豊島区千早のガラクタ整理でのひとコマです。欲しがる人が少なくないアイテムです。

ささやかな出会いですが、私達は、こいうところでのこういう出会いが嫌いではありません。

古い物 古道具へのこだわり

買入れ本舗では、様々なガラクタの整理に精を出しております。ガラクタだからと言って無闇に全てを軽々しく捨てたりはしません。どんな物でも、人が欲しがるアイテム、後世に残す物達を、大切に扱います。

僅かですが、ゴミの減量、資源の保護、文化の保護継承に尽力して居ります。

古い物、古道具で、価値あるものは、一生懸命買わさせて頂きます。

古い物、古道具、ガラクタでいお困りの時は是非お声を掛けて下さい。

お電話お待ち致します。➿ 0120-5394-55

ガラクタ整理の終了。

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ガラクタ整理が終わりました。

豊島区千早のガラクタ整理が終了しました。

延べ4日、15人工、2トン車にして、6台ほどの、いわゆるガラクタの整理処分作業でした。

ご依頼人様のお口から、お宝は無いからねと念を押された通り、古い家具、洋服、着物、書籍、食器類の整理に明け暮れた3日間でした。

写真は整理前と整理後の様子です。整理後に来られた、不動産の担当様から、お褒めの言葉を頂きました。

生理前

生理前その1

整理後

整理後その1

ガラクタ整理

ガラクタ整理その2

ガラクタ整理その2

ガラクタ整理その2

当店の得意技

当店、買入れ本舗では、今回の様な大掛かりな、ガラクタ整理、不用品処分作業に精通しております。

少量の、不用品、ガラクタ整理から、大掛かりな整理処分まで、安心してお任せ下さい。

多くの経験に裏打ちされた、適確な作業と、リサイクル、リユースの視点での安心の価格のご提示に自信があります。

お電話お待ち致します。➿ 0120-5394-55

ガラクタの中から見つかった可愛い物が何点か有りましたので、次回のご紹介で。

さらに読む

相変わらずのガラクタ整理。諏訪蘇山との出会い。

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豊島区でのガラクタ整理

相変わらずのガラクタ整理に追われてます。

かなりの量が有ります。

ご依頼の方からは、「何も無いよ!ガラクタだらけだよ!」「もし、欲しいのが有れば、自由にして下さい。」と言うご依頼を受け、写真のような、長年放置された、まさしくガラクタの山との戦いが始まりました。時間は3日、2トン車で6台ほどの、ガラクタの処分作業です。

シャッターを開けて二日目の今日、小雨の中の必死の作業。
人数は5人。
暑さが無くて助かりました。
然し、何年も放りっぱなしにされた、箪笥洋服、本、書籍類からは目に見えぬ不気味な埃の攻撃。

諏訪蘇山の香炉との出会い
その中で今日の獲物が一つ。
埃とネズミのふんにまみれた壊れかけた天袋の奥から、小さな桐箱。
埃をどけて、蓋を開けると、中から現れたのは、青磁の小さな香炉。

第2代諏訪蘇山

諏訪蘇山の香炉

箱には「蘇山」の銘。かなり薄い落款でしたが、2代目諏訪蘇山の作品とお見受けしました。

知らぬ間に時刻は4時を過ぎ、あたりはあいにくの天気でまさしく夕闇が間近。

取り敢えず、今日会えたのは、蘇山が一つ。
諏訪蘇山の青磁の香炉。

時間の経過、置かれていた条件からはかなりの美品でした。

ご依頼主様に感謝です。

明日また、希望を持って、ガラクタの山に挑みます。

お得意様の不動産会社から依頼された、お店の近く、豊島区千早3丁目でのガラクタ整理の一こまでした。

買入れ本舗は、あらゆるガラクタ、古い物の整理、買取に積極的に取り組んでおります。

ガラクタが思わぬ収入に。
お電話お待ちいたします。0120-5394-55

練馬区の遺品整理で出会ったアルミケース、ゼロハリバートンとリモワでした。

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この処の暑さのせいでしょうか?
この処、所謂、遺品の整理の場面が増えて居ります。

練馬区の遺品整理

練馬区栄町、西武池袋線、江古田の駅から少し離れた静かな街並みの中の、何処にでもあるような木造アパートの一室。
玄関口、ドアの前に空き地があり、そこに夥しい数の廃品の山。
見ると、まだ使えそうなアルミケースやら、革製のカメラバッグとかが無造作に山積みになってます。
依頼のお電話は「絵画とか骨董品が有るんですけど。」
お電話主の、50歳前後のふくよかな女性が、カバンの山の前で私を出迎えてくださいました。
取り敢えず、
「あのー、絵とか骨董品とかがあると聞いて伺ったんですけど。」
そこで出されたのが、ラッセンのリトグラフと、どうにも評価の難しい、九谷の花瓶が一つ。
丁重にお断りして、事情を伺うと、何となく、身近な人が亡くなって、遺されたものを、整理なさってるとの事。
一通りお話を伺った後、遺された品々を拝見致しました。
こういう場合、先ず、どういう処に頼んだら良いものか、一般の方々は、その知識が殆どありません。
私の処は広告が上手くありません。
声を大にして言いたいと思いました。
ふくよかな顔の、S様の口から溢れる言葉に接して。
表の廃品の山の中に、ギターのケースが見えます。
聴いてみました。
ギターは、どうなさったのか?
ネットで出会った業者に譲ってしまったとの事でした。
ギブソンとマーチンが有ったそうです。
「かなりの金額でしたでしょう?」
「無料でした。」
「えーーっ、それは無いでしょう」
古すぎて、無料ならと言うことで、見知らぬ業者に渡ってしまいました。
私を是非最初に呼んでください。お願いです。
ギターのケース、カメラのケース、釣竿、ゴルフクラブ、古いアンプ、スピーカー、アルミのケース等が今にも捨てられそうに、野積みにされてました。
粗大ゴミで捨てちゃうそうです。
亡くなった方は恐らく、Sさまの兄上の様です。
亡くなられた理由は分かりませんが、かなり、多芸、多趣味の方の様です。
ここに出された物が全て、粗大ゴミ扱いされてしまうのは、生前の兄上に対して余りにも無情です。

S様の了解の元、私は粗大ゴミの山にむしゃぶりつきました。
粗大ゴミでこの世から消え去るであろうもの達をかなり助け出しました。
途中から、近くに居たうちのスタッフY君と猛暑の中、汗だくの2時間でした。
その中から助け出したのが、このゼロハリバートンとリモワのアルミケースでした。

リモワのアルミケース

リモワのアルミケース

かなり古い物でしたが、役目を終わるには早すぎます。
未だ未だ、これから、十分、活躍が出来そうです。
結局、私が帰る頃には、粗大ゴミの山は、半分ほどに減ってました。
お金を払って処分すべき物を半減しさらに私は、幾らかのお代を、S様の両手の上に置いて帰りました。
S様が喜んで下さったのは当然ですが、様々なケースに立ち向かった時、どんな業者に頼むかは非常に重要なポイントです。

当店のモットー

買入れ本舗は自信を持って声を大にしたいと思います。
当店は、広告も上手くなく、大規模企業では有りませんが、今回のS様の様な場合を始め、あらゆる物の処分、買取の場合は、先ず、お声を掛けてください。

必ず満足して頂ける自信があります。

帰り際、S様の笑顔に感謝致しました。

空で出会ったゼロハリバートンとリモワ、消えた中身が気になります。

当店はそんなお店です。